柳沢伯夫厚労相 柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ。
『毎日新聞』 2007年1月28日付
と言う記事、ほんとにお粗末というほかない。
安倍内閣支持率連続して下落傾向にあるが、ろくなスタッフがいないのでは無理もない。
しかし、ここまで国民の切実な願いを理解できていない大臣とは何なのか。
おまけに、自民党中川秀直幹事長、「『本人がすぐに言い直し、釈明した』からええやんか」、と言う意味のことを述べ、責任は問わない姿勢だという。
結婚し、子供を産み、育て、教育するということに安心して取り組める環境をつくること、それが少子化対策だろう。