放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

<来訪者? 侵入者? >

2007年03月22日 13時08分51秒 | Weblog
 先般、仙台市某所の施設で侵入者による凶刃事件がありましたが、その翌日のお話です。

 午後、施設の玄関前に御婦人三人の人影。
 応対のためCOZY玄関前へ向かう
 「いらっしゃいませ」
 すると御婦人がたはずずずいっと入ってきて「オタクの所長は!」
   「は?」
 お客さんなのか、そうでないのか判断がつかない。昨日の事件が頭をよぎる。
   「あ、あんたが所長?」
   「い、いえ」
   「じゃあ、あんた何者?」 
 そっちこそ何者?と思いながらも「事務の者ですが」
   「オタクでパン作っているでしょ。」
   「いえ、ウチはパンではないのですが」
 クッキーですよ。ウチは。
   「どっちでもいいわ。ちょっと見せて。」
   「あ、こまります。勝手に事務室のドア開けないで下さい。」
 しぶしぶ中に入れて製品を見せたが、製品に関心を持っている様子が見られない。
   「あんた大変ね。福祉は。大変でしょ。そうでしょ。」
 確かに大変だけど。あなたたちが何をもって大変と形容しているのか理解できません・・・。
   「あのぉ、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
   「あら、○○よ! オタクで名刺を印刷してもらったこともあるのよ!」
 どうもキオクにない。っつーか、名刺印刷の顧客は数千件あるので判断できない。
 「アンタ、所長さんに伝えてちょうだい。」
 「は?」
 「は?じゃないわよ。選挙よ!選挙! いい、○○党の○○さんに投票しなさい。青葉区だったら絶対○○さんよ。所長さんの住所は?」
 「お答えしまねます。」
 「じゃあ、アンタの住所は?」
 「・・・・・・。」
 「答えないの。じゃあいいわ。そのかわり絶対○○党よ!いい?」
 「・・・・・・。」
 これって、違反スレスレじゃないの?
 もうなにも答えないことにしました。

 結局、三人の御婦人は野菜をちょっと買って帰ってゆきました。

 ありがとうございました。次は選挙ヌキで来てね。
    
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