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てのひらに太陽を

生涯、元気ハツラツOld Boy’s
70歳現役を目指し!
日々の気付きと思いと書き綴りたい
そんな気持ちのブログ

トインビー「国滅ぶときの指導者」(安岡正篤の講義テープより)

2011年04月01日 05時35分11秒 | Weblog


   東北震災後、私は安岡正篤先生の
   若い頃の本を手に取るようになった
   「東洋的志学」「童心残筆」

   そして、会社の行き帰りに先生のテープを
   聴くようになった
   
   このテープはがんで亡くなられた大成会で
   一緒だった道友の鈴木さんが「是非、脇田さんに!」と
   土浦の自宅の書庫にあったものだそうだ
   「息子が興味ないから、ゴミになるような気がしてね~」
   それを思っていたら私の顔が浮かんだといわれていた・・・
   今となっては「鈴木さんの遺品」となった

   きのう「暁の鐘」を聴いていたらトインビーの話

   国が滅ぶときの指導者像

   1.指導者が次第に創造力を失って
     無為無能になって国民のために
     責務を尽す能力を失うこと

   2.多数の民衆がその少数の支配者
     指導者に対する尊敬や信頼を失うこと

   3.そして民衆が指導者に対して
     「軽蔑・反感」を持ち、反乱し
     社会の秩序が乱れ混乱に陥る

   なんと今の宰相やその取巻きの指導者を
   そのまま連想できる・・・
   (トインビーの大著「歴史の研究」より)

     歴史は例証なる哲学

   国民が「この人の言うことなら!」
   そういう指導者を今ほしい!!