気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

雷乃収声の日の「長緒の紐結び」

2018-09-24 13:42:41 | お稽古
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、
秋の気候へと変わっていきますね。

秋分初候『雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)』は
22日~27日頃にあたります。
夏の雷が収まる頃、入道雲から空にはもろもろとした鱗雲が・・
中秋の名月は今日、夕方から崩れそう、昨晩の月は鱗雲の中に。
9/23午後9時

本当に、この頃は鱗雲が、
息が詰まりそうになるくらいぴったりとやってきます。
72候って、奈良の気候にしっくりあうように創られたかのよう
いえいえ奈良だけではないのかも・・・。

22日も朝から自宅稽古で、
 

大海茶入れ、紐結びに四苦八苦されておりましたが、


随分、板についてこられましたので、
来月は10月神無月で、季節的に茶箱の『月』と言いたいところ、
ちょっとややこしいので、茶箱の『雪』のお稽古をして『長緒結び』
ワンランクアップしましょうね。

そして「中置」になります。ああ簀戸も障子に入れ替え・・・
なんだかバタバタした気持ちになってきました。

玄関のしつらえの虫籠。


虫達も地上での最後のオ-ケストラを謳歌していますが、
お彼岸が終わればすぐそこに、
秋分・次候は『蟿虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)
冬ごもりの支度を始めなくてはなりません。

虫達もせわしなく、忙しく歩く私の手にも蚊が・・・
この夏の酷暑でじっとしていた蚊も、
必死に次の世代へバトンタッチしているのでしょう。
でもかゆーーーい。