気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

重陽の節句に

2018-09-10 20:47:10 | お稽古
昨日は、重陽の節句
大先生のお稽古の日でした。
朝から菊の絵の入った単衣に
菊の帯を締めて気合を入れてお稽古に
今日は、『法磨之式』『香付花月之式』が稽古課題
香は『萩の露』にしましょうと皆さんと示し合わせましたが、
今思えば、せっかくの重陽『菊の露』がよかったのではと・・・
『香付花月』では四畳半に移って聞香の後、薄茶三服点てその間に
香銘を読み込んだ歌(和歌、短歌、俳句)を作り
薄茶が終わると亭主は、文台を持ち出して記録紙の書式を書き
その後全員で記録紙に歌を認め、最後に折据を回し夏~秋は『月』が
冬~春は『花』に当たった人が記録紙をいただけるという式です。
私も恥ずかしながら短歌を作っていきましたが、残念な事に私は、
『法磨之式』に(内心喜んでいますが)参加させていただき
作った短歌は、日の目を見ずゴミ箱に・・・

ところでこの日はまだまだ、庭の菊は蕾らしきものもなく
例年のごとく菊の節句とは思えません
やはり日本の四季は旧暦でいくとピッタリと合うように思います
旧暦で今年の重陽は、10月17日です。
その頃には菊も咲き『着せ綿』で身を清める事もできそうです