奥の手
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なんにでも名前がついている我が家
孫の手にも
ちゃんとついている
大ちゃん2号
なぜ2号かというと
1号がいるからです(笑)
(孫が1号孫の手が2号)
あるとき
孫の手を持ってきてと
おじいちゃんが言うと
すぐさま・・
1号それとも2号?
おじいちゃんもなれたもの
今日は2号がいいな
そんなある日
奥の手の話になった
どんな手なのか
とても興味があるようで
話を真剣に聞いていたきみは
「だれでも持っている」に猛烈に反応した
みたいみた~~い!!
これには困った・・
どう説明をしたら・・
いまの時代に合うように
わかってくれるだろう~~か
今日はつぶやきになってしまったね(笑)
・・・
だれでも持っている
とっておきの最後の手段
皆様お持ちですか
「それがあったら苦労しないよ」とおっしゃる方も
「実は・・・・・」とにんまりする方も
本当はだれでも持っています
そう 奥の手とは 左手のことなのです
昔は 左を尊重していたので
左手のことも奥の手と呼んだのだそうです
中国の影響だそうですが
中国も時代によって
左を重んじたり、右を重んじたりしていたようで
「左遷」は右を重んじていた時代の言葉だそうです
たいていの人が普段使うのが右手
そして とっておきの手を奥の手というようになったのですね
困ったときには奥の手がある
そう恩っていると 心強いものです
実際 秘策はどこかではなく
あなたの中にあるのではないでしょうか
山下景子「美しい日本語」より
今日の写真はイメージで文に関係なし
誰でも持っている