三流読書人

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ドングリ小屋住人 

核兵器は廃絶されることだけに意義がある

2008年08月07日 16時55分28秒 | 平和
8月6日 広島平和記念式典 
「平和宣言」 広島秋葉忠利市長

「 平均年齢75歳を超えた被爆者の脳裡に、63年前がそのまま蘇る8月6日が巡ってきました。「水を下さい」「助けてください」「お母ちゃん」・・・被爆者が永遠に忘れることのできない地獄に消えた声、顔、姿を私たちも胸に刻み、「こんな思いを誰にもさせない」ための決意を新たにする日です。
 しかし、被爆者の心身を今なお苛む原爆の影響は長年にわたり過小評価され、未だに被害者の全貌は解明されていません。中でも、心の傷は深刻です。こうした状況を踏まえ、広島市では2カ年掛けて、原爆体験の精神的影響などについて、科学的な調査を行います。
 そして、この調査は、悲劇と苦悩の中から生まれた「核兵器は廃絶されることにだけ意味がある」という真理の重みが私たちに教えてくれるはずです。   ・・・抜粋 」
 
福田首相挨拶一部
 
 本日、ここ広島の地で、改めて我が国が、今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて、国際社会の先頭に立っていくことをお誓い申しあげます。
 また被爆により、苦しんでおられる方々には、保健、医療並びに福祉にわたる総合的な援護策を充実してまいります。

 福田さんよ、ほんとかよ。
 米原潜ヒューストンの漏水による放射能漏れ。ハワイで定期点検中の7月後半あきらかになった。漏水は数ヶ月にわたっていた可能性があるという。ヒューストンは3月12日沖縄県うるま市ホワイトビーチ沖に停泊、佐世保には3月27日から4月2日まで停泊。米政府から漏水の連絡が入ったのは今月1日だという。ところが高村外相がこのことを知ったのは米CNNテレビの報道によってであった。それで高村外相が公表を指示したのだという。
 非核三原則はどうなったのだ。核兵器は積んでいるに決まっているというのが普通の見方だ。それが漏水しつつ、日本の基地を移動していても首相は何も知らされていない。外相も知らない。外務省役人の思い上がりぶりは目に余るのではないか。これで非核三原則は堅持していると言えるのか。 
 日本の横須賀を母港とする予定の空母ジョージ・ワシントンはつい先日の5月に火災を発生させた。それでも日本の政府は何も言えず。
 このような政府や役人の姿勢、さらに被爆者援護法の欺瞞、被爆者は救われるのか。恒久平和の実現のために国際社会の先頭にたてるのか。  
 
 
 
 

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