こんばんは。竹楽編の最終記事になります。
竹灯篭も大小様々あるんですが、長さが20cm前後の短い竹灯篭がいくつも並べられている場所があり、少し斜め横から撮ってみました。長い竹灯篭も面白いですが、短いものがいくつも並べられているのも好きですね。
竹灯篭だけでなく、こんなカップ状のものも置かれてました。お店の外で見たこのランプ。中にキャンドルがあり、面白いのがカップの星型が動くんです。写真の左の青いカップの星、ぶれているでしょ。どう表現したらいいか分かりませんが、ユラユラと星が動くんです。二層になっているような感じでとても面白いものでした。ただ、これは非売品のようで、もし販売されていたら間違いなく買っていました。
さて、今回の竹楽編の最終記事のメインに。竹田の街中を歩いていると普通と違う竹灯篭がいくつもありました。普段見る竹灯篭は上の写真のように斜めに切り抜かれているものですが、今回見た灯篭には側面にデザインを施されたものがいくつもありました。
それが下の写真の竹灯篭です。
これは竹楽の駐車場となっていた竹田市役所の前に並べられた竹灯篭。種類だけで20種くらい並べてあったような。竹の側面に貴婦人、鶴&亀、松、家紋、そして蝶。竹の側面をいろんなデザインで彫られた竹灯篭がいくつもありました。さすがにこれには驚きましたね。蝶や松、貴婦人など繊細なデザインを描かれており、綺麗にキャンドルの灯りが出ているのにビックリ。いや~職人芸ですよ。近くに作成された方がおられ話を聞くと、趣味で作成されており、この段階でもまだ試作なんだそうです。これからヤスリがけ、ニスなど細かい作業があるそうです。
しばらく竹灯篭のお話を聞いていると名刺を頂きました。
「明治夢倶楽部 竹灯篭部会」の代表の方のようでした。
一番気になる質問、値段を伺ってみると、モミジなど1枚の葉のデザインの竹灯篭が5000円、それ以上の細かく難しい竹灯篭は10、000円~15,000円。今じゃ当たり前のようなネットでの販売は行っておらず、電話での注文らしい。注文を受けて4~5日で完成するらしいです。そしてオーダーメイドも可能で、好きな文字の竹灯篭も作成できるそうです。
名刺に書かれている℡番、個人情報にあたるのでネットでの掲載は控えさせて頂きます。
しかし生の竹に焼きを入れ、防腐効果、そしてニス、ヤスリがけ、抜きと手の込んだ逸品です。くり抜きが一番難しいように感じました。
竹田の街中の公園には長い竹を丸めて円錐上にしたものに竹灯篭を置いてみたり、星、波型など連なったデザインの竹灯篭が置かれていたりと昨年より一段と驚きの場面を見れました。
数にも圧倒、細かさにも驚愕、今回の竹楽、竹灯篭を楽しむだけでなく、竹田を楽しむという意味もあった竹楽でもありました。山口からはかなり遠いですが、また来年行ってみます。次回は3日間のうち2日は竹楽を見てみたいですね。
あと、日田と臼杵も気になります。紅葉シーズンが11月上旬くらいからとすると、耶馬溪の紅葉を楽しみながら日田の竹灯篭散策もいいかもしれません。時期的に紅葉の見頃とうまく重なってくれればいいですが。
さて、余談ですが、この28日から12月25日までの間、大分市竹田市、久住高原のくじゅう花公園では光ファンタジアを開催されるようです。約40万個のLEDを敷き詰められた公園で綺麗な光の花畑が見られるようです。竹楽が終わってもまた目を離せない竹田でもありますね。
11月ももう終わり、クリスマスイルミネーションが各地で見られる時期になりますね。