こんにちは!高知県議・細木りょうです。

2023年高知県議選で初当選(日本共産党公認)
携帯090-8972-1478

「KYT(危険予知トレーニング)について」 2016年度第3回高知市防災士連絡協議会定例会

2017-01-17 12:01:35 | 日記

 阪神淡路大震災から今日で22年目を迎えました。改めてお亡くなりになられた方に心からのご冥福をお祈りいたします。
 当時、病院職員だった私は免許取立てでしたが、初めてでこぼこだらけの高速道路を運転し、現地の協力関係の病院スタッフといっしょにボランティア活動に参加しました。寒い体育館で避難されている方にお薬やマスクをお渡ししたことを思い出します。現地では復興住宅からの退去を求められ、高齢者の方を中心に不安な毎日を送られている方も多くいます。政治の力でなんとかしなければと思います。
 
 16日、高知市防災士連絡協議会で「KYT(危険予知トレーニング)について」講演が行われました。協議会ではこのような学習会を定期的に開催しています。今回は細木病院在宅部長の廣井三紀さんを講師に、危険=K、予知=Y、トレーニング=Tの手法を用いて、危険要因を予測し、的確に回避する行動を身につける訓練を行いました。
 高知版防災KYTの例題として、「高知の夜の街中で突然強い地震が発生」、「地震発生後の避難」、「高齢の親と避難所での生活をする事になった」場合、どのような危険が考えられるのか、どのような事に気をつけて行動するのか、などを予測し、グループで意見交流を行いました。みなさんならどのように予測されるでしょうか。

 高知でもいつ大きな揺れと津波が発生してもおかしくない状況です。こうしたトレーニングを重ねることによって、落ち着いて危険を回避し、命を守ることに繋がる大切な訓練だと思います。

 高知市での防災士数は、現在506名。協議会には約300名が登録しています。ぜひみなさんも防災士になってみませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする