チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

一世代前のリーダーと今のリーダー

2005-03-16 23:44:15 | Weblog
 若い男性か女性ばかりが優遇され、中高年の男性はそのあおりを受け相対的に不遇な対応を受ける。こんなことがここ何年か日本の会社で進んでいるようだ。会社としては、これまで会社を支えてきた中高年を冷遇するのが目的ではなく、将来の世代交代に向けて若手の育成や女性をさらに戦力とするためのやむを得ない取組だと思う。

 私の組織でもこのような動きが見られる。これまで会社を支えてきた中高年から、次の世代へとポストの入れ替えが行われ、結果として組織が若返り、仕事の進め方も変わり、組織に確実に変化がおきてきたように思う。「ポストが人を育てる」というが、実際そうだなあと実感する場面にもよくでくわす。新しいリーダーが確実に育っているように思う。

 一方で、一世代前のリーダーが持っていて、現代のリーダーがあまり持っていないものがあるように思う。

 会社に対する愛情や貢献意欲。

 私生活を犠牲にしてうんぬんという話しではなく、自分が勤めている会社に誇りを持ち、その会社を少しでもよくしたいという思いを強く持っている。そのために自分には何ができるか、何をすべきかを考えて、それを実行するために努力を惜しまない。情熱を惜しまない。今日会ったリーダーもそんな人だった。

 会社生活か、教育か、それとも特定の世代が持つ価値観か、何が彼らをそうさせたのかはわからないが、あきらかな違いを感じる。

 こんな世代の人々が、年齢的にまもなく会社を去っていく。ポストは既に後進に譲っても、精神的な支えとなり、組織の秩序となっている。そんな人が会社を去っていくこれから、会社がどのように変わるのか少し不安な気がしている。

経営学の勉強

2005-03-15 23:28:07 | Weblog
 連日のように報道されている、ライブドアとフジテレビのニッポン放送株取得の争奪戦は、経営学や経済学の勉強ネタとしてはおもしろい。時間外取引/立会外取引/証券取引法、転換社債型新株予約権付社債、TOB、敵対的買収、第三者割当による新株予約権発行、議決権保有比率、コーポレートガバナンス、取締役の責任、株主代表訴訟、企業価値、ポイズンピル等々、ニュースは経営学用語のオンパレードだ。

 一昨日くらいからは「焦土作戦」という言葉を聞くようになったが、実際にこんな作戦をニッポン放送がとろうとしているとはとても興味深い。ポニーキャニオン株だけでなく、他の企業の株式売却も検討されていて、これが実施されるとニッポン放送の企業価値は著しく減少するという。

 ニッポン放送の従業員はライブドアの堀江社長の発言をとらえ「リスナーに対する愛情が全く感じられない、ラジオというメディアの経営に参画するというよりは、その資本構造を利用したいだけとしかうつらない」と批判している。しかし、今のニッポン放送経営陣がやっていることも事実上ニッポン放送を存続できない会社にしようとしているところで、リスナー無視に全く変わりは無い。

 ライブドア、フジテレビ、ニッポン放送ともに相手の出方をみながら、何らかの目論見をもって次々と手をかえ品をかえ、おどしすかしも交えた戦略を実施しているのだと思うが、そこでは従業員、顧客が著しく軽視されている。

 従業員、顧客も経営学ではたいへん重要なテーマだから今後はここに報道の焦点があたってくるのだろうか。

変わらない愛情

2005-03-14 23:59:28 | Weblog
 人を育てる人がいる。その人は「人の可能性を信じ」、「心の中に愛情が溢れ」、「真剣に人に関わる気持ちがあり」、「人に答えを与えるのではなく、人が自ら答えを見つける力を持つことを支援する」。
これが全てではないかもしれないが、いろいろな人の話を聞いたり、素晴らしいリーダーに直接/間接に接した体験から学んだ私が大切だと思っていること。

 私自身このような人になり、人を育てられる人になりたいと思っている。自然にそのような人になれればいいが、そうはいかないので、意識して取組もうとしている。

 でも実際は人を育てていないことが多い。特に仕事において、納期に追われている時などは結論を出すことに急いでしまい、そのことを最優先してしまう。結果として、答えを与えたり、指示してしまう。

 そんな時はいつも「またやってしまった」という後悔する気持ちを持つとともに、「仕事には納期があるのだから仕方がない」と自分自身に言い訳をしている。自分自身努力しているのだから、そのうちできるようになると思っていた。

 今日ある人と同じイベントに参加して気づいた。その人はもう何年も前からつきあいのある人だが、どこか「つかみどころな無い人」と思っていた人。でも、この人は人を育てるとても素晴らしい人だということがわかった。

