チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ビジネスに大切な感情と感動

2006-03-31 23:51:52 | 覚えておきたい考え
 今週は話を聞いたり、話をしたりする機会がとても多い週でした。単にコミュニケーションの機会が多かっただけでなく、そのコミュニケーションが相手とのつながりを感じられるものであったことがとても印象にのこっています。

 いろいろな想いを聞くことができ、そして私の想いを話すことができ、お互いのつながりをより強く感じたケースもあれば、お互いの考え方・感じ方の違いが明確になり、これまではっきりと見えていなかった課題が逆に見えてきたというケースもあります。

 でも前のケースがよくて、あとのケースが悪いと思っているわけではありません。どちらの場合でも、お互いの距離は確実に縮まっていますし、感情が表面にはっきりとでてきたことがとても良いと思っています。

 「感情面が表にでてきたらチャンスよ」とアメリカのリーダーシップトレーニングで私は学びました。

 「ビジネスに感情を持ち込むな」とはよくいわれることですが、人が動かしているビジネスには必ず感情面の動きが入り込むと私は思っています。それを無視したり、感情が表出する場面を避けるようにすることは、ビジネスを無機質なとても退屈なものにするような気がしています。

 そういえば最近は「感情」とか「感動」ということばをビジネスシーンで多く聞いたり、見たりするようになったと思います。私がこういった言葉に敏感に反応して、そう思っているだけかもしれませんが、私はいまの時代が「感情」や「感動」を求めている気がします。これらにいかに対処するかがビジネスの世界でとても大切になってくると思っています。

 「感情」面について、もっともっと対応できる私自身の能力を高めたいと強く思っています。

静かな気分

2006-03-30 22:29:22 | 覚えておきたい考え
 今日は少し静かな気分です。

 私が静かな時は、疲れているとか、落ち込んでいるとか、元気がないとかといった時が多いのですが、今日はそれとは全く正反対の状態です。

 一つのプロジェクトが昨年10月頃からとても忙しくなっていたのですが、それがようやく今週に入ってひと段落つきました。また、別のプロジェクトもいくつかある山の一つを超えて、これから先のことが少し見えてきました。こんな仕事上のひとつの節目を迎えたということは間違いなく、私の気持が落ち着いている一つの理由です。

 でも、もっと大きな理由は、一つの節目を迎えたところで、プロジェクトに関わるメンバーとリーダーである私の気持がつながっていることを、これまで以上に感じられたことです。
 
 そして、メンバーそれぞれがとても前向きな気持ちで、自分のベストを出そうとし、これまでよりも大きな成功を成し遂げようとしている、そんなことを感じられたことが私をとても穏やかな気持にしています。

 自分自身の成長を実感できる瞬間は、私にとってとても嬉しい瞬間ですが、それよりもましてメンバーの成長が感じられる瞬間は、リーダーである私にとってたいへん大きな喜びです。

 リーダーとしての、一つのたいへん重要な役割を果たしたような気持がしています。

 そんな気持を少し静かな気分で味わいたいというのが今の私の思いです。 
 
 じっくり味わったら、これからやってくるいくつもの山を、さらにもっと感動的に超えられるように、私の役割が与えられている間に私のできることを果たしていくつもりです。

スタイリストビジネス

2006-03-29 21:24:11 | ビジネスアイデア
 「あなたのカラーはう~ん、スプリングね!」
 「身につけるといい色は....」

 風水の話ではありません。『リーダーの外見力講座』というワークショップに講師として来ていただいたカラーリスト&デザイナー 上田みづ穂先生に私のカラーをたずねた時に教えていただいた私をひきたたせるカラーです。

 そのアドバイスを受けて今日選んだのが写真の服です。シャツとベストはポールスミスの佐藤さんが薦めてくれたもので、ジャケットはEZゼニヤの店長が薦めてくれたものです。

 この組み合わせで着るのは初めてです。シャツやベストは時々きていましたが、ジャケットはなんとなく色が好きではなくなり、昨シーズンは一度も着ませんでした。

 でも、上田先生のお薦めカラーだったので、全体で合わせてみると、なかなかいい感じのように思えました。女性からは「いつもより若々しく見えますね!」とほめ言葉かどうかはわかりませんが、私てきには少し嬉しいことばをもらえました。

