放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

初サンマ2

2011年09月26日 23時44分23秒 | Weblog
 ちょいと、脱線しまくっちゃいましたね。
 いつの間にか「荒井横丁の八っつぁんとおカネさんのサンマ善哉」みたいな・・・。
 
 こういう落語調の語りは調子上げていくと、どうしても男の独り善がりになっていくから女性の不評を買ってしまう。「調子に乗りすぎ」た時のしゃべり方だもんね。失礼しました。


 さて、リアルな「初サンマ」は日曜日、BELAちゃんの実家で。
 お義母さんがお昼に焼いてくれました。しかも新米とともに。

 不思議なもんですな。つい最近まで「やれ台風だ、やれ残暑だ」と言っていたのに、彼岸のころになると、すっかり風が涼しくなってくる。まるで約束を履行するかのように。

 そうなるとニンゲンもわがままなもので、風が涼しくなったとたんに、芋が食べたい、おでんが食べたい、サンマが食いたいと、心がざわつくのです。
 だから食卓にサンマのながぁい鼻面が見えると、もうまるで今が秋の盛りのような気分になってしまい、夏のことなぞすっかり忘れてしまうのです。ホント勝手なもんです。

 もちろん、サンマは別に今に限らずスーパーの棚に並んでいました。回遊魚ですからね、いくとこ行けば居るんですよ、そりゃあね。
 ちょいと高かったから買うのを控えていただけ。それが向こうからお皿にのっかって迎えに来てくれたようなモンです。ここで遠慮するのはバカってもんでしょ。

 まぁず、このサンマはうまかったですね!
 焼き加減がいいのは勿論のこと、ワタが苦くない。固体が健康である証ですね。

 角田で頂くサカナは仙台よりもウマいことが多い。なんでだろ? 流通では仙台の方が規模デカいのに。
 
 サンマサンマ。いい季節になったなぁ。
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初サンマ

2011年09月26日 11時39分30秒 | Weblog
 やっと逢えました! サンマ。

 よぉ、しばらく、元気にしていたか?
 相変わらず銀色の肌が色っぽいねぇ。

 オイラは酒の味をおぼえるのと魚の旨さをおぼえるのとはほとんど一緒だったからね。アンタとか青身のサカナには思い入れが格別なんだよん。

 もちろん、ジンマシンとか出して死にそうになったこともあったけどさ、それでもサカナの脂が恋しくなっちまうのさ。特に秋にはね。因果なこった・・・。

 あ、酒?
 いいよいいよ。今日は新米あるんだろう? ごちそうさね。こっちも楽しみにしてたんだ。

 刺身はちょっと虫が怖いけど、塩をぱらりとふって焼いてくれればなんてこたぁない。かえって余分な油も落ちて「いい塩梅」ってなもんさ。
 ワタもよく火を通してな。おっとっと焦がしちゃイヤだよ。難しいね。当たり前だよ、難しいさ。
 何もサカナだけが難しいわけじゃないだろう。一事が万事。みんな難しく出来ているのさ。料理も生活も、人間関係も、みんな一緒。だからよ。おいしく仕あがりゃ、それだけで格別ってもんサ。

 ああ、いらねぇいらねぇ。ツマなんてめんどくせぇもんはいらねぇ。キクの花もいらねぇ。なに、これはタンポポだ?ぬかしやがれ。
 いいんだよ気ぃ使うねぇ。ただよ、ダイコン卸して醤油をたらりとかけてれたら、それだけでいいんだ。

 あとはもう猫のように食っちまう。頼むから何も話しかけてくれるなよ。ああ、おしぼりだけはおいといてくれ。箸だけじゃ身が捌けねぇんだ。

 ああ、うまいねぇ!
 今だけは震災も台風も忘れてていいんだ。明日のことも昨日のことも。ああついでに夫婦喧嘩のネタも忘れてくれると助かるんだがねぇ!そんなモンした覚えがねぇ? ふふん、いいんだ、いいんだよそれで。

 もう目ン玉もくりぬいて食っちゃう。バラバラでなんだかわかんないくらい。

 ああ、なんでぇ! 勿体ねぇ食い方すんねぇ。首の付け根の肉は格別だよ。
 ホラそこよ。カマの後ろの付け根にいっぱい詰まっているだろう? どうでぇ。うめえだろう?

