放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

<ヴォイストレーニング>

2007年06月20日 01時52分03秒 | Weblog
 長男ははっきり言って音痴です。
 そのくせ歌が好きです。
 そのまんまじゃマズいだろ、ってことでヴォイストレーニングを試してみることにしました。
 担当はCOZY。

 アンタ歌唄えるの、って?   いや全然。

 ボクの歌よりゴミ捨て場のカラスのほうがよっぽど音楽的です。
 でも相対音階にはちょいと自信があるんです。絶対音階はイマイチだけど。
 
 そんなわけで、ピアノに合わせて「ドミソミド~」ってやつを特訓中。半音ずつ上げていくやつね。
 
 タイプにもよるけど、音痴クンは耳で聴いていたのではもはや音は取れない。
 骨伝導で聴かせると比較的音が取れるようになるそうな。

 ほら、自分の声って、録音して聞くと「あれ、こんな声だっけ?」ってなるでしょ。
 あれは普段自分の声が体内で響くのを骨伝導で聴いているから、たまに耳から音聴くと違和感を感じるんだそうな。
 だから逆に課題とする音を骨伝導で聴かせると、自分の声との音の高低差を測りやすくなるんじゃないだろか。

 実際、耳の下のアゴ骨のあたりをピアノにくっつけて音を聴かせるようにすると、なんとか音に付いて歌うようになりました。
 ちょいと応用編で「ド、ミ(♭)、ソ、ミ(♭)、ド」とやってみると、初めは戸惑ったものの、ちゃんとフラット音を意識して発声しています。

 Yクン、ミュージカルスター、ってのはまだ夢のまた夢の笑い話だけど、現実にしたけりゃ、こういう地道な努力が必要なんだよ、きっと。 
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< ぼったん >

2007年06月06日 23時29分49秒 | Weblog
 「ねぇねぇ、僕のこと『ぼったん』って呼んでいいよ。」
 「へぇ?」
 次男坊の突然の申し出に、しばし戸惑うCOZYパパ。
 「呼んでいいんだよ。ねぇねぇ、呼んで、僕のこと。」 
 「何て呼ぶの?」
 「だから、『ぼったん』!」
 笑いをこらえながら、僕は訊いた。
 「どうして『ぼったん』っていうの?」
 「だってぇ・・・。」なぜかとろんとした目をして次男が言う。
 「僕、ぼったんなんだもの。」
 「昔、『ぼったん』がつく歌があったっけな。」
 こみあげる笑いをごまかしつつ、少しイジワルに返した。
 「雨だれぼったんぼったんたん
   つぎつぎ並んでぼったんたん たん。」
 「チガウ!」
 とたんに怒り出す次男坊。
 「ぼったんじゃないの! 『ぼっ・・・ったん』!」
 「どう違うのさ。」もう笑いが止まらない。

 彼が言って欲しかったのは「坊ちゃん」。「ちゃ」の発音が未発達だから、「たん」になっちゃう。だから「お茶!」といおうとしても「おた!」になる。聞いていて結構笑える。ムキになるからよけいにおかしい。本人は大真面目なのだ。
コメント (5)
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