 この人と私を比べてみて、今感じていることは、私にかけているのは「心の中の愛情」。私の愛情はムラがある。いつも変わらない愛情が私に必要だ。

共通項を見つける

2005-03-13 22:48:54 | Weblog
 これまでも2,3度あったことがあるが、何となく距離感を感じていた人がとても身近な人になった。

 たまたま、出身地の話になり、私が神戸出身と話すと、その人も神戸出身でおまけに同じ区の出身だとわかった。それだけでなく同じ時に同じ中学にいた先輩-後輩の関係だった。さらに驚きは、その人は当時私の姉と同じ運動部に属していた。

 こんな偶然があるものだと驚くと同時に、その人がとても身近な人に変わった瞬間であった。

 女性を口説く時に、「偶然だね、俺もじつはそうなんだよ!」とかいって共通項を見つけることで距離感が近くなるのと同じような感覚だと思う。

 共通項を見つけることは人と人との距離を縮める上で大切なことだと改めて実感した。

大阪のカレー

2005-03-12 22:39:51 | Weblog
 大阪に来る楽しみの一つに食事がある。大阪の食べ物は特別なものを食べなくてもおいしいものが多い。

 今晩食べたのはカレーとイカ焼き。

 カレーは谷町線東梅田駅改札の近くにある”Piccolo”というカレー屋さんで食べた。以前この店の前を通りかかった時、店の前に行列ができていたのを見てきになっていた店。
今晩はたまたま店の前を通りかかったら待っている人がいなかったので入ってみた。

 カウンター席6席だけのとても小さな店に、こだわりのカレーおやじのようなシェフと、カレー大好き風のおやじが5人座っていた。
空いていた席ににすわりビーフカレー¥980を注文した。

 カレーの香りが充満する場所で待つこと20分、だされたカレーはとてもおいしいカレーだったが、一口食べて、私が以前作っていたカレーにそっくりの味だと感じた。

 本格的なカレーが作りたくて、カレー粉をはじめいろんなものに凝って作ったカレー。それでもなかな思い通りの味が出ず、ケチャップ、焼肉タレ、赤ワイン、生クリーム、チョコレート、冷蔵庫の中にあったものを次から次に量は全く考えずに加えていって、ようやく出来上がった。

 もう一度作ることができないカレーかもしれないが、もう一度作りたくなった。 

濃い時間

2005-03-11 22:24:30 | Weblog
 先週の水曜日に続いて上司の2度目の送別会。前回よりも多くの人が集まって送別した。

 賑やかで楽しい会も悪くはないが、本当はもっと上司と深く話をしたかった。これまで一緒に経験してきたこと、その時に何を考えどう感じていたのか、今それを振り返ってみてどう思うのか、どう感じるのかを聞いてみたかった。
 
 本当は、こちらからこれまでしていただいたことに感謝し、上司が気持ちのよい状態にすることが送別にあたって大切なことかもしれないが、私にとってはとても大切でぜひやりたいことだ。
 
 過去を振り返ってなつかしく思いたいわけではない。これからの自分自身にとって役立つことがそこにあるような気がするし、それまでの上司-部下という関係では聞けなかったことも今なら聞くことができそうな気がするから。

 また、別の機会を作ってゆっくりと話をしたい。それだけ濃い時間を一緒に過ごしてきた人。

 できればおいしい焼酎を飲みながらゆっくり話をしたい。

新鮮な気持ち

2005-03-10 22:13:22 | Weblog
 新しい仕事が加わって以来はじめての重要なイベントがあった。

 自分でいうと説得力がないかもしれないが、新しい仕事の割には中身がずいぶんわかっているような気がしている。

 昔の上司が、20年近く携った仕事から新しい仕事に異動した後に言っていた。「新しい仕事につくと、見るもの、効くもの新しいことだらけだが、全てが新鮮だから吸収が早い。すぐに多くのことがわかってくる。異動はええぞ!」

 何度希望を出しても異動することは叶はないが、その一方で入ってきたのが今の新しい仕事。異動ではないが、新しいことに取組んだときの感覚は昔の上司が言っていた通りだと実感した。

 学びたいことも拡がった。また読みたい本もでてきたし、会って話を聞きたい人もでてきた。「吸収したい」という気持ちが広がってきた。
いい機会が与えられた。

梅酒で酔っ払い

2005-03-09 22:02:55 | Weblog
 とても楽しみにしていた飲み会があったが、日ごろの時間の使い方が悪かったために、飲み会のあとにやることが残っており、気分が落ち着かなかった。思う存分楽しむことができず、飲みたい焼酎もがまんして、梅酒を飲んでいた。