 先生のカラーのアドバイスは、例えば赤なら『ストロベリー』『紅色』『シグナルレッド』『紅赤』の4色の布地を胸にあて、各々の布地と顔との関係を見て、どの赤が一番引き立たせるのかを見ます。赤の『ストロベリー』はサマー色、『シグナルレッド』はスプリング色というように、4つの赤は各々季節を持っています。赤と同様なことが、黄色、緑、紫など10色にそれぞれあり、最終的にどの季節が多いかでその人の季節が決まります。
 
 カラーのアドバイスを受けていたリーダー達をみていて、興味深かったのは、4色のカラーの中で、本当にその人を引き立たせる色があるということと、一方で多くの人はその色を使っていないということでした。
 
 芸能人や政治家でも有名人になるとカラーリストやスタイリストがついているのは当たり前のようですし、ビジネスマンでもベンチャー企業の経営者なんかはきっとそんなistがついているんでしょうね。

 私もカメラ付き携帯を使ったスタイリストビジネスを2年くらい前に考えていたのですが、本気度が足りず実現できませんでした。でも、まだ今からでも遅くないような気もするので、やってみようかな。

過去や、今にとらわれない

2006-03-28 23:12:50 | 覚えておきたい考え
 私が朝起きてまず最初にすることは、外を見ることです。

 ブラインドを開けた瞬間に入ってくる光を感じた後に、次にすることは地面を見ることです。

 地面の色を見て、瞬間的に夜中の天気がどのようであったのかを想像します。地面に水が跳ね返っているのなら、その水たまりや地面の状態で、どれくらい雨が降っていたのかを想像します。地面が湿ったようになっていれば雨がやんだあと、湿った後がなければ雨は降っていないということを瞬間的に感じます。

 そして最後に、空を見上げて空の明るさや雲の様子を確認します。

 これらの行動は、過去から現在を知り、そして最後に今日一日どんな天気になるのかを想像するためです。

 「地面を見て過去を知り、空を見上げて今を知り、そしてそれらから将来を想像する」といった感じです。

 でもこの想像は、「今が晴れていたら、その日は良い天気。」「地面が濡れているにも関わらず晴れていたら、天気は回復傾向にあるため、その日は良い天気の確率がすごく高い」「地面は濡れていなくても空に雲が多ければ、天気はくだり坂でその日は雨になる」といったレベルのもので、あまり当たりません。

 過去がわかり、現在がわかり、過去から現在のつながりがわかっても、現在から将来は正確には予想がつきません。

 これは天気の話だけでなく、いろんなことがそうだと思います。自分自身の仕事の成果や評価、運などもそうですし、企業ならば将来の売上や利益もそうでしょう。
過去からの蓄積や、さまざまな予想データがあれば、将来予想が少しは正確になるかもしれません。兆候といったものもあると思います。地震や、火山の噴火やその他天変地異の前にはなんらかの兆候が必ずあるといいます。でも、それでも全ての環境変化を予想することはできず、少しだけ制度の高い予想となるに過ぎません。

 結局は過去ではなく、これから起きることで将来が決まるというほうが、いいかげんないいかたかも知れませんが、限りなく正解に近い気がします。

 人もおなじようなものだと思います。

 私は「過去にとらわれ、過去から現在の歴史にとらわれ、現在にとらわれていると、将来おきることは運命になる」という気がしています。

 過去や現在にとらわれず、将来自分がどうしたいのか、どうなりたいのかを考えて、その姿を信じることで、運命は開けていくように思います。

 正確に言うと、今の私は、そのように思いたいだけなのかも知れません。でも、近い将来、そのように思えるようになる気がしています。

 なんとなくそんな気がしているだけですが。

着信あり

2006-03-27 22:27:13 | 身近な出来事
 先週出張で泊まったホテルでのことですが、その日は夜中の2時ごろにベットに入りました。いつもは部屋の電気を真っ暗にして眠るのですが、この日だけは、なぜか部屋の電気を全て消すかどうかを迷いました。結局全ての電気を消して眠ることにしたのですが、なぜか眠気を感じません。

