大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

みんなで×5時間in東京学芸大学(小谷)

2012-09-25 22:39:52 | みんなで×5時間in東京学芸大学
みんなで×5時間in東京学芸大学(2012/09/23)

【目的】
本レースはその2週間後に迫った神宮外苑24時間走の練習という位置づけで参加した。
目的は
①ハンドラーとの連携を確認する
②サプリメントの飲みやすさを確認する
③スピード練習
④良い記録を達成し神宮にむけて精神的安定、自信を獲得する
の4つである。

【練習】
走行距離は
7月:735km
8月:900km
9月(22まで):453km

内容としては
7月:朝と夜の2部にわけたジョギング中心。3種目耐久レース、峠走(1回)と回数は少ないが強度の高いスピード練習もこなしている。
8月:前半は2部練のジョギングで距離を稼ぐ。後半は27km jogのような1回の距離を少し増やした練習へ移行。坂ダッシュでスピード感覚を養い、心肺機能の維持にも努めた。ポイント練習は合宿の富士山1周101kmと秩父往復186km(2日間)。富士山と秩父の2日目はLSDとしてではなくスピード練習のつもりで走った。細切れで休憩が入ったり、暑さで集中力がきれることもあったがつぶれることを恐れず速いペースを心がけた。
9月:(8月終盤から)9月序盤は秩父遠足の後に患った膝の痛み(靱帯炎の可能性が高い)があったので短い距離のジョギングで鎮痛剤を使いながら痛みがひくのを待った。周囲には言わなかったが内心焦りはあった。5日から練習を本格再開。なまった体も2週間後くらいには調子が戻ってきた。9月からはスピード練習の頻度が増える。強度こそ高くはないが、坂ダッシュ、サークルでのラスト1周のダッシュ、ペース走を取り入れる。大会4日前から(7,21,19,7km)と練習量を少し落として疲労を軽くしておいた。ただし全てスピード練習なので質は高め。

【レースプラン】
スピード練習なので前半は最低4:15/kmくらいのペースは維持しようと思っていた。よって42kmを3時間、残り2時間を5:00/kmで合計66kmくらい走るのが目安となった。

【前日、当日】
練習のつもりなので特に神経質にはならず普通にアフターズの最後まで参加。緊張のないおかげで4時間ほど睡眠できた。
6:30起床。朝はカレーを食べた。スタートが11時と遅いのでスタート1時間ほど前に小さいパンを一つ補給。

【サプリメント等】
スタート前
Super VAAM 1本
レース中
VAAM for sports 500ml×2
Power Production クエン酸 500ml
アミノピュア 5g
エネルギー系ゼリー4本(計720kcal)

【レース】
経過タイムは
11km 44:44
15km 1:01:30
20km 1:22:33
25km 1:43:42
30km 2:06:20 トイレ
35km 2:27:26
40km 2:48:49
45km 3:10:34
50km 3:33:48 トイレ
55km 3:55:38
60km 4:17:33
65km 4:39:38
70km 4:59:35

天気は終止雨で雨脚もやや強め。気温は約22度と涼しかった。わざわざ応援に来てくれた仲間がいるので雨程度で精彩を欠いた走りはできないと思った。
最初の1kmは3:57で通過。最初は力が入りすぎている感があったが徐々にリラックスでき、しばらく4:03~4:05でペースが安定する。脱水が怖かったので3,4kmを目安にこまめに給水をとる。ややとりすぎたせいかトイレの回数が多くなってしまったが、ここで止まることで適度にリラックスでき楽に走り続けることができた。今回は給水、給食は走りながらとったため全体で止まったのはこのトイレ休憩2回(計3-4分)のみである。給食はエネルギーゼリー4個で合計720kcal程度。1時間ごとに摂取した。エイドには温かくおいしそうなものが並んでいるが走る事に徹した。
この大会は沿道のボランティアが常に大勢いて応援してくれたため、飽きずにとても楽しく走ることができた。RUNNETの大会レポでも非常に高い評価をうけているようである。
ハーフマラソンの距離を1:27:00くらいで通過、まだまだペースは4:15/km以上を維持しているのでサブスリーはできそうだなと思う。25~30kmで我慢できずにトイレへかけこむ。せめて半分の2時間半までは我慢したかったが腰が痛くなるほどだったので断念した。
フルマラソンの距離は2:58:00くらいで通過。しかし、まだまだ4:20/kmを楽に維持できる。45~50kmでまたトイレに行くことになるが、それ以外は全て順調。3:30~3:40~3:50~…と流れるように時間が過ぎていった。たかだか5時間走に壮絶なドラマなど必要ない。
56km通過がほぼ4時間。その頃からどこでペースアップをしようかと考え始めた。1周1kmなので残り1時間で13or14kmのどちらかだ。この頃にはペースが4:23/kmくらいまで落ちている。4:36/kmで13km、4:17/kmで14kmが実現可能である。ここは大崩れするのだけは阻止したいので13kmつまり合計69kmを目標としラスト20分くらいで勝負できそうなら70kmを目指すことにした。黙々と周回を重ね65kmで残り21:22。69kmはほぼ確定。空腹感で少し集中力が落ちてきた。ここで最後の給水をとり66kmからペースアップすることにした。65-66kmは4:28/kmとさすがに落ちてきた。残り15:53。「さぁ行くか」とギアを入れ替える。66-67km、4:08。思ったよりペースが上がっていない。70kmに少し陰りが見えた。しかし69kmならあと2km、70kmでもあと3km。そう考えると力がわいてきた。67-68km、3:57。残り7:46。68-69km、3:54。残り3:53。迷わず最後の1周へ向かう。もうほとんどの人が走り終えているのでコース上に見えるランナーはほぼいない。沿道の声援を独占してのラストスパート。70周の中で飛び抜けて充実した1周だった。69km-70km、3:28。ゴールして「やった」と思えたのは2011年のさくら道以来、あれから17ヶ月先、11100km先に待っていた。すぐに駆けつけてきた仲間達、彼らも興奮しているようだった。

【最後に】
自身初の優勝をこの大会で飾ることができました。応援してくれたみんなありがとう。
特にハンドラーの細井、ありがとう! 本番もよろしく。

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