平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い634 シリアの悲劇、アサド独裁政権による市民虐殺も 

2016-12-15 10:44:52 | 日記
   平和への希い634  戦後71年  
  シリアの悲劇、アサド独裁政権による市民虐殺も  2016.12.15.
日本時間の12月14日未明、反体制派は、ロシア支援を受けたアサド政権軍の攻勢で、
反体制派の最大拠点のアレッポから撤退することに合意し、停戦することになったようです。
国連安全保障理事会の緊急会合で、ロシア国連大使は、「アレッポ東部の軍事行動は終わった」
と指摘。
潘基文国連事務総長は、「ロシア・シリア政権軍による空爆や処刑により、多くの市民が殺され
ている」と発言するなど、緊急会議では、シリア政権とロシアに対する非難が相次いだとのこと。

2011年始まった中東の民主化運動「アラブの春」以来5年、アサド独裁政権を打倒しようと
立ち上がった欧米支援の反体制派だったが、難民問題で揺れるヨーロッパ各国、影響力減退の
オバマ米政権、反体制派主力がクルド人のため、クルドテロに苦闘のトルコも空爆、イスラム国
が間隙をついて攻勢に出た、など三つ巴・四つ巴の混乱が続き、多くの市民が犠牲になり、難民
になっている。

アレッポでは、当面の戦闘は収まったが、内戦が終わったわけではなく、政府軍が、「反体制派」
を支援した等で、市民を虐殺する可能性があるし、内戦は続くし、イスラム国の脅威は続くのです。
一般市民は、生命の危機に晒され、生活基盤を失い、難民にならざるを得ない悲劇は続くのです。
やり切れません。

天災と違って、戦争やテロという最悪最大の人災は、「その気になれば」止められる筈なのに。

今年、ウォーキング中に出会った花、風景再登場。

12月15日「今日は何の日カレンダー」より
▲平将門、新皇を名乗る(939)▲榎本武揚らが蝦夷地を占領し、五稜郭を本営とする(1868)
▲「風と共に去りぬ」ニューヨークなどで公開。日本公開は'52年(1939)
▲GHQが国家と神道の分離を指令(1945)▲上野地下道の浮浪者2500人一斉収容(1945)
▲第1回レコード大賞。受賞曲には永六輔作詞・中村八大作曲「黒い花びら」(水原弘)が決定(1959)
▲12/8刺された力道山、死亡。39歳(1963)▲アメリカで人類初の宇宙ランデブーに成功(1965)