庭の菊は咲かずとも・・・
菊月には、どうしても『着せ綿』を作りたくなります。
そこで綺麗な橙色の完熟梅餡の菊に
9/11
真っ白なゆり根餡の綿を着せて、
9/11
今年はこんな『着せ綿』ができあがりました。
9/10
点茶盤でのお稽古では、
前回のリベンジで名水点を
七種の蓋置の一つ『一閑人蓋置(いっかんじん ふたおき)』
を使いました。

この蓋置は、井筒形の側に井戸を覗き込むような姿の人形が
ついた蓋置です。
一閑人蓋置は、一看人、一漢人とも書き、
井看人(せいかんじん)、井戸覗(いどのぞき)、さらに
惻隠蓋置(そくいんのふたおき)ともいうそうです。
「惻隠蓋置」は、人形を井戸に落ちそうな子供に見立て、
『孟子』公孫丑上の
「今人乍見孺子將入於井、皆有怵惕惻隱之心」
読み”今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、
皆な怵惕惻隠の心あり”と
にかけて洒落たものだそうです。
菊月には、どうしても『着せ綿』を作りたくなります。
そこで綺麗な橙色の完熟梅餡の菊に


真っ白なゆり根餡の綿を着せて、


今年はこんな『着せ綿』ができあがりました。


点茶盤でのお稽古では、
前回のリベンジで名水点を
七種の蓋置の一つ『一閑人蓋置(いっかんじん ふたおき)』
を使いました。


この蓋置は、井筒形の側に井戸を覗き込むような姿の人形が
ついた蓋置です。
一閑人蓋置は、一看人、一漢人とも書き、
井看人(せいかんじん)、井戸覗(いどのぞき)、さらに
惻隠蓋置(そくいんのふたおき)ともいうそうです。
「惻隠蓋置」は、人形を井戸に落ちそうな子供に見立て、
『孟子』公孫丑上の
「今人乍見孺子將入於井、皆有怵惕惻隱之心」
読み”今、人の乍ち孺子の将に井に入らんとするを見れば、
皆な怵惕惻隠の心あり”と
にかけて洒落たものだそうです。