 それから、その今度は顎のしたを後ろから突っついてごらん、ごろんとしたのが出てきただろう。そいつが心の臓だよ。うめぇよ。鳥のハツとかわんねぇ。気味悪がってねぇでパクンといってごらんな。あたりめぇだよ、イキモノの命を頂いているんじゃねぇか。粗末にしちゃかわいそうだよ。

 どうでぇ、キレイなもんだろう。
 そこでこの背骨をよ、ちょいと七輪の熾(お)き火であぶってくンねぇか。茶色くなくれぇが下げ時だ。あっとっとっと、ヘンな臭いがしてきたよ。そろそろいいんじゃねぇか。いつまでも置いとくってぇとせっかくの・・・。なに、まだだって?いいんだよ下げてくんねぇ。あわてるなって?あわてちゃいないよ別に。ただ焦げないようにと思ってだな、うるさくなんかないよ。あせってなんかいないよ。物事にゃ食べ時ってものがだな、あ、焼けた?早いね。

 おお、ぱりぱりっといい歯ごたえだ。これが骨せんべいってやつだ。りっぱなご馳走だよ。
 ここまで食ってやんないとはるばるオホーツクから来たサンマに悪いってなもんだ。ほら、お皿もキレイだろう? エコだねぇ。猫もこれじゃ出番がないってなもんだ。ざまぁみろ。

 どら、お茶淹れよう。いいんだよ。サンマやいてくれたじゃねぇか。お礼だよ。なに高くついた?こきやがれ! サンマ三昧だ。 ・・・オチない落ちがついたな。
 
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仙台を開府した人々

2011年09月22日 14時40分28秒 | Weblog
 個人的に、歴史が好き。

 郷土歴史の本を読みあさって頭でっかちになって、それからガサガサと現地に踏み込む。
 
 と、いいたいところだが、現在は8:2くらいの割合で本の読みあさりに偏っている。

 将来、自分の時間が持てるようになってきたら、ぜひ郷土歴史家になりたい。
 いやべつに肩書きなんかいらないです。『郷土歴史』という謎解きが楽しいだけ。


 さて、このごろ、「鹿除け土手」というものを調べている。
 あいにく「現地に踏み込む」という作業が乏しくて、十分な説明が出来ないが、かいつまんで言うと。

 山地と平地の境、つまり耕作域と森林域との境に土手を設けて、その上に杉を植えたもの。
 仙台在住のひとならば「太白区の国道286号線沿いの土手」を想像するだろう。

 ところが鹿除け土手なるものは青葉区にも宮城野区にも存在する。そもそも目的によってはどこでも作ったであろう。

 「目的」と書いたが、これがなかなかクセものだ。

 「鹿除け土手」の目的として挙げられるのは大体以下のようなもの。

  1) 山地のケモノに農作物を荒らされるのを防ぐため(鹿、イノシシ)
  2) お殿様が狩を楽しむ狩場からケモノが平地へ逃げていかないようにするため
  3) 杉林を保護し、城下の建築資材を確保するため。
  4) 実は「土手」は「防塁」のことで、侵略者を食い止めるための前線基地。

 「東奥老士夜話」という書物には、もしも江戸幕府が仙台を討伐しようとしたならならば、どうやって迎え討つべきかを説いているという。4)のような説はきっとその延長線上だったのではないか。
 僕が『郷土歴史』なんかを『謎解き』と解釈しちゃうのは、こういう話しがときどき出てくるから。
 (しかしまぁ、対『幕府』なんて想定をしているのは薩摩・長州藩だけかと思っていたけど、仙台もこんなこと考えていたんだねぇ。やっぱ外様大名だからかなぁ。)
 
 な、ことを考えていて、ふと、気になったことがある。

 こういう土手、って防災の意味もあったのではないだろうか。

 土砂災害、特に大雨による災害の時には何らかの役に立たないのだろうか。
 土手のてんぺんに杉を植えたのは、きっと土手を根で堅めるためだろう。
 
 ところでそれは、山からの災害だけを考えているのだろうか?

