昨日、東京で、桜の開花宣言。
桜の花のこのシーズン、思い出すのは、在原業平(ありはらのなりひら)。
1200年前の平安時代も、桜は、人の心をトリコにしていたようです。
「世の中に 絶えてさくらの なかりせば、春の心も のどけからまし」と詠んだ、在原業平。
桜が、この世になかったら、「いつ咲くか」「咲いたら咲いたで、いつ散るか」と、心ざわめかせることもないのに、と、在原業平が桜のトリコになっていたのです。今も、昔も、桜は、人の心を虜にし、咲くまで、咲いて散るまで、ドキドキハラハラさせているのです。
今は、桜前線などと、南から北まで、桜の開花、各地の有名な桜などなど、TVで見ることができます。
在原業平が、この光景を見たら、どういう歌を詠むでしょうか。びっくりで、歌にもならないかも。
今日のモーニイングショーの番組で、ビックリしたのは、温暖化が進むと、南の九州や四国では、桜が咲かなくなるか、咲いても、満開にならないことになりそう、というのです。
桜が咲く条件は、寒い間つぼみのまま眠り、三寒四温となった温かさで、つぼみが目覚めそうになるころ、寒さが来て、つぼみがビックリして目覚める、という寒暖条件だそうです。「休眠打破」と言うんだそうです。
温暖化が進むと、三寒四温がなくなって、寒さが戻って、つぼみをビックリさせる「休眠打破」がなくなってしまい、咲くキッカケを失って、咲かないか、ダラダラ咲いて、満開という咲き方ではなくなるらしい。
まあ、なにはともあれ、桜さんありがとう。
今年も、お花見楽しませていただきます。花粉と黄砂も一緒なのが、憎い。
3月25日、「今日は何の日カレンダー」より 電気記念日(日本電気協会1955)
▲シーボルト、将軍家斉に謁見(1826)▲東京に公園設置(1873)▲日本で初めて電灯、アーク燈50個ともる。
場所は工部大学校(現在の東大工学部)。中央電信局の開局を祝い、伊藤博文工部卿が依頼(1878)
▲第1回近代オリンピック開催(1896)▲島崎藤村の「破戒」が自費出版される(1906)▲初の女性博士、誕生。
東京女子高等師範学校の教授。学位は理学博士(1927)▲文学座、第1回公演(1938)▲黒澤明監督第1回作品
「姿三四郎」封切(1943)▲日本最初の長編漫画映画「桃太郎の海鷲」封切(1943)▲欧州経済共同市場(EEC)
条約調印(1957)▲江戸川競艇閉幕、都営ギャンブル完全廃止(1973)▲オレンジカード発売開始(1985)
▲愛知万博開幕(2005)▲フィギュア世界選手権で高橋大輔金メダル、日本人初。(2010)▲金正恩就任後
初外遊で中国・習近平訪問(2018)▲3月24日北朝鮮が発射したICBMはアメリカ全土を射程に入れる飛行能力ありと分析(2022)
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