 それでも眼をとじて眠ろうとしていました。ところがしばらくして急にまぶたに光を感じ眼を開けました。

 なんと、消していたはずの足元灯りがついていました。

 「やばい!」

 私の経験では、このようなことがあった日の夜中には、金縛りにあって、そして足下や体の横に何かの気配を感じます。

 足下から何かがでてきて、やばいと思って右を振り向くとそこに何かがいて、そして左を振り向くとまたそこにも何かがいて、といった状況は避けたいと思い、すぐに体を左側の壁にくっつけました。

 それから、こういった時に効果のある言葉を心の中でつぶやきはじめました。

 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・」

 しばらくして、眠気がやってきて、気づくと朝になっていました。幸い何もでてきませんでした。

 そんなことがあったあとの週末は、急に風邪を引いたようで体調を壊してしまいました。直接の関係はないと思うものの、何かあの日のホテルの出来事と、風邪を引いたことが関係あるように感じていました。

 そして、今日びっくりすることがありました。それは電話の着信音からはじまります。着信音がなった時にすぐにとれなかったので、後から着信履歴を見ると、そこには、

 私の名前がありました。

 これって、あの怖~い映画の『着信あり』っていうやつですよね。

 「こんなことが本当にあるんだ!」と最初は驚き、次に先週のホテルの件を思い出し、怖くなってきました。

 もう一度見ても、そこにあるのはやっぱり私の名前です。

 ところが、よく見ると、それは着信履歴ではなく、発信履歴でした。そういえばさっき携帯のメモリーダイヤルで自宅に電話をしたのでした。

 この時気がつきました、恐らく、ホテルの灯りが勝手についたように思ったのも勘違いでしょう。消すか、消さないか迷ったあげく、きっと考えるのめんどくさいから足下だけつけておこうと考えたのだと思います。

 だいたい私はめんどくさがりやで、おまけにおっちょこちょいなので、よくこんな勘違いがあります。

上手な話し方~3つの輪の話法

2006-03-26 22:55:04 | コミュニケーション力
 Weather Newsのお天気お姉さんが天気予報を伝えるのに鴻上尚史(こうかみ しょうじ)さんの講演で聞いたことのある、3つの輪の話法を使っていました。

「今日のお天気は、西からくだり坂で、午後になると関東地方も雨になります。皆さんお出かけの時は傘をわすれないようにしましょう」~第三の輪

「ところで、あなたは3月の雨というと何を思い出しますか?」「私は高校の卒業式の日に降った雨のことを思い出すんですよ」~第二の輪

「なんで、こんな日に雨が降るの!私は雨女?」と、自分のことを悲しく思ったものでした」~第一の輪

 このセリフは私が考えた全くのでたらめのものですが、お天気お姉さんは見事に3つの輪の話法を使いわけていました。それは天気予報というよりはまるで演劇のようでした。

 普通の天気予報とはかなり違った印象で、すごく印象に残りました。

 天気予報というものはそもそも退屈なものではないかと思います。というのも多くの人にとって必要な天気予報は、自分が住んでいるところの予報だけで、それ以外の予報には興味がない場合が多いように思うからです。でも、天気予報では、テレビの視聴者の住むそれぞれの地域の天気予報を伝える必要があることから、ある程度の地域を対象としと、それら全てを時間をかけて伝えていく必要があります。

 こんなこともあってか、天気予報を伝える側は、視聴者が退屈しないように、これまでさまざまな工夫をとってきているように思います。それこそお天気お姉さんのような存在は、退屈な天気予報を少しでも退屈にしない工夫でしょう。

 3つの輪の話法を使った天気予報は、そのさらに先にいくもの、エンターテイメントを意識した天気予報のように思います。

 そして、3つの輪の話法は、こんな天気予報のほかにも、いろいろな場面で退屈な話を楽しいものにするために使えそうな気がします。

犬と寝転がって

2006-03-25 11:46:50 | 身近な出来事
 我が家には2匹の犬がいて、庭で放し飼いにしています。

 そんなに広い庭ではありませんが、クサリでしばられているわけではないので、好きなところに行っているようです。寒い冬の日には毛布の敷かれた小屋の中にいて、日中少し暖かくなると縁側に上がったりしています。