 後にやることがあるのだからしかたがないのだが、楽しむ時はおもいっきり楽しんで、焼酎も飲みたいように飲みたい。その時その時を精一杯楽しみたい。それでいて飲み会がおわるとまるでそんなことがなかったようにバリバリ仕事をしてしまう。そんなことができるのが理想だ。

 でも、どうも私には無理らしい。梅酒を飲んでも酔っ払い、結局「明日朝早くおきてやろう!」と寝てしまう。

こんなことならもう少し飲めばよかった。

主体的になる

2005-03-08 21:50:29 | Weblog
 少しは暇になるかと思っていたが、とにかく忙しい日々が続いている。締め切りに追われる切迫感は以前と比べて少なくなったが、精神的な負荷はトータルとしてそれほど減ってこない。

 これまでは忙しい日々が続いても「この山を越えれば少しは楽になる」と思って仕事をしていた。山が過ぎれば自分がやりたい仕事のこと、プライベートのことを思い切りやろうと考えていた。

 でも、これからは仕事はいつも忙しいと思っていたほうがよさそうだ。

 忙しいなかでいかに自分がやりたいことをやるかを考える、あせらず落ち着いて、大切なことはきっちり守りながら、そして楽しみながらやることを考える。

 自分の人生は自分が主役。たとえ周りの環境に左右されていても、その中で自分自身の主体性を発揮して、決して動かされるのではなく、自ら動いていきたい。
そんなことを考えていた。

キャシャーンのような男

2005-03-07 21:45:07 | Weblog
 インフルエンザを周りにうつしてはいけないと思い今日はマスクをしていた。

 最近は格好のいいマスクが多い。今朝会った女性のつけていたマスクもとても格好が良かった。縫い目がない一枚の生地でできており、口のあたりが少しとがっていた。
マスクをつけて話をしてもマスクの動きはほとんどない。布のマスクのように口が開くと、マスクが口の中に入り込んで格好悪くへこむということがない。

 常にとがっていてとにかく格好がいい。

 思わず「カッコいいマスクですね、マスクの似合ういい女ですね」というと、その人は少し照れていた。照れて息の温度と湿度があがったのか、一瞬かけていた眼鏡が白く曇った。カッコいいマスクだが、息で眼鏡はくもるらしい。

 今は私はインフルエンザだが、もう一月もしないうちに花粉症が始まる。梅雨が明けるまではマスクの生活がはじまる。今日買ったマスクは普通のマスクだが、今年はキャシャーンのような格好いいマスクを探して、「マスクの似合う男といわれたい」

ジャージが欲しい

2005-03-06 21:31:16 | Weblog
 新大阪駅のホームを少し早足で歩いていると、とても背の高い2人組みの男に後ろから抜かれた。特別急ぐでもなく足の回転はゆっくりだが、足が長い分私よりも早く歩いていた。

 背の高い男の集団はその後も次から次からやってきて15人以上にもなった。皆同じジャージ姿で同じ鞄を持っていたので、何かのチームスポーツの選手であることがわかった。そしてよく見ると鞄に緑と赤で刺繍があった。

「JT Thunders」

 日本たばこのバレーボールの選手だった。有名な選手もいるようで、周りで写真を撮ったり、選手と一緒に写真を撮る女性もいて、少し華やいだ雰囲気になっていた。確かに背が高いのはかっこいい、おまけに顔の作りの良い選手も多かったので、女性が騒ぐのもよくわかった。

 中身がいいと着ているものがジャージでもずいぶんさまになる。トモ&テツのような1着10万円のジャージでなくても、ジャージもけっこうかっこいい。

 そういえば、私の尊敬する先生も移動が多いので、移動の前にはジャージ姿になっていた。私もかっこいいジャージが欲しくなった。

催眠術

2005-03-05 23:09:19 | Weblog
 日米それぞれで今もっとも評判の高い催眠術師が出演すテレビ番組を見た。カバちゃんや石田純一や川島なおみといった芸能人に催眠術をかけて、それら芸能人の行動を催眠術師の思うがままにしていた。カバちゃんはある合図でとるぜん立ち上がって"Oki Doki! Oki Doki!"と叫んだり、別の時には踊りだしたり、また別の時には、世界一のボディービルダーになったりする。

 石田純一はムカデを油で揚げたものを「世界で一番おいしいもの」と思い込んで食べていた。川島なおみはワイン通らしいが、青汁をシャンパンだと思い込んで飲んでいた。見るからに形や色でそんなわけはないとわかるはずのものを、全く理解できていなかった。

