イスラエルの、ガザ地区攻撃が始まって、昨日で1年。パレスチナ市民の死者数は、4万人を超え、
イスラエルでも数千人の市民が亡くっている。多くは子どもと女性なのです。戦争は、弱い人が多く犠牲に
なるのです。
なぜ、これほどまでに、憎み合い、武力抗争を続けるのか。
私ごときが、解明出来るはずもないし、考えても、何も出来ないことですが、今、イスラエルとアラブの人たちによって、中東で起きている紛争は、ユダヤの人たちの、国を失い、世界を放浪する4000年のウラミの歴史を、現在に引きずっているみたいです。
学生時代、「モーゼの十戒」という映画を見たころは、海が割れて、ユダヤの人たちが、エジプトから逃げ出すことに成功したことに「良かった」と単純に感動し、海が割れる画面をどのようにして撮影できたのか、なんてことに興味の中心が行っていて、ユダヤの人たちの、その後の苦難の歴史のこと、第二次世界大戦中に起こった、ヒトラーの「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)」に繋がっていることなど、考えたことはなかったのです。
モーゼによって、エジプトで奴隷にされていたユダヤの人たちは解放されたが、ユダヤ教の一派だったキリスト教が、ローマ帝国の国教になって、ユダヤ教徒は迫害され、世界に逃げ散らばらねばならなかった。
シェークスピアの「ヴェニスの商人」のように、迫害され、社会の底辺で必死に生きていかねばならなかったユダヤ人が、嫌われ役で起こす、いろいろな出来事があったのでしょう。
ヒトラーの「ホロコースト」は、この流れの中で起きたように思います。
第二次世界大戦後、米欧各国の支援もあって、念願の建国が、先祖伝来の「パレスチナの地」に、「イスラエル」として、4000年経って、できたのです。
イスラエルでは、「戦争を止めろ」の声も大きいのですが、祖父母などを、ヒトラーの大虐殺で殺された人などは、大きな犠牲を払って建国出来たイスラエルを、「どんなことをしても守らなければ」と、「やられたらやり返し」、国を守ることに、必死なのです。
パレスチナの人にとっては、大戦後降ってわいたように、イスラエルが出来て、長年住んでいたパレスチナの地を追われてしまったり、ガザ地区に閉じ込められてしまい、ウラミ骨髄、反イスラエルのテロ集団ハマスやヒズボラが、ことあるごとに、武装襲撃をするのです。ウラミとウラミがぶつかるのです。
モーゼの十戒の、第六戒に「人を殺してはならない」とあります。
何とか、話し合いという、平和的方法で、紛争を治めることが出来ないものか。
ウォーキング中出会った花と雲。
今日は何の日?カレンダーより 足袋の日、木の日、骨と関節の日、入れ歯デー、米の日(毎月)
◆寒露(二十四節気の一つ。露が冷気にあたって凍りそうになる)●まりも祭(阿寒町)
▲岩倉具視を遣米使節に任命(1871)▲1875年、正式に日本の領土となった小笠原諸島、東京府に編入(1880)
▲国立公園第1回選定。阿寒・十和田・日光・富士・中央アルプス・吉野・熊野・瀬戸内海・伯耆大山・阿蘇・雲仙・霧島の12個所(1932)▲文部省、教育勅語の朗読を廃止(1946)▲電球を1世帯に1個配給(1947)
▲佐藤栄作首相の東南アジア歴訪に反対の全学連学生が羽田空港付近で警官と衝突。学生1人死亡(羽田闘争)(1967)▲佐藤栄作元首相にノーベル平和賞(1974)▲最古の石器、発見(1981)▲つくば科学万博、起工式(1982)▲下村脩博士ノーベル化学賞受賞(2008)▲山中伸弥京大教授ノーベル生理学・医学賞受賞(2012)
▲世界体操選手権で男子床は白井健三、女子床は村上茉愛が金メダルの快挙(2017)▲名古屋ボストン美術館
閉館(2018)▲レバノン、燃料不足で発電所稼働停止で停電(2021)▲ウクライナがロシアの侵略に対抗、クリミア大橋を爆破(2022)
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