放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

チャレンジャー再び

2009年04月12日 02時13分44秒 | Weblog
 やっと弾きたい曲に出会えたかもしれない。
 (エラソーに書いているけれど、まぁ、「ポニョ戦記」の続きですのでお許しを・・・)

 「Difying Gravity」 「For Good」
 いずれもミュージカル「WICKED」からの出典。

 「Difying Gravity」は、ある国家体制に追われることになった女性が、あえて戦うことを決意した瞬間に歌う。「It's time to fry difying gravity!」(重力を振り切り飛び立つ時よ!)と力強く歌う。すざまじいばかりの高揚感と疾走感でめまいがするほどのパワーソング。痛々しさと爽快感が入り混じり、エメラルドと紫水晶のようなまばゆい光のなかを上へ上へとめざし主人公が浮揚してゆく。「悪い魔女(wicked)」の汚名を潔しとし、「邪魔などさせない」と拳を天空へと突き立てる。間違いなく女性が美しく見える瞬間。

 「For Good」は一転して、戦いの区切りをつけた主人公(失うものばかり多かった主人公)がひそかに駆けつけてくれた古い友人に別れを告げる曲。
 「あなたは私を変えてくれた(You change me better.)」と二人でしっとりと歌い上げる。切ないバラード。合間には「ごめんね、いつもケンカばかりしてた。」となぐさめあい、泣き笑いしながらつづれ織りのように歌う。 

 アメリカではこのハリウッドがテコ入れした豪華なブロードウェイミュージカルが大ヒットして、それぞれのオリジナルキャストが個別にCDまでリリースしている。

 日本では・・・、どうも「劇団四季」の暖簾をくぐらないとこの感動には出会えない。これだけの大型ミュージカルだから大手の劇団じゃなきゃ導入できなかっただろうということはわかるのだが、いい曲なんだからベータ版でもなんでももう少しTV、ラジオとかで流れてこないものかと思う。なんだかもったいない。

 と、いうことで、どうにも指がむずむずしてきた。
 楽譜をさがして挑戦してみようかと思っている。
 「It's time to fry!」 
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進学のお祝いに・・・

2009年04月08日 01時11分15秒 | Weblog
いやいやいや・・・。

ずいぶんとサボっちゃいました。

新年すっかり明けちゃって、それでも仙台はまだまだ寒くて、おまけに野菜の値段まで跳ね上がっちゃって、節分では長男が年男だから豆まきして、三月に次男の卒園式、謝恩会やって、また大雪降って、先日、劇団四季の「むかしむかしゾウがきた」を観て、四月から古武術始めることにして、同時に次男の児童館かよいがはじまって親馬鹿ドキドキの日々を送りつつ、いよいよ小学校の入学式をむかえることになりました。


 そんな訳で、東京までまたまた「四季詣で」をしてきました。
 演目は「CATS」と「WICKED」。
 どちらも千秋楽が発表になり、「早よ観とかにゃ終わるで!」という掛け声でわらわらと行ってきました。観劇のはしごは体によくないので、それぞれ観たいほうを選択して分散しました。

 BELAちゃんと新一年生のMクンは「CATS」。
 COZYと長男Yクンは「WICKED」。

 WICKEDは前から5列目、しかも中央という超イイ席。
 よかったなぁ・・・。

 このミュージカルは特に歌がいい。ダンスも演技も勿論高いレベルが要求されるんだけど、なによりもアンサンブル泣かせ・・・、いやいやアンサンブルが生き生きしている!
 さすがブロードウェイ育ちの演目です。
 こういう楽曲はなかなか日本人は作れない。歌えることさえ驚異的。
 
 すっかりオズの世界へ浸りまくっていました。

 一方の「CATS」組は席がなかなか取れなくてなんと二階席に追いやられてしまったようです。ごめん、チケット取ったのオレなんだ。
 
 めいめいがそれぞれの思い出を得た東京行きとなりました。

 さあ、明日から本格的に新学期です。
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