放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

ポリープ2

2024年07月28日 00時13分14秒 | Weblog
 初診日を迎えた。
 電話で初診予約を取ったときに、受付の人から「当日は朝ご飯ヌキで」と言われていたのでその通りにした。
 だいたい初診で何をするのだろう。問診と、内視鏡検査の日取りを決めるくらいしか想像できない。
 朝ご飯ヌキの目的は何なのか。専門的な検査をするのだろうか。でも調べるのは腸管のはず。下剤も呑んでいない。まさかその場で浣腸されてすぐに内視鏡で検査とか・・・。

 電話受付の険しい対応の影響なのか、病院へ行く前からアウェー感が甚だしい。ありもしない浣腸の妄想もネガティブな心境だからこそである。

 広い病院だから右見ても左見ても情報が多すぎる。キョロキョロしていると案内の人がすぐに声を掛けてくれた(アウェー感が一気に薄れました)。初診受付を済ませて胃腸科フロアへ移動。そこで「御机下」つまり紹介状を手渡した。
 まずは身体計測。身長と体重、血圧も。終わったら待合でしばらく待たされる。
 ずらりと並んだ診察室の一室に呼ばれて問診。そこで初めて便に潜血があったことを知らされる。
 再び待合室で待つこと40分。今度は別の先生に呼ばれて検査の日程を相談。今日はこれで終了。
 
 帰りに待合スペースを振り返ると、人がいっぱい。さすが大病院。
 思うに、先日電話で険しい対応した人は、そのするように言われて応対していたのだろう。その目的は「診療所」と「基幹病院」とを分けること。診療所で済む話なら診療所で治療してくれ、基幹病院はパンク寸前なのだから、こちらへ通う患者を増やしてくれるな。つまり役割分担のようなことを診療所と基幹病院の2者はやっているのだ。基幹病院へ初診の申し込みをすれば、ソレは本当に基幹病院で診なければならない事案なのかとしつこく確認を求めてくる。受付も大変だね。
 
 お金を払って表へ出た。
 ささやかな疑問。
 結局、オレが朝食ヌキにしなければならなかった理由って・・・?
  
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ポリープ(その1)

2024年07月25日 20時11分02秒 | Weblog
職場の健康診断でなにやら引っかかった。
「御机下」と書かれた封筒を寄こされて、急いで胃腸科を受信しろと言われた。

胃腸科にお世話になったことはない。だからかかりつけの内科医のところへ行った。
すると内科医は大きな病院へ行けと言う。「御机下」と書かれた封筒は開けもしないで返された。
「『御机下』ってなんスか?」と訊くと、それは専門医への紹介状だという。専門医でもないのに紹介状を開けるわけにはいかないとのこと。

おそらく内視鏡で検査することになるだろう。ウチには胃部の内視鏡設備はあるが腸管用の設備はない。
だから大きい病院へ行け、ということらしい。

腸管の内視鏡かぁ・・・。メンドクサイことになった。

大きい病院で、徒歩(交通機関込み)で行きやすい病院を選び、さっそく受診しようとした。
ところが、

どうにもラチがあかない。
なんどもしつこく「なぜウチの病院なのか、一度罹ったことがあるのか、紹介状はウチの病院を名指しで書いてあるのか」などと訊いてくる。
仕舞いには「紹介状のオモテ書きを上から下まで全部読め」などど意味不明なことまで言い出す。
「『御机下』としか書いていない」というと、「じゃあ紹介状を持ってきたときに今言った通りでなければ即刻受診をお断りする」という。
これが国民皆保険の実体か?

いいかげん腹が立ったが、文句言うのは後でもできると思い、低頭低腰で初診の予約をとった。
なんつー病院だ。
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