今日は、放送記念日。100年前の今日3月22日に、「ああ、あー、聞こえますか」の試験放送で、ラジオ放送の幕が開いたのです。その年の7月、1日約8時間の本放送が始まりました。
試験放送の2年前の1923年、関東大震災で、情報が混乱、デマなどで混乱が大きくなって、朝鮮の人々が、「井戸に毒を投げ込んだ」などデマが流れ、自警団や警察官の人たちによる私刑で、沢山殺害されたのです。
ちゃんとした情報を届ける手立てがなかたのです。
「正確な情報を、早く伝えること」を求める声が大きくなったのです。
子どもの頃は、ラジオ放送で流れる、「鐘が鳴る丘」「紅孔雀」などのラジオドラマに夢中でした。
チャンバラやメンコなどの遊びを止めて、大急ぎで家に戻り、ラジオの前に座って、聞く日々でした。
そのうち、兄が作ってくれた「鉱石ラジオ」が、マイラジオとなって、番組の取りっこで喧嘩することがなくなりました。
今は、毎晩、枕元の携帯ラジオでNHKのラジオ深夜便を、3時台からの、「日本の歌」「明日への言葉」を聞いています。(眠ってしまい、聞きそびれることが多いのですが、ラジオは鳴っています)
その携帯ラジオは、5年前に亡くなった兄が、国内旅行に持って行って聞いていたラジオです。
「国内旅行用」と、兄が書いた文字が、毎日一緒です。兄と一緒に聞いているみたいです。
今は、TV、スマホと、私たちの子どもの頃とは、考えられない機械が進歩して、便利な世の中ですが、
ラジオは、なんか、子どもの頃からなじんだこともあって、懐かしく、暖かい感じがするので手放せません。
なんと言っても、ラジオは、テレビと違い、目で確認出来る映像がないだけに、「想像」を自由に出来るので、ボケ防止にもなっているような気がしています。
世界や日本各地の出来事や、暮らしのレポートなどあると、自分が行ったことがあるところだと、風景が浮かび、一緒に行った人の笑顔が浮かびます。お会いしたことがないけれど、ブロ友さんが、笑顔で頑張って生活されているところなんだ、と思いが巡ります。
ラジオ放送されていらっしゃるみなさまに、感謝です。
3月22日、「今日は何の日カレンダー」より 放送記念日、世界水の日(国連)、夫婦の日(毎月)
▲記録上初めての三つ子、誕生。出産した筑前国の舎人臣福長女に正税400束をプレゼント(827)▲西蝦夷地を
松前藩から幕府直轄領とする(1807)▲ゲーテ、没。83歳(1832)▲人力車営業開始(1870)▲「ザ・ジャパン・
タイムズ」創刊(1897)▲NHKが日本初のラジオ仮放送。本放送は7月12日(1925)▲文部省国語審議会、国号
の呼び方を「ニッポン」と称する案を政府に提出(1934)▲ドイツで世界初のテレビ定期放送を開始(1935)
▲第1回全日本女子プロボウリング選手権。優勝者は中山律子(1970)▲初のエイズ患者確認を厚生省発表(1985)
▲秋田新幹線開通(1997)▲ヘール・ボッブ彗星最接近(1997)▲ロンドンでテロ発生(2017)▲コソボ第10代首相にアルビン・クルティ就任(2022)▲第5回ワールド・ベースボール・クラシック14振りに日本優勝(2023)
19年前に亡くなった弟とは良好ではありませんでした。私に言わせれば100%、弟が悪いのですが。
既に亡くなっていた両親も、まさかの展開に墓の中で嘆いていたと思います。