 名前は忘れたが欽ちゃんの弟子で、果物のドリアンが大嫌いな芸能人に、師匠の欽ちゃんの写真とドリアンとを入れ替えて意識させていた。欽ちゃんの写真を見せると、「この臭いがたまらなく気持ち悪いです。近くに持ってこないでください。気持ちが悪い!」と言わせていた。

 視覚や味覚や嗅覚を完全に操っていた。こんな催眠術が悪いことにつかわれれば、本当に恐ろしいが、かれらは催眠療法という医療行為に普段使っており、患者の健康のために使っているということだった。

 最後に彼らが話した言葉が印象的だった。「催眠術によってこれまで悩んでいた病気が治ったり、これまでできなかったことができるようになるのは、全ては、催眠術士の力ではなく、その人自身の力。その人自身が自分の力で克服したこと。催眠術師は、そのお手伝いを少しやったにすぎない。」

検査結果

2005-03-04 22:55:19 | Weblog
 2週間位前からみぞおちのあたりに違和感があった。ちくちくするような痛みだったり、おさえつけられるような圧迫感だったりが、いつもではないが時々感じていた。

 昨年秋からストレス度合いが高くなっていたから、胃潰瘍にでもなったかなと最初は思ったが、時間が経つにつれもっと深刻な病気にかかっている可能性もあると思うようになってきた。

 胃がんの可能性が高い。これが私の診断だった。

 半ば、この事実を確認するつもりで、腹部のエコー検査と胃カメラによる検査のために病院に行った。また胃とは直接関係ないはずだが、風邪気味の症状もでているため、それもあわせてみてもらうことにした。

 喉の麻酔や沈静剤をうち胃カメラを飲んだ、エコー検査も念入りにおこなわれたっぷり2時間近くかかった検査の結果は、「食堂と胃とがつながるところに軽い炎症がありますが、全く問題ないです。薬も飲まなくて良いです。風邪の症状はインフルエンザですね。薬を出しておきましょう」

 この結果を聞くと突然元気になった。胃がんにくらべたらインフルエンザは病気のうちにはいらないと思え、病院を出るころにはピンピンになっていた。

 これからまだまだ遣り残したことを思う存分できる。
 病は気から、気の持ちよう。

プロになる

2005-03-03 22:41:17 | Weblog
 自分で事業をしているにしても、雇われている立場であったとしても、仕事をするからには「プロ意識」がとても重要だと思っている。とりわけ雇われている立場の時には、このことを強く意識する必要があると思っている。

 「プロ意識」という言葉には、人それぞれいろいろな想いを持っていると思うが、私も同様に思いを持っている。

 プロ意識の一番重要なポイントはお金をかせげことだと思っている。お金をかせげなければプロではない。たとえばサラリーマンであれば、現在勤めている会社をはなれた時に、今の会社で得ている賃金以上を稼げる仕事をしているか、それだけの能力を持っているかということだと思っている。
 仮に転職するとして、転職直後は賃金が下がっても、その後リカバリーするような、それが必然となるような力を持っていることだと思う。

 仕事の種類によっては、仕事そのものの価値や、仕事の希少性の程度から必ずしもそういかない場合もあるかもしれないが、とにかく自分自身はプロだという意識を常に持っていることが大切だと思う。

 プロを強く意識し、「自分はプロになる・なれる」とそう強く心に念じていることがプロへの道のりのはじめのようにも思える。プロになりたい。

森伊蔵が当たる

2005-03-02 22:21:29 | Weblog
 芋焼酎が好きの人にとっては「森伊蔵」は特別な銘柄だ。焼酎を売り物にしている居酒屋でもリストにないことはしばしばだし、あったとしても値段の高い店では一杯2000円以上するところもある。それでも飲めるだけ幸せという人もいる。

 生産本数が少なく酒屋さんで買うことはできないためが、蔵元が行う抽選に応募し当選すれば定価で蔵元から購入できる。でも、これまで何度応募してもあたったためしはないし、電話で応募することさえも、常に話中で電話がつながること自体珍しい。

 インターネットのオークションでは一升瓶が30000円を超えることもしばしばだった。

 前置きが長くなったが、この「森伊蔵」にJALの国際線でのみ販売している750ml入りの瓶があるが、これを手に入れることができた。
 これも抽選ではあったが、焼酎好きの友人に教えてもらった注文方法で、一度で当選した。

 いつ飲むか、誰と飲むか、どこで飲むか、何を食べながら飲むか、今から到着することが、とても楽しみだ。