おはようございます。
昨日は豊北町阿川の「豊北夏祭り」に行ってまいりました。今日はそのレポを掲載します。
真夏の暑さも少しづつ和らいだ8月の終わり、阿川のほうせんぐり海浜公園で豊北夏祭りが開催されました。国道191号線にあるこの町、普段は人が多くない静かな町なんですが、この日ばかりはかなりの人がこの町を訪れていました。この豊北夏祭り、メインの花火の打ち上げをはじめ和み太鼓、和み灯篭(竹灯篭)、ステージイベントと見所満載のお祭りでもあります。
「もてなしの心」 そう例えていいのでしょうか、来て頂いた方々に楽しんで喜んでもらえる事を信念に各青年団の方々が早い時期からこのお祭りの為に準備されているようです。会場を訪れてみるとその様子がよくわかります。短期間ではできない細かな会場、道具の設置、そして莫大な手作りの竹灯篭、会場まで案内してくれるように設置してあるイルミネーションと年を重ねるごとに変わるレイアウトも楽しみにしながら。
現地では「Yukii-yamaguchi」のshimaさん、「Scenery Photograph」のはっしーさん、「帰って来た元山口県民」のPetitDarlingさん、「遊びに理由なんかないんだよ」の雨霧さん、
そして初めてお会いする「太陽がいっぱい」のつよしさんがおられました。
ハウス内は人が多いので手持ちで感度1600~3200で撮影してみました。やや画像が荒いかも(笑)
写真は灯篭の設置してある海の家。今年の灯篭も竹灯篭だけではなく和紙を使ってデザインを施されたユニークな竹灯篭が置かれてました。この和紙を使った灯篭の灯り、とても優しい光を発して和みながら楽しめる灯篭でもありました。
数も凄いですが、これほどの和紙にデザインを施すこと自体凄いと思います。決して少人数ではできない、青年団、そして地元の方が一団となって協力をされてこれほどの灯篭、そしてお祭りをできたと思います。
竹の内側で灯る光、和紙を通して灯る光、「和」という日本の心を感じる灯篭の空間でした。
お祭りの雰囲気も大事に・・・・露店を背景にほんのりと灯篭が灯っていました。
この灯篭の空間、灯篭のもつ熱で少し暑かったのですが、そんな暑さは忘れ灯篭を眺める人が後を絶ちませんでした。
撮影中に幾度か見かけた光景。この日はけっこうな強風もあり、室内、屋外の灯篭の炎が消えていることもしばしば。スタッフの方がこまめに点灯をされたりしていました。
これはほんと大変な作業でもあります。昨年の同じような光景を目にしたのですが、来て頂いた方を満足させたいという思いが凄く伝わってきました。
そしてこのお祭りフィナーレを飾る打ち上げ花火。
この場所オンリーで竹灯篭を入れて撮影しました。竹灯篭とその灯りの光の曲がっている部分を入れたくて。
豪快にあがる打ち上げ花火。今日は風が強く心配しましたが、打ち上げ前くらいになり若干弱まり無事打ち上げ終了となりました。
台風の接近で心配された阿川の豊北夏祭りですが、素晴らしい灯篭と花火、そして会場作りでほんと満足して過ごせました。
阿川の皆さん、ありがとうございます。そしてお疲れ様でした。和の伝統を感じる素敵な夏祭り、また来年も楽しみにしています。
2010年の夏の花火、この阿川を最後に締めたいと思います。