気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

中秋の名月のお稽古は

2018-09-25 17:06:05 | お稽古
24日は中秋の名月、この日の夜明け、遠くに雲海も望め、
朝焼けが始まると、秋のからっとした良いお天気になりました。
5時半

前日、明日は久しぶりのOFFでなにをしようかな?
と考えていましたところに、
三か月ぶりの方から、お稽古の依頼がラインで、
”今日、初孫のお宮参りが終わり
 娘達も帰っていってほっとしたところで
 随分行けなかったお茶の稽古、
 明日伺ってもよろしいですか”と
嬉しいことに、明日の予定が埋まりました。

最後にお会いした時は、体調がとっても悪そうでしたので
今日のお稽古にきていただけて、私にとっても嬉しい限り
確か前回は風炉運びで薄茶のお点前でしたので、
今回は、更好棚で薄茶のお稽古にしましょうと準備を。
 

お軸は、大道和尚の筆で「山岡鉄舟」のお歌の一部、
晴れてよし 曇ってもよし 不二の山』と
 
 
続いて『元の姿は 変わりざりけり』と詠まれます。
山岡鉄舟は、幕末から明治時代の幕臣、政治家、思想家。
剣・禅・書の達人としても知られ、
幕臣として江戸無血開城にも関わり、
先の9月24日が命日だった西郷隆盛のたっての依頼により、
明治天皇に仕え、その頃に詠まれた歌だそうですが・・・

西郷隆盛をもってして山岡鉄舟を称して
「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、
 そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と

鉄舟にとって、この歌はなかなか深い意味がありそうですね。

 

今日は、中秋、昨日はお彼岸、お菓子は、お萩と月兎
お月様を思い浮かべながらの稽古になりました。