25日の土曜日の夜は新橋演舞場・中村勘九郎襲名披露二月大歌舞伎夜の部へ。
◇ 御存鈴ケ森
・幡随院長兵衛:吉右衛門
・白井権八:勘三郎
~勘三郎の権八が出ると舞台の雰囲気が明るく。そして、立ち回りは楽しく。更に吉右衛門の長兵衛が出てくると、長兵衛の大きさ、親分肌の雰囲気がいい。そして、二人のやりとりもいいなぁ。
◇ 口上
勘九郎襲名披露口上。まずは勘三郎が勘九郎歴代の紹介などを。また、勘九郎が吉右衛門、仁左衛門、三津五郎などに教わり、先代勘三郎や自分にない役を学んでいると。更に、岳父芝翫が同席していないのは残念だが、橋之助が芝翫の鬘を付けていると。
続いては我當が礼儀正しい青年で期待しているみたいに。三津五郎は同級生の勘三郎が大きくした名を息子の勘太郎が受け継ぎ良かったと。また、跡継ぎも作り、立派と。芸の伝承とお城の話を絡めてしゃべっていたかな。弥十郎は勘太郎に弥十郎おじさんと呼ばれていたが何かあるとじじぃ!と言われた。今までは勘太郎!と呼びつけていたが、勘九郎!とは言えるかなと。芝雀に続き秀太郎は春興鏡獅子の思い出を。吉右衛門は結構普通の挨拶。
仁左衛門はウルトラマンのおじちゃんと呼ばれていたと。そして、先代勘三郎と芝翫が期待していた襲名の実現が嬉しく、勘三郎が元気になったことが嬉しく、小山三が元気になり、春興鏡獅子に出ていることが嬉しく、あと一つ、何だっけ…。東蔵に続き、扇雀は舞台をよく一緒にしており嬉しいと。錦之助、福助が続き、橋之助は中村屋一門と本当にいい関係だなあと思わせ、七之助はいつも兄と一緒にやってきて、いい兄と。そして、勘太郎改め勘九郎の挨拶。締めは勘三郎。
どこかの劇評にあったが新勘九郎が本当に皆に愛されている雰囲気が伝わる口上でした。
◇新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子
・小姓弥生後に獅子の精:勘太郎改め勘九郎
・老女飛鳥井:小山三
・後見:七之助
~勘九郎の獅子は力いっぱい演じ、見ていて気持ち良く。後見で七之助が控えているのは、兄弟の仲の良さも感じいい。そして中村屋三代に仕える小山三が勘九郎を引っ張ってくる様もいい。ここが拍手は最高に。
◇ぢいさんばあさん
・美濃部伊織:三津五郎
・弟宮重久右衛門:扇雀
・宮重久弥:巳之助
・妻きく:新吾
・下島甚右衛門:橋之助
・伊織妻るん:福助
~中村屋一門は出ないが、中村屋の芝居に頻繁に出演する俳優達によるお芝居になりました。三津五郎の伊織が鼻をさわる仕草や終盤の37年ぶりの再会を巡る老夫婦の落ち着かない様、再会後のお互いの愛情の深さが見せどころのお芝居をそつなく上演していました。
鈴ケ森と口上の絵です。
春興鏡獅子とぢいさんばあさんの絵です。
◇ 御存鈴ケ森
・幡随院長兵衛:吉右衛門
・白井権八:勘三郎
~勘三郎の権八が出ると舞台の雰囲気が明るく。そして、立ち回りは楽しく。更に吉右衛門の長兵衛が出てくると、長兵衛の大きさ、親分肌の雰囲気がいい。そして、二人のやりとりもいいなぁ。
◇ 口上
勘九郎襲名披露口上。まずは勘三郎が勘九郎歴代の紹介などを。また、勘九郎が吉右衛門、仁左衛門、三津五郎などに教わり、先代勘三郎や自分にない役を学んでいると。更に、岳父芝翫が同席していないのは残念だが、橋之助が芝翫の鬘を付けていると。
続いては我當が礼儀正しい青年で期待しているみたいに。三津五郎は同級生の勘三郎が大きくした名を息子の勘太郎が受け継ぎ良かったと。また、跡継ぎも作り、立派と。芸の伝承とお城の話を絡めてしゃべっていたかな。弥十郎は勘太郎に弥十郎おじさんと呼ばれていたが何かあるとじじぃ!と言われた。今までは勘太郎!と呼びつけていたが、勘九郎!とは言えるかなと。芝雀に続き秀太郎は春興鏡獅子の思い出を。吉右衛門は結構普通の挨拶。
仁左衛門はウルトラマンのおじちゃんと呼ばれていたと。そして、先代勘三郎と芝翫が期待していた襲名の実現が嬉しく、勘三郎が元気になったことが嬉しく、小山三が元気になり、春興鏡獅子に出ていることが嬉しく、あと一つ、何だっけ…。東蔵に続き、扇雀は舞台をよく一緒にしており嬉しいと。錦之助、福助が続き、橋之助は中村屋一門と本当にいい関係だなあと思わせ、七之助はいつも兄と一緒にやってきて、いい兄と。そして、勘太郎改め勘九郎の挨拶。締めは勘三郎。
どこかの劇評にあったが新勘九郎が本当に皆に愛されている雰囲気が伝わる口上でした。
◇新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子
・小姓弥生後に獅子の精:勘太郎改め勘九郎
・老女飛鳥井:小山三
・後見:七之助
~勘九郎の獅子は力いっぱい演じ、見ていて気持ち良く。後見で七之助が控えているのは、兄弟の仲の良さも感じいい。そして中村屋三代に仕える小山三が勘九郎を引っ張ってくる様もいい。ここが拍手は最高に。
◇ぢいさんばあさん
・美濃部伊織:三津五郎
・弟宮重久右衛門:扇雀
・宮重久弥:巳之助
・妻きく:新吾
・下島甚右衛門:橋之助
・伊織妻るん:福助
~中村屋一門は出ないが、中村屋の芝居に頻繁に出演する俳優達によるお芝居になりました。三津五郎の伊織が鼻をさわる仕草や終盤の37年ぶりの再会を巡る老夫婦の落ち着かない様、再会後のお互いの愛情の深さが見せどころのお芝居をそつなく上演していました。
鈴ケ森と口上の絵です。
春興鏡獅子とぢいさんばあさんの絵です。