平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1275 「信教の自由」の難しさ  

2018-09-24 10:09:11 | 日記
    平和への希い1275 戦後74年  
  「信教の自由」の難しさ  2018.9.24

最近の新聞報道で、中国にキリスト教の教会があることを、初めて知りました。
1党独裁の共産国家は、宗教を認めないものと思い込んでいました。
思えば、ソ連時代にも、ギリシャ正教会があった。
中国が、1党独裁の共産国家になる前には、キリスト教信者がいた筈だから、国家体制が変わったからと
言って、信じていたキリスト教を捨てることは出来ないでしょう。

江戸時代の「踏絵」によるキリスト教弾圧、天草四郎の「島原の乱」など、政権運営の邪魔ものは、徹底的
にぶっ潰すということもありました。
1党独裁の共産国家に限ったことではないけれど、信じると言いう人の心の中にまで国家権力が踏み込んで
行くことは出来ないということなのでしょう。
普通の民主国家では、憲法で「信教の自由」は認められている。

中国が、1党独裁の共産国家になってからも、地下に潜ったクリスチャンも多く、それならば、と、政府
お手製の「中国天主教愛国会」を作り、司教を政府が任命し、常に政府管轄下に置いてきた。
「信教の自由」とは程遠い。

元々の信者は、キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ法王庁)の任命した司教の下、信者活動を
していたので、地下に潜った。「地下教会」である。

1951年以来、中国政府とバチカンの確執が始まり、断交が続いていたが、14億人の中国に、地下教会
を含め1000万人いる信者のために、バチカン側が妥協?和解したらしい。司教の任命権は不明のまま。
政治と宗教の微妙な問題なのですが、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教と国家が揺れ動いている中東など
を見ていると、「信教の自由」の難しさ、政治と宗教の軋み(きしみ)が平和を危うくすることを痛感。

ウォーキング中に出会った花。

9月24日「今日は何の日カレンダー」より
清掃の日、環境衛生週間(9/24~10/1)、結核予防週間(9/24~9/30)
▲メートル原器制定(1872)▲西南戦争終結。西郷隆盛自刃(1877)▲大日本相撲協会設立(1925)
▲ネール首相から象のインディラ嬢が贈られる(1949)▲国鉄指定席の予約「みどりの窓口」開業(1965)
▲「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行(1971)▲世界初、英登山家がチョモランマ登頂に成功(1975)
▲フランスの超高速新幹線TGVが時速300キロの世界最高スピードで営業を開始(1989)
▲高橋尚子、シドニーオリンピックの女子マラソン優勝。女子陸上で初の金メダル(2000)