米軍兵士の犯罪

米軍兵士によるイラク民間人殺害容疑事件最近のもの
２００５年１１月１９日
　米海兵隊員が、イラク西部のハディサで、非武装のイラク市民２４人を殺害した容疑。事件に関与した海兵隊員、上官、調査した海兵隊チームいずれもの報告・説明に虚偽が疑われている。
２００６年２月１５日
　技術兵一人がイラク中部ラマディで非武装の男性を射殺した容疑。これにも偽装工作。
３月１２日
　米陸軍兵士が、バクダッド南方のムハマディアで、女性を暴行、彼女とその夫と子供ら４人を殺害、遺体を焼却した容疑。
３月１５日
　米軍がバクダッド北方のイスハキの民家にテロ支援者が潜んでいるとの情報に基づき、ヘリと戦闘車両で急襲。米軍は、テロ容疑者１人と女性２人、子ども１人が死亡したと説明。しかし地元住民は米軍が５人の子どもと４人の女性など民間人１１人を銃殺し家屋を破壊したと証言。
４月２６日
　海兵隊員７人と海軍衛生兵１人は、バクダッド西方の村ハムダニアで身体の不自由なイラク市民を殺害、その横に突撃小銃などを置き爆弾犯に偽装した容疑。
５月９日
　４人の米兵が、ティクリット南西のサルサル湖近くの武装勢力の訓練キャンプと目された所を襲撃。３人殺害、この後友軍兵士にこの事件の真実を明らかにしたら殺すと脅迫。

米軍兵士のストレス、錯乱、退廃、絶望感、などもあるだろう。彼らもまた、アメリカの世界戦略の犠牲者かも知れない。