 偶然ではあるが、土手の近くには大きな川が流れている。
  川で怖いのは二つある。
   一つは大雨による増水。
   もう一つは、津波による海水の溯上。

 大雨についてはあながち笑い話ではないのではないか。
 現在では河川の遊水域を十分にとるような設計なので(要所に砂防ダムがあるし)危険度はかなり低いが、江戸時代はそうではあるまい。河川が増水し、氾濫してきたからこそ仙台平野にや肥沃な洪積層が展開している。その洪積層が高地に接する線上に、鹿除土手はあるのだ。

 いっぽう津波の溯上は、過去に記録がないから今のところ非現実的かな。それでも1611年に仙台藩は大地震と津波を経験している(慶長三陸津波。ちょうど400年前!)。政宗公は被害報告のために仙台から駿府へ参府しているくらいだ(ビスカイノの日記より)。大津波の記憶はむしろ政宗公の時代のほうが鮮明だったのかもしれない。

 そのとき、小さな打ち波が根岸の集落にも来たのかもしれない。
 
 そもそも「仙台」という街割をなぜ河川の中流部に設けたのか。
 下流のほうが広大なんだから用地も確保しやすいし、水の便だってよかっただろうに。

 今までは防衛的な意味合いがあったとされている。(対上杉説、対幕府説など)
 しかし、実は津波の被害も考慮に入っていたのではないだろうか。
 1611年の津波では千人を超える犠牲者を出した。海の恐ろしさはだれもが感じていたのではないか。

 仙台を開府した人々が、何を考えて町割りをしていたのか、災害の観点からも研究が進むと、もっといろいろなことがわかってくるのではないだろうか。

 
 
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東日本大震災~The Life Eater35~

2011年09月11日 23時36分18秒 | 東日本大震災
 2011年3月11日。
 怖い怖い夜だった。

 町の機能はすべて停止し、漆黒の闇だけがどこまでも広がっていた。
 不気味な地鳴りと余震。ランタンが木の葉のように揺れた。
 ケータイも電池切れ。外界とつながることのできない不安が寒さをいっそう掻きたてる。そういえばファンヒーターも点いていなかった。

 そんななか、ラジオだけがひっきりなしに震災の恐ろしい状況を報告している。
 
 ライフライン寸断。食料もすぐになくなるだろう。
 この状況がいつまで続くのかな・・・。
 一週間? 一ヶ月?  2ヶ月?・・・半年?・・・一年後?

 
 あの日、遠く遠く求めた未来にやっと辿りついた。

 今日で震災から半年が経過した。
 でも恢復状況にバラつきが目立ってきている。

 あいかわらず他人事だと眺めている政治家と、マヒしている義捐金機構。
 そして「復興計画」を策定する能力のないボンクラ政府。

 復興計画が進まない理由は一つしか思い当たらない。
 「こんなの自分等の仕事じゃない」と思っているのだ。
  (「知恵を出さないヤツは助けない」とかいってた政治家もいる。つまりは行政所轄は他者の知恵頼みだってわけだ。)
 昨日、某経済産業大臣が辞任した。理由はもちろん「あり得ない"失言"」。
 自分の故郷が他者に放射能で汚染されたとしても同様の発言をしますか。
 不真面目すぎるよ、アンタらは。

 「東北」は「東北」を理解してくれる人たちと力を合わせて復興していくことを願っている。戊辰以降のプロパガンダが基礎の史観をもっているヤツに復興は携わってほしくない。


