平和への希い632 戦後71年
中国共産党独裁政権は、香港の「一国二制度」を許せない 2016.12.13.
香港は、1840年に起きたアヘン戦争の結果、1842年の南京条約で、戦勝国イギリスが中国(清朝)
から「永久割譲」され植民地になった。
1984年、英サッチャー首相の時、中国へ返還が決まり、1997年7月1日、返還された。
返還後50年間は、中国の統治下でありながら、英統治下での民主主義で培われた「一定の自治権」の
付与と、統治する中国共産党と異なる行政・法律・経済制度の維持が認められている。
これが「一国二制度」です。
今年9月の議会(立法会)選挙で初当選した「本土派(香港が中国から自立することを訴える
政党)」の若手議員2人が、10月12日議会(立法会)で議員就任の宣誓した際、「香港は中国
の一部ではない」との英語の横断幕を掲げたり、「支那」と中国を蔑視する言葉を使ったことで
香港政府は「議員の資格」を取り消す訴え起こし、高裁は政府の訴え認める判決を下した。
まだ控訴中にも拘わらず、中国共産党は裁判所の頭越しに、「議員資格はない」と発表。
中国共産党独裁では、「司法の独立」はなく、香港にも強引に「司法の独立」はあってはならない
と、中国共産党一党独栽を押し付けた格好なのです。「一国二制度」を空文化したいのです。
2014年には、「雨傘運動」と呼ばれた反政府デモ、中国批判の出版社社長行方不明事件、
ノーベル賞作家を拘留し授賞式に出席させなかったこと、チベットへの弾圧など、「民主」より
「共産党」ファーストで抑え込んできた中国共産党。
トランプ次期米大統領が、台湾総統との電話会談、「中国は一つ」の中国共産党に、異論を展開。
「民主」を権力と武力で抑え込む歴史の渦中に、香港も、あるのです。
「民主」を権力と武力で抑え込む歴史が続く限り、人類の平和的存続はあり得ないのに。
今年、ウォーキング中に出会ったお気に入りの花や風景など、再登場。
12月13日「今日は何の日カレンダー」より
▲オランダ東インド会社のタスマン、ニュージーランドを発見(1642)
▲隅田川に両国橋が完成(1659)▲市川房枝らが婦人参政権獲得期成同盟を結成(1924)
▲日本軍が南京を占領。占領時、中国人軍民や婦女子を暴行虐殺(南京大虐殺)(1937)
▲ポーランドで戒厳令を施行(1981)
中国共産党独裁政権は、香港の「一国二制度」を許せない 2016.12.13.
香港は、1840年に起きたアヘン戦争の結果、1842年の南京条約で、戦勝国イギリスが中国(清朝)
から「永久割譲」され植民地になった。
1984年、英サッチャー首相の時、中国へ返還が決まり、1997年7月1日、返還された。
返還後50年間は、中国の統治下でありながら、英統治下での民主主義で培われた「一定の自治権」の
付与と、統治する中国共産党と異なる行政・法律・経済制度の維持が認められている。
これが「一国二制度」です。
今年9月の議会(立法会)選挙で初当選した「本土派(香港が中国から自立することを訴える
政党)」の若手議員2人が、10月12日議会(立法会)で議員就任の宣誓した際、「香港は中国
の一部ではない」との英語の横断幕を掲げたり、「支那」と中国を蔑視する言葉を使ったことで
香港政府は「議員の資格」を取り消す訴え起こし、高裁は政府の訴え認める判決を下した。
まだ控訴中にも拘わらず、中国共産党は裁判所の頭越しに、「議員資格はない」と発表。
中国共産党独裁では、「司法の独立」はなく、香港にも強引に「司法の独立」はあってはならない
と、中国共産党一党独栽を押し付けた格好なのです。「一国二制度」を空文化したいのです。
2014年には、「雨傘運動」と呼ばれた反政府デモ、中国批判の出版社社長行方不明事件、
ノーベル賞作家を拘留し授賞式に出席させなかったこと、チベットへの弾圧など、「民主」より
「共産党」ファーストで抑え込んできた中国共産党。
トランプ次期米大統領が、台湾総統との電話会談、「中国は一つ」の中国共産党に、異論を展開。
「民主」を権力と武力で抑え込む歴史の渦中に、香港も、あるのです。
「民主」を権力と武力で抑え込む歴史が続く限り、人類の平和的存続はあり得ないのに。
今年、ウォーキング中に出会ったお気に入りの花や風景など、再登場。
12月13日「今日は何の日カレンダー」より
▲オランダ東インド会社のタスマン、ニュージーランドを発見(1642)
▲隅田川に両国橋が完成(1659)▲市川房枝らが婦人参政権獲得期成同盟を結成(1924)
▲日本軍が南京を占領。占領時、中国人軍民や婦女子を暴行虐殺(南京大虐殺)(1937)
▲ポーランドで戒厳令を施行(1981)