 一応番犬なので、玄関のチャイムがなったり、猫が家に入ってきたり、知らない人を家の中で見かけるとほえます。

 でも、ほえている時、ご飯を食べている時、散歩に行っている時、2匹でじゃれている時意外はだいたい眠っています。インターネットで調べてみると、どうも犬というものは一般的にそういうもののようで、浅い睡眠で20時間ぐらい寝っているようです。

 「寝てばっかりいて退屈しないのかな?」「寝ていて楽しいのかな?」と犬に聞けたとすると、犬は「これも悪くないよ、やってみればわかるよ」と言うか、「本当はもっと散歩にいったり、他の犬と遊んだりできたらいいんだけど、それはできないし、他にやることもないからこうやって休んでいるんだよ」と言うような気がします。

 そして「君はいつも何をしているの?毎日は楽しい?」と聞かれるような気がします。

 私の答えは、少し考えてから「その時、その時で楽しいと思うこともあれば、そうでないこともある。その時の気分で変わる。楽しい時はこれから先も楽しめるようにしたいと思うし、楽しくない時には、今は楽しくないけど、これはきっとこの先、自分の役にたつはずと考えているよ」と答えると思います。
 基本的に私の性格は前向きです。ポジティブ思考で、さらにその時、その時の楽しさというよりは、その先にあるものをより強く意識しているようにも思います。

 でも、そんな私も時々疲れます。いろいろなことをやり過ぎてオーバーフローしたり、先のことばかりを考えるのに疲れたり、また、気持だけが空回りして、行動がついてこなかったり努力がたりなかったりして思い通りにならない時があります。先のことを考えるのが面倒になったり、前向きでいられなくなることがあります。

 そんな時は、犬と一緒に縁側で何も考えずに寝転がっています。そんな時の犬はとてもやさしいです。ただ一緒に寝転がってくれます。そしてしばらく寝転がると、また前向きな気持になってきます。 

WBCで王JAPANが優勝できた理由

2006-03-24 23:24:30 | 覚えておきたい考え
 諏訪湖から東京に戻って来ました。

 やっぱり東京は刺激的ですね。
見るもの聞くものそこらじゅうに刺激があります。普段電車に乗ることがあまりないこともあり、地下鉄も刺激的です。多くの乗客、その人たちのファッション、持ち物、会話の内容、そして電車の中吊など、いろいろな刺激があって、私は地下鉄の中できゃろきょろきょろきょろと挙動不審者のようです。

 ところで、地下鉄の中でも、TVのニュース番組でも今一番ホットなのが、WBC王JAPANの世界一ですね。
いろいろな話を聞くうちに、何かの切り口で、その理由を考えてみると面白いなと思い、私なりに考えてみました。

 切り口は「すばらしい組織の条件」です。

 野球はチームで戦うものなので、最終的には王JAPANが素晴らしい組織だったから勝てたと考えます。そして素晴らしい組織の条件は『共通の目標』『貢献意欲』『コミュニケーション』3点で、王JAPANがこれらの点について優れていたと考えるのです。

 1点目は『共通の目標』です。TVのニュース番組で王JAPANの主力打者ダイエー松中が「王JAPANできた最初のころのチームの雰囲気は、オールスターゲームのチームのようだった」と話していたそうです。オールスターゲームは、年1回行われるパリーグ、セリーグそれぞれからファン投票や監督推薦で選ばれたスター選手が集まって戦うものです。お祭的な雰囲気で、勝ち負けよりはむしろ選手自身が楽しみ、お客さんを楽しませるイベントです。

 お客さんを楽しませることが目的なので、極端なことを言えば、ホームランバッターはとにかくホームランを狙います。速球の早いピッチャーはとにかく剛速球で三振を狙いにいきます。速球投手が変化球で三振をとるようなシーンはお客さんも期待していないので、ピッチャーもそうはしません。