 で、個々の僕らに出来ることと言えば、やっぱり微々たるもの。
 時にせっせとコンビニで募金して、時に被災地へ伝(つて)を頼りに物資を送る。
 いまはコレしかできないけれど、それでも誰かの一日を支えるわずかな力になれたらいいな、と思っている。

 意識の上では震災の記憶はどんどん色あせてゆく。それでも、ふと地面が軋んだその瞬間に、身体中の感覚は半年前に戻ってしまう。それも一瞬のうちに。
 全身の血流がいっぺんに逆流するような、背中の真ん中のミゾにそって冷たい水がはい上がってゆくような感覚。突然襲ってくるこの恐怖感と、僕は時々闘っている。

 
 


 
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鳴子~鬼首の旅6

2011年09月05日 23時39分58秒 | Weblog
 はあ、こういう連載をダラダラ書いていると、「遅筆」であることがバレバレでんなぁ。

 
 さて、お宿でチェックアウト(ブルーベリーと温泉玉子もらっちゃいました!ごちそうさまでした)を済ませたものの、なんだか名残惜しくなり、結局ロビーでコーヒーを頂いた。被災地から来た方々も、ソファでゆっくり寛いでいる。そうね、これからまた忙しくなるもんね。みなさんにとって、これが充電に至る最上のひとときでありますように。

 奥にはタペストリーが飾られている。いろいろなそれは人たちが書き残して言ったメッセージだった。自分に対して書いているものもあるし、誰かを励ましているものもある。
ほっこりするメッセージ、ちょっとドキっとするメッセージ、そしてパワーをもらえるようなメッセージ。みんなすごいな。

 何気に見ていたら、ちょっとしたことを発見。
 タペストリーの中央に書かれている文字は「夢」という字に見えていたが、よく見るとひらがなで「ありがとう」とかかれていることを発見。おもしろいね。まるで文字が柔軟体操しているみたい・・・。

 
 お宿に別れを告げて、中山平温泉に別れを告げて、鳴子の市街地まで下ってきた。

 そこに大きな橋が架かっている。このあたりでは江合川を渡れるのはここだけ。
 つまりここが鳴子路と鬼首(おにこうべ)路との分岐路というわけ。

 橋を渡ると向こう正面の巨大な岩肌に、太い送水管のようなものが設置されているのが見える。この辺からなんだかすこし雰囲気が異様だ。

 なぜだろう、川を隔てただけなのに、やけに岩肌がごつごつしたエリアが続く。緑したたるようなさっきまでの風景と全然違う。

 気のせいか、マグマ溜りのような地熱が、タイヤを伝ってお尻のほうまで焙られるような熱気を感じる。それもそのはず。ここら一帯は地熱がすごいので、そのエネルギーを利用した発電所までが設置されている。

 やがて道は大きく分岐し、やや高原めいた方へとクルマは走る。すこしホッとする。
 ゆるやかなアップダウンがつづく。左右に拓けた敷地があって、そのほとんどが牧草地のようだ。あっちの草原で牛が草を食ん出んでいるのがノドカで良い。
 
 この先はオニコウベスキー場だ。夏の間は雪がないからなんかもっと楽しいことをしているようだ。

 さっそくスキー場のロッジに入館。ゴンドラ券を買い、乗り場へと階段をあがる。

 実はコレ、BELAちゃんのサプライズ企画。
 このあとどこへ行くかはBELAちゃんのみぞ知る。

 ごんごんと歯車がまわり、つぎつぎとアプローチするゴンドラ。あっちを見ると、そのゴンドラがまたどんどんと山頂へと送り出されてゆく。
 これ狭いんだよな。高所恐怖症と閉所恐怖症のひと最悪だろうな・・・。

 キュウキュウ乗り込み、ハッチを閉める。とたんにグーンと押されるように前へ進んだ。ちょっとプラットホームにボディをこすったりして(ゴリッ)、そこで一旦タメが入る。このタメがやけに心拍数を煽りつける。再びグーンと押されて、ゴンドラは空へと引っ張られていった。ちょっと「スターウォーズ」の気分。

