放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

ぶちあわせ!

2007年07月25日 00時31分26秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 COZYと長男Yは、7月21、22日にNPO法人・仙台杜の子ども劇場主宰「ファミリー和太鼓合宿」に参加してきました。
 和太鼓の指導は民族歌舞団「ほうねん座」の座長、その他座の人たち。

 座長さんの指導で太鼓を叩く!叩く!叩きまくる!
 楽しいー! 思いっきり太鼓にさわり、叩きまくる快感。なんて貴重な体験!
 ところが、いろいろ叩いてみたフレーズを組み合わせてひとつの楽曲に仕上げてゆこうという段になって、実はとんでもないくらいに難しいことをしていることに気がつきました。

 「スッドンスッドンドドーンドンドン」を3回繰り返し、
 「ドドーンドンドン」を4回
 「サントコドッコイドッコイドッコイ」を4回、それから・・・・・・・

 え?え?え?なに、ちょ、ちょっとまって。これ全部覚えるの?
 最終的には、これに1番手が「ドーンドーンドンドンドン・・・」と序を入れて、「スッドンスッドン・・・」以下をずらり1コーラス、それから2番手と交代して2コーラス、続けて3番手の3コーラス。そしてローテーションで「スッドンスッドン・・・」を3回ずつ1周、次に2回ずつ2周、1回ずつ3周、そして最後に1番手が1コーラス(しかも内容を少し入れ替えて)。最後に全員で「ドーンドーンドーン」と合わせて「ヤァ!」っとポーズ!

 長い!長すぎる。覚えるだけでもすごい苦痛。実際に叩くとホントにヘロヘロになります。
 稽古量はオトナも子どももかわりません。それでも長男が目をきらきらさせてバチを握っている姿に、ちょっと頼もしさを感じました。
 
 稽古場があんまり蒸し暑いので時々大型のハッチ(3人がかりで開ける重たいトビラ)をあけて山の風をいれました。ああ~酸素サンソ、オゾンオゾン。

 夜は稽古場に蚊帳を吊ってみんなみんなマグロになって寝ました。
 おっと、オトナは夜の交流会もありました(ノンアルコールでしたが)。ほうねん座のみなさんともお話ができて楽しかったです。
 
 二日目、6時に起床。朝霧が山を包むなか、沢まで散歩しました。随分水量が出ていたけどきれいな水でした。

 さあ、稽古再開。ようやっと段取りを覚え、発表会をしました。
 みんなで一気に集中力を高め、叩き上げです。
 「ドドーンドンドンドドーンドンドン!」
 
 終わってみれば、不思議なくらいに体が軽くなっていて、そして胸も背中もほっぺたもどうしようもないくらいに火照っていたのです。

 素敵な体験でした。
 
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<鈴鳴る暁に>

2007年07月02日 01時28分46秒 | Weblog
 土曜日の朝、バイクの爆音、不思議な鈴の音。そしてチャイムがなりました。

 僕とBELAちゃんは顔を見合わせました。「ん?」
 玄関前の人影は深く深く響く鈴の音とともにありました。まるで空気の薄い天空で響く鉦のよう。
 と、次の瞬間「ちろりん村の四釜でーす!」
 「おおっ!村長さんだ。」
 BELAちゃんダッシュ!すげー早い。
 僕もわらわらと表に出てゆくと、放菴を設計・管理してくれている「ちろりん村の村長」さん=四釜さんのお姿が。
 限定解除の大型バイクをバックにニコニコと立っておられました。その背中にはデバッグと大きな鈴(カウベル状)。そして一升瓶。お、一升瓶?
 「村長さんから、放菴の誕生日(=竣工日・6/27)のお祝いにって!」
 なぁーんと、村長さん直筆(もちろん毛筆)のラベルが貼られている一升瓶。すげー!
 レアもレア。激レアな一升瓶です!

 「鈴? ああ、これは熊避け。山ン中もバイクで走ったりするもんだからね。」 
 ホント、行動範囲が広いのです。

 そうして村長さんはさっそうとバイクにまたがると、白石へ帰ってゆきました。つまり、放菴誕生日のお祝いのために仙台まで来てくれたのです。感謝!感謝! BELAちゃんと仲良く頂きます。合掌
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