 選手はオールスターゲームに出場できることを満足に思い、そこで楽しむことが大切で、勝ち負けは二の次です。
王JAPANもひょっとしたら最初はこのような雰囲気だったのではないかと思います。「世界一になろう、なりたい」と思っていたのはイチローや一部のメンバーだけで、多くの選手は「WBCの日本選抜メンバーの一員となった」ことに満足し、そこに意味を見出していたのではないかと思います。それが、韓国戦に負け、審判のミスジャッジもあり、そんな課程を経ながら次第に「勝ちたい、勝たないと意味がない、勝つことが目的だ」というように選手一人一人の意識が変わっていき、「勝つ、世界一になる」ことが、チーム全体の『共通の目標』になったのだと思います。

 2点目は『貢献意欲』です。私が見たWBCの印象に残っているシーンとして、これも松中選手なのですが、確か韓国戦で、ワンアウトランナーがいない場面にライト線にヒットを打ちました。松中選手は2塁にヘッドスライディングを成功させ二塁打となったのですが、その直後にくやしそうに2塁ベースを拳で何度もたたいていました。

 この理由を松中選手のコメントとて聞いたわけではありませんが、前の回にイチローが塁にいた絶好のチャンスに登場した松中選手は凡退に終り、得点のチャンスを逃しています。このことから「なぜあの時に打てなかったのか」という悔しさがよみがえり、二塁打を売ったのに、ベースを拳で何度もたたくことにつながったのだと思います。チームの4番としての役割を果たせず、チームに対して貢献できなかったことをとても悔しく思ったのだと思います。

 一戦一戦重ねるごとに、王JAPANの選手のプレーには、例えば送りバントで失敗した選手が、その直後の選手の送りバント成功に助けられ、次の打席で見事にヒットを放つなどの活躍をした例が多く見られました。

 チームのために、自分自身の役割、責任を確実に果たすという意識。それだけでなくチームのメンバーが失敗をした時には、他の選手がその失敗を帳消しにするべく努力し、結果として、失敗した選手は次の機会に必ずチームに貢献する。そのような『貢献意欲』があったと思います。

 3点目は『コミュニケーション』です。電車の中吊りに「イチロー「自腹」ロス焼肉店決起集会」という週間文春の広告がありました。イチローがロサンゼルスで王JAPANのメンバーを焼肉屋に連れて行き、いろいろな話をしたという内容のようです。
 このような直接のコミュニケーションだけでなく、イチローは間接的にチームメンバーにはっきりとしたメッセージを送り続けていたように思います。マスコミの前であまり発言をしないイチローが、このWBCでは頻繁にマスコミに登場し、彼の発言はマスコミに大々的に取り上げられ、それはチームのメンバーにも確実に届いたであろうと思います。
 マスコミの前の発言だけでなく、グラウンドでも、少なくとも試合中だけでも、例えば韓国戦でのファールフライをとれなかった時の言動や、韓国戦で負けたときにベンチで大声をあげたシーンなど、過激なまでのメッセージを発信しつづけていたように思います。「勝ちたいという強い想い」を継続的にメンバーに発信しつづけていました。そしてチームリーダーのイチローの発言はチーム内での『コミュニケーション』につながっていったと思います。


 これら『共通の目標』『貢献意欲』『コミュニケーション』3点が揃ったことで、王JAPANが素晴らしい組織となり、世界一につながったのだと思います。

 因みに、この『共通の目標』『貢献意欲』『コミュニケーション』の3点は経営学者のハーズバーグの言う『組織成立の3要件』でした。野球チームだけでなく、いろいろな組織に適用できますね。

温泉付きホテル

2006-03-23 23:20:02 | 身近な出来事
 今日は午前中東京で仕事をした後、午後から長野県の諏訪湖に仕事でやってきました。

 時間があれば、霧が峰に上ってロベンドヒュッテに泊まりたいのですが、夕方まで仕事があり、明日も朝9時過ぎのあずさで東京に戻るので、今晩の泊まりは諏訪湖の脇に立つRAKO華乃井ホテルにしました。

 諏訪湖が一望できるところに立ち、ホテルの建物やロビーの作りも立派で、おまけに温泉がついているホテルです。それなのに、昨日赤坂で泊まったホテルに比べると料金も安くとても満足です。赤坂のホテルはアイロンやズボンプレッサーの貸し出しもありませんでしたが、RAKO華乃井ホテルでは、ロビーに電話をすればすぐに持ってきてくれました。

