２頭のスジグロシロチョウが絡むように飛んでいたが、
そのうち１頭が落ち葉のあたりに止まった。
すると直ぐにもう１頭がやってきて絡む。
止まっているのは雌で、近づいてバタバタしているのは交尾したい雄だ。
雌が腹部の先端を立てて交尾拒否しているが雄は簡単にはあきらめない。
「ねえねえお願い」と何度もアピール・アタックしてくるが雌の態度は変わらない。
そんな観察をしているとトンボらしきものがふわっと飛んだ。
少し高いところの木の葉の上に止まった。
しばらくするとふっと飛んでしまってはっきりとした姿は捉えきれなかった。
やや薄い色の少し弱々しいトンボのように見えたが、
もしかしたら羽化して間もないヤマサナエあたりだったかもしれない。
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