高知市は、高知城の南側にある「丸の内緑地」の再整備事業をすすめています(2022年度完成予定)。イメージ図にあるように芝生広場、花壇、カラー舗装、の通路橋の架け替え※などが主な内容です。岡﨑市長は「周辺には藤並公園もあり、西敷地は公園にはしない。中心市街地に3つも公園はいらない」とたびたび発言しています。丸の内緑地整備は、西敷地を広場にしてほしいという市民の声におされたアリバイ作りではないかとの憶測も呼んでいます。
※橋脚が木材で腐食のおそれがあり、現在は車両の通行が禁止されています。高知城への避難路としても活用できるようH29年9月議会の質問で架け替えを求めていたものです。(下記参照ください)
(細木)
中心市街地で災害が発生した場合,緊急避難場所の一つでもある高知城への避難路,避難経路確保として現在追手門や北側からの経路が指定されていますが,複数の経路が確保されなければなりません。
高知城歴史博物館の前,丸の内緑地への堀を渡る木製の橋がありますが,老朽化をしています。昭和51年架橋と聞いていますが,避難経路として指定されておらず,現在車両通行も禁止をされています。お城の清掃業務やイベント開催時にも支障を来しているとのことです。
丸の内緑地への木製架橋のかけかえを早急に求めるものですが,改修計画について伺います。
(門吉都市建設部長)
丸の内緑地への木製橋は,丸の地緑地が開設されました昭和50年当時に架橋されたものであることから,安全面を配慮し,現在清掃車両等の通行を禁止している状況でございます。
この木製橋を出入り口とする丸の内緑地は,さきの6月議会でもお答えをいたしましたが,藤並公園とあわせまして中心市街地の西エリアにあるオープンスペースとしてにぎわいの創出などに一層有効に活用できるよう,イベント等が開催できる広場の整備や,安らぎや潤いを提供する芝生部分の拡大などの検討を行っていくこととしております。
木製橋につきましても,景観に十分な配慮をしつつ,車両の乗り入れが可能となるよう,耐久性や耐震性等を備えるとともに,避難路としても活用できるよう丸の内緑地や藤並公園の一体的な整備計画の中で検討してまいりたいと考えております。