 温泉は最上階にあり、露天風呂やサウナもあります。休憩室もあって、そこからは諏訪湖が一望できました。ちょっとした休日気分でとてもリラックスでき、仕事のことを完全に忘れられました。

 やっぱり、日本人は温泉ですね。

ANA FAN

2006-03-22 23:00:11 | 身近な出来事
 今日は仕事で東京に来ました。

 私の住んでいる広島から東京までは、飛行機でも新幹線でも約4時間ですが、私は飛行機での移動が好きです。飛行機のシートはせまくて窮屈ですが、空を飛んでいる感覚や、窓際に座って地上を眺めるのがとても好きです。

 広島から東京にはANAとJALが飛んでいますが、私は絶対にANAを選びます。これも理由はいろいろあるのですが、ANAの機内誌やスカイショップのカタログを見るのが好きなのと、キャビンアテンダント(CA:スチュワーデスさんのことですね)の方も、ANAのほうが好感がもてるような気がします。

 スカイショップの中でも、機内限定発売の今月の商品が好きで、よく買います。今回買ったのは、ANAオリジナルデザイン3色ペン。
金属のボディーが、スカイブルーに塗られていて、中央の金属部分飛行機のデザインが描かれています。価格はANAカード10%割引で2,700円です。
パッと見て気に入ったので、とてもいい買い物をした気分になりました。

 ANAカードをCAに渡して、サインを書くスリットをもらう時に差し出されたペンが、まさに私が今購入したのと同じペンでした。

 「私も気に入ったので、買っちゃいました」とCAは微笑みながら話しかけてくれました。本当は言葉にはついていませんでしたが、私としてはそんな何気ない言葉がとても気持がよかったです。

 気に入ったモノを手に入れて、さわやかな笑顔に触れて、今日は朝から調子がよかったです。ANAがもっと気に入りました。

 そういえばANAの『旅割』のコマーショルも好きです。あの旅割、旅割、旅割というメロディーと『non‐no』専属モデルの河本麻希(こうもとまき)さんの表情がとても印象深いです。

 ますますANAが好きになりました。

ちっちえやつ

2006-03-21 23:40:14 | 大切な人
 「ちっちぇよな~」→「そうそう」
 「たいしたことないよな~」→「そうだよな」
 「何にもできねよな~」→「それそれ!」 

 友人とこんな話をしてすごく盛り上がったことを思い出しました。なんの話かというと、私と、友人それぞれのことです。

 お互いに、自分の力は、ちっちゃくて、たいしたことなくて、何にもできないということで、妙に気が合いました。げらげら笑いながら話しました。

 「自分のことは優秀だとおもっていたし、与えられた仕事では高い成果をだしてきたよな」→「そうそう、そうなんだよ。お互いに自分はできると思っていたんだよな」
 「おう、そうよ。でも、ちっちえよな」→「そうそう!」

 仕事で失敗したから憂さ晴らしをしているとか、二人でやけくそになって話しているのではなくて、これは一つの気づきや悟りなんです。話は続きます。

 「俺もおまえも一人ではちっちえけど、すげえことできるよな」→「その通り」
 「俺達がやりてえことはそれなんだよな」→「そうや!」

 私と友人が話したことは、こんなたわいもないことばかりでしたが、私は友人が言いたかったこと、そして感じていたことは手に取るようにわかる気がしました。そして友人も同じように私の気持がわかったと思います。

 二人の気持ちを言葉にすると、きっと次のような言葉だと思います。

 「自分達はだめな人間だとも全く思っていない。自分達が努力をしないとか、成長をあきらめたとかいうのともまったく違う。自分達は誠意一杯やるし、まだまだ成長する。」

 「いまようやく、自分一人の小ささにようやく気がついたから、でも大きなことをやりたいと思っているから、だからチームの力を引き出す。それが自分達のやるべき仕事。」

 「そして、チームでやると自分ひとりでできた時よりももっと嬉しくて、楽しくて、そしてもっと拡がりがあって、だからチームでやりたい。」「そんなチームを引っ張りたい。」

不思議な人間の力

2006-03-20 23:52:28 | 覚えておきたい考え
 何かを実現したいと思ったとき、それを強く思い続けて忘れなければそのことは必ず実現すると私は信じています。

