昨日鶯の初音を聞いた。 今年は例年よりずいぶん遅い。そのせいかかなり整った声である。最初はもっとたどたどしい鳴き声なのだが。
鶯の身をさかさまに初音哉 其角
この里を通りすがりの初音こそ 山口 青邨
木ごもりに見えて久しくして初音 皆吉 爽雨
初音きく他郷のひとに囲まれて 原 コウ子
初音いま青空ひらく逢ひてのち 野沢 節子
『新撰俳句歳時記』明治書院
鶯の身をさかさまに初音哉 其角
この里を通りすがりの初音こそ 山口 青邨
木ごもりに見えて久しくして初音 皆吉 爽雨
初音きく他郷のひとに囲まれて 原 コウ子
初音いま青空ひらく逢ひてのち 野沢 節子
『新撰俳句歳時記』明治書院
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます