扶桑社から出版されている立川談春著の赤めだか。2008年の作品です。
談春の家元談志師匠入門から真打ち昇進までの青春記です。中は談志師匠との師弟愛でいっぱい。それとともに、前座仲間の談秋、談々、関西、志らくとの交友録、前座としての修業記もまた楽しい。
一番良かったのは真打ちトライアルのくだりあたり。志らくに抜かれたときに、小朝、橘家文左衛門が家元を訪ねた前後の話。真打ちトライアルの最初のゲストは談志で、その前で包丁を演じたこと。米朝師匠に除夜の鐘の稽古をつけてもらった時の話。そして、小さん師匠にゲストをお願いしたときの諸々のことと小さん・談志の関係と、読ませました。
とにかく、青春期として、面白さ、感動はどくとるマンボウか赤めだかかという作品でした。
談春の家元談志師匠入門から真打ち昇進までの青春記です。中は談志師匠との師弟愛でいっぱい。それとともに、前座仲間の談秋、談々、関西、志らくとの交友録、前座としての修業記もまた楽しい。
一番良かったのは真打ちトライアルのくだりあたり。志らくに抜かれたときに、小朝、橘家文左衛門が家元を訪ねた前後の話。真打ちトライアルの最初のゲストは談志で、その前で包丁を演じたこと。米朝師匠に除夜の鐘の稽古をつけてもらった時の話。そして、小さん師匠にゲストをお願いしたときの諸々のことと小さん・談志の関係と、読ませました。
とにかく、青春期として、面白さ、感動はどくとるマンボウか赤めだかかという作品でした。