 すぐに実現することもあれば、実現までに時間がかかり、忘れたころに急にふってわいたように出来事がおきることもあります。やりたいと思っていたことをすでに忘れしてしまっていて、出来事がおきてしばらくたってから「そうだ、このことを実現したいと思っていたんだ」と気づく場合もあります。

 「そんなことは実現できるわけがない」と思わない限り、私は実現したいと思ったことはは必ず実現できるような気がしています。

 では、何一つ不自由のない素晴らしい生活を私がおくっているかというと、決してそうではありません。多くのことで満足をしていますが、同時にいろいろな欠乏を感じています。満たされないものを感じています。

 でもその欠乏は私自身が引き起こしている気がしています。

 「そんなことは実現できるわけがない」とまでは思わなくても、私の心のどこかで、その実現を否定したり、あきらめていたり、そんな否定的な自分を肯定したりしているような気がします。

 「夢を実現しようと思ったら、その実現を絶対に否定しないこと。逆にそれが実現できたかのように心からそう想い、振舞っていると、実際に実現する」という話を聞かれたことがあると思います。ビジネスでも、スポーツでも、芸術の世界でもこのことを成功者がしばしば語っています。

 まだ3ヶ月前のことなのに、年初にたてた計画を忘れてしまったので、もう一度読み返してみてびっくりしました。

 計画を立てたときには、それなりに挑戦的なことばかりを書いたつもりだったのですが、書いた時点でその実現を全く否定していなかったもののいくつかが実現できていたり、実現に向かっています。

 その一方で実現にはほど遠いものがあります。

 違いは何でしょうか。今思い返してみると、現時点で実現に程遠い目標は、目標として書きながらも書いた時点で、「実現は難しい」と決めつけていたものでした。

 「実現できる」と思っただけで、実現できるんだとしたら、本当に不思議ですね。何がおきているんでしょうか、本当に人間って不思議です。

ストレスが溜まってる

2006-03-19 22:17:35 | 身近な出来事
 お酒はこの10年飲んだことがない。大好きな焼きそばもここ2年食べたことがない。ご飯は1日240グラム(小さな茶碗で2杯)。調理に油を使う食事は極力食べずに、油は魚からとる。口に入れるものは全て体への栄養素を考えて選ぶ。

 私の話ではありません。トレーニングの休憩時にジムにいる世界チャンピオンが自分の食事について話してくれたことです。こういう話はボディービルディングをやっているほかのひとからも聞いたことがありますが、そんなに徹底してできるのかとあらためて驚きました。

 そういえば、サッカーの三浦知良(現横浜FC)のドキュメンタリー番組を見たときにも、友人数人とイタリアンレストランに行ったカズが口に入れていたのはピザの周囲の、チーズも何も上にのっかっていない硬い部分だけでした。「もう何年も食べていないよ。自分の年で、自分より若い人達と勝負するためには、若い時以上に体のことに気を配り、体を引き締めないといけないんだ」といった話をしていました。

 プロだから当然といえば当然かもしれませんが、カズは39歳、ジムの世界チャンピオンは45歳、そんな年齢で彼らよりもはるかに若い選手と戦っていける人はそんない多くはなく、そこまで自分自身に対して厳しくなれるからこそ、第一線で活躍できているのだろうと感じました。

 こんなことを書きながら、私はというと、実家から送ってきたいかなごの釘煮をつまみに芋焼酎のお湯割りを飲みながらこのBLOGを書いています。

 「なさけない」と思いながらも、食べることも飲むこともやめられませんでした。私も最近は食べ物の内容や食べるタイミングには気をつけてはいるのですが、今晩は少し飲みたい気分で、それを抑えることができませんでした。少しのストレス解消です。

 でも、そういえば、ジムの世界チャンピオンは「酒をやめた時に、タバコも一緒にやめようかと思ったけど、自分自身をリラックスさせることを2つもやめてしまうのは気持がもたないからやめなかった」と話してくれました。

 チャンピオンのことだから、スポーツ選手にとってのタバコの影響はわかった上で、それでも続けることを決めたのかもしれませんし、そのマイナス部分を逆にトレーニングで自分自身をさらにおいこんでいるところもあると思います。

