放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

アロンアルファ再び

2008年02月03日 02時20分18秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 ぎゃはははっ。またやっちゃった。
 断裁機の刃を取り替えようとして、左手の小指(先端)にサクッと刃が入りまして。
 印刷用紙を数百枚一度にズバンと切っちゃう工業用だから「刃」といっても鋼鉄の塊(かなり肉厚)。しかも精密砥ぎされているもの。
 だからちょっと刃が指に触れただけなんだけど、刃の重みだけで簡単に切れちゃう。
 
 今度は血管も切れたみたい。血がぜんぜん止まらない。
 こんな時に限って「建物のガラス割っちゃった、なんとかしてください」なんて言われたりする。誰かがガラス屋さんを呼んでくれるわけでも、誰かに指の手当てをしてもらえる状況でもないらしい。
 倉庫に行き、手ごろなダンボールを引っ張り出して、ガラスの割れたところに充てるように指示をして、それからいそいで医務室に行き、薬だなに向かう、片手でカギを出し、戸をあけてガーゼを物色する。その間にずいぶん床に赤い滴を落としてしまった。とにかく血がとまってくれないことにはどうしようもない。ガーゼをあてがい、それ以上の処置を断念。今度は片手で電話帳を引っ張り出し、ガラス屋さんに連絡をとる。どうもあちこちに血を落としているらしい。ガーゼの上からさらにティッシュを巻きつけ、残りのティッシュで床を拭いた。電話の向こうではすぐには現場に向かえない旨を延々と説明している。ハイハイ判りました、と電話を置き、それからあちこち床を拭いて回った。半分渇いてきている。指からの出血もおさまってきたかな?
 いそいで断裁機のところへ戻らなきゃ。肉厚の凶器を出しっぱなしだったから。
 血がつくのを覚悟の上で、軍手(二枚重ね)をはめて残りの仕事をした。
 何度か手のひらに刃が滑り落ちる。こわいこわい。あとで見たら手のひらや指の付け根に小さな切り傷が付いていた。
 
 医者に行こうかと思ったが、どうせ混んでいて1~2時間待ちだろう。今日は来客もあるし、ここは例のアレですか?

 ということでアロンアルファの登場。今度は精密作業用しかも液ダレしないタイプ。
 これをすぅっと患部に塗る。そのまましばらく動かないでいたら、みごとに接合。
 うん、前回はジェルタイプをつかったが、それよりも使いやすいかも。
 あとで見たらちょっと血がにじんでいたけど(止まってなかったの!?)、まあしっかりくっついていたから良かった良かった。
 しばらくして、電話があり、入院していた人がやっと退院するとのことだった。
 良かった良かった。これでやっと事務員に戻れる(かな?)。 
コメント
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