平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い553 難民・移民問題、誰が「猫の首に鈴をつける」べきなのか 

2016-09-21 08:36:32 | 日記
    平和への希い553 戦後71年  
難民・移民問題、誰が「猫の首に鈴をつける」べきなのか 2016.9.21.

日本時間9月20日未明、国連本部の移民・難民をテーマにしたサミット全体会合で、阿部首相は、
難民・移民支援へ2800億円拠出を表明、「問題の解決へ主導的な役割を果たす」と演説。
カネを出すことで大見得きっているが、「カネで、問題の解決へ主導的な役割を果たす」と真剣に
思っているとは、お粗末極まりない。

本当に「問題の解決へ主導的な役割を果たす」と言うなら、難民・移民の原因(もと)を絶つため
に、日本の立ち位置で、何ができ、何をしなければならないかを国際社会に訴え、献身的に力を
尽くすことではないでしょうか。
難民・移民の原因(もと)は、誰もがわかっていながら止められない、「テロ絶滅」を大義名分
にして、国連常任理事国中心に、国内外に於いて空爆など武力で弾圧、内戦や闘争を激化させ、
直接的にも、間接的に一般市民を巻き込んで、生命と生活の基盤を奪い取っていることなのです。

「国際紛争を解決する手段としての武力行使は永久に放棄する」と規定している憲法9条を奉じて
いる日本だからこそ、国連常任理事国中心に、国内外に於いて空爆など武力で弾圧、内戦や闘争を
激化させ、難民・移民を量産してる国々に、「武力ではなく話し合いで」解決するよう働きかけ
られる筈です。困難なことは良く解りますが、極悪非道なイスラム国やアルカイダなど過激派
テロ集団であっても、「話し合いの土俵」に乗せる仲介役こそ、「問題解決への主導的な役割」を
果たすことだと思うのです。

テロ続発で血が頭に上がっている、武力に自信を持っている大国などに、冷静に対応するよう、
「猫の首に」鈴をつける役割を果たすべきなのです。原因(もと)を絶たない限り、支援金などは
ドブに捨てるように嵩んでいくだけです。

国民が背負う大借金の一部を、安倍総理の「大見得」のために使われていることも「くやしい」。

ウォーキング中に出会った花。

9月21日「今日は何の日カレンダー」より
▲日本法律学校(のちの日本大学)が開校(1890)
▲中国、国都を「北京」と改称(1949)
▲大相撲で土俵の4本柱を廃止、吊り屋根式に改造(1952)▲横綱・北の湖、通算勝ち星873勝で
大鵬の記録を初めて更新。1985年に通算951勝で引退(1982)
▲室戸台風、関西に来襲。死者・行方不明者3036人(1934)
▲台湾大地震。マグニチュード7.6(1999)