 眼下にはゆるやかな傾斜の草原(冬にはゲレンデになるところ)、そして濃い緑色の森林。高いところはほとんど原生林に近いのではないだろうか。高度が上がるにつれて見晴らしもよくなり、オニコウベスキー場なみならず、広大なリゾートパークがまるまる見えるようになってくる。そうなると山の森林はだんだん背が低くなり、やがて地を這うような松などが見えてくる。高山植物だ。
 ゴンドラはぐんぐん登ってゆく。びっくりするくらい高くなってきた。
 やがて着いたのは、ホントの頂上。禿岳の支峰・小柴山。このへんの尾根はぜんぶ宮城県と山形県の県境。
 木々の切れ間から覗くと、大パノラマが夏の日照のなか
 高度があるから下界よりは少し涼しい。

 ときどき大きなリュックを背負った人が追い越してゆく。
 何処へいくのかは不明。荷物がやけにデカい。

 と、目の前に大きな小屋組みの建物が見えた。
 壁がみんなザイル生地の網になっている・・・。お? これってもしかして?

 「カブトムシだっ!」
 次男が叫んだ。
 
 狂喜の声をあげて小屋に飛び込んでゆく。BELAちゃんサプライズ大成功。

 子供たちは遊びの天才。だれとでもすぐに仲良しになれる。
 カブトムシ片手に誰かれなく声をかけては「勝負しよう!」と遊んでまわった。
 そしてそのまましばらく小屋から出ようとしなかった。

 成功したけど、成功しすぎ・・・?

 なんとか小屋から次男を引き剥がし、今度は下界のカート乗り場へ。
 こっちはガソリンエンジンが爆音を立てる本格的なヤツ。
 「僕が運転する!」
 男の子だねぇ。BELAちゃんのサプライズはこっちも大当たり。

 しかし長男は優雅にサイクリングタイプのコースを選択。
 次男はアクセルガンガン踏みまくってカートコースを攻める(フォローが大変・・・)

 ほどほどのところで、長男をむりやりカートコースに引っ張り込んだ。
 案の定、パニクる長男。アクセルを思いっきり踏んでロケットの様に突っ込んでいった。
 「足に力入れるからスピード出過ぎるんだろーが。」
 と足をきゅっとつねると、やっとスピードが落ちた。

 長男は頭でっかち。次男は感覚本意。
 だから長男はコーナリングの基本をゆっくり語って聞かせる。
 次男はとりあえずハンドル握らせて、横から強制的に修正していく。
 兄弟でこうも性格が違うものか。

 やれやれ、で午前中めいっぱい遊んだら、最後にあるのは、やっぱ「温泉」でしょ。

 リゾートパークに別れを告げて、さきほどの岩山の方へ進む。やっぱこっちのほうがジリジリ来る。
 山沿いを登ってゆくと途中からは民家が一軒もなくなる。
 それぞれの温泉は営業しているようだが、地熱やら何やらで人が住むには向かないのだろうか。

 鬼首の市街というと、川を隔てて西の方というイメージがある。そこから橋を渡って鬼首温泉に勤めにくるのだろう。

 鬼首の共同浴場に到着。
 ここのお湯も熱かった。鳴子ほど硫黄臭はないものの、やっぱり熱い。なんか、ここらの温泉は上級者向けなんじゃないかしらね。

 鬼首の大地がジリジリビリビリくるのもそれはそれで自然の恵みなんだけど、ときおり見かける「○○地獄」なんて看板から想像するのは、どうしても火の山のイメージ。ハンパない、すごいところだね。

 てなわけで、温泉三昧の旅でした。うまいモン食って、寝て、お風呂入って、リラックスできました。
 被災者との交流はどうも遠慮してしまったけど、どこかで何か約にたてることをまた探しましょ。また行こうね。こんどはこんなに猛暑でないと助かるんだけどね。

 帰り際の収穫は「鳴子ビール」。
 おいしかったー。 新商品:パイナップルビールはオススメ!
   
 


 
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