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空蝉
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今年は蝉の声が聞けないと各地で伝えられたけれど
やっと本来の大合唱が始まっています
もう夏休み(お盆休み)が始まってるのにやっとである
虫全般いや花も含めて時期が遅れた
本来は朝早くあるいは夜の暗いうちから地中から這い出す蝉
時間に追われているわけではないのでしょうが
日射しのやや悪い森では日中も蝉がはい出していました
蝉が殻か出るのを見届けたいけれどそれほど時間もなく
見送ってきましたが・・不思議な年です
俳句の季語としての蝉の殻は「空蝉」として詠まれ
名句も多いので気に入ったものを紹介します
「空蝉の爪の先までがらんどう」 永江哀紅糸
「ふと触れし指に空蝉すがりけり」 上西左兌子
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