 ストレス解消、楽しむことはとても大切ですよね。ということで、もう一杯飲みます。

コーチング体験セミナー

2006-03-18 12:28:38 | コーチング
 コーチング体験セミナーを開催することになりました。
内容は以下の通りです。おもしろい内容になると思いますので、コーチングに少しでも興味のある方はご参加ください。


コーチング体験セミナー開催
◆あなたは生きいき輝いていますか? 
             自分の人生、自分で創造しませんか!◆
    ◇◇◇   自分らしくなりたい!!  ◇◇◇
         今の自分に違和感がある     
       上司・父親・母親でいることに疲れた  
         本当の自分を見つけたい     


    ◇◇◇  叶えたい夢や目標がある!! ◇◇◇
       何からどうしたらよいのかわからない  
           何かに躊躇している     
          もっと具体的にしたい     

   ●●●このような方をコーチはサポートします●●●

今回、10人のプロコーチが広島に集まりコーチング体験セミナーを
開催することになりました。
世にコーチングを「教える」セミナーは多く開催されていますが、 コ
ーチングの「クライアント体験ができる」セミナーは あまり見かけま
せん。 今回のセミナーでは、 3人の違うプロコーチと、 コーチング
セッションを受けることが出来ます。 コーチングを「教える」のでは
なく、 コーチングのクライアントを「実際に体験」していただくこと
に 徹底的にこだわった、体験セミナーです。
10人のプロコーチがお待ちしています。

<コーチ紹介>
★櫻井千恵美★  コーアクティブ・コーチ  ワンズ・センス代表
大阪生まれ。研修企画会社にて多業界の人材育成コンサルティングを
12年間手掛けた後、ユニバーサルスタジオジャパンの立ち上げから
約3年間、人事部教育研修担当者として参画。
2003年ワンズ・センスを設立し、コーアクティブ・コーチとしての活動
をスタート。主に個人を対象としたコーチングを中心とし経営者やマ
ネージャー、女性管理職、学生など、精神的な自立と自分らしい在り
方を目指す幅広いクライアントにコーチングを提供。ライフテーマと
して“人生は自ら創るもの・・。女性に向けてのLife Career(ライフ
キャリア)プラン”に取り組んでいる。はっきり、あっさり、ストレ
ートな性格が持ち味。
★西田恭子★ コーアクティブ・コーチ ひとでの会発起人
広島市生まれ。2003年6月、CTIジャパン応用コース修了と同時に、コ
ーアクティブ・コーチとして活動を開始。主に個人を対象とするOne
to One コーチングを行なっている。これまでに、「遺したい贈り物
発掘ワークショップ」「生きてる実感を味わうワークショップ」など
のコーチングワークショップを開催。現在、CTIジャパン資格コース
受講中。2005年4月、コーアクティブ・コーチを切磋琢磨しあう学びの
場という目的のもと、広島在住のCTIジャパン応用コース修了コーチ
達と共に「ひとでの会」を立ち上げ、定期的に勉強会を行なっている。
心地良い安心感で場を共有し、クライアントへ無邪気に正面から向か
っていくコーチングが特徴。

その他県内外のプロコーチ10人が参加します。

▽参加費 3,000円  ▽定 員  20名 
▽日 時 平成18年5月27日(土)
     13:00~16:00(開場12:45)
▽会 場 広島県健康福祉センター 総合研修室(2F)
      広島市南区皆実町1丁目6-29 
      市内電車宇品線南区役所前下車徒歩5分
http://www.nenrin.or.jp/hiroshima/
▽主 催 ワンズ・センス
      東京都港区南青山2-2-6-1101
      TEL 03-5413-7439
http://onessense.at.infoseek.co.jp/
▽共 催 ひとでの会
▽お問合せ・お申し込み先
     ワンズ・センス
     TEL 03-5413-7439  FAX 03-5413-7410
 e-mail onessense@celery.ocn.ne.jp
お申し込みは、①お名前②フリガナ③住所④電話番号⑤e-mailアドレスを
ご記入の上、FAXまたはe-mailでご送付ください。
お申込み確認後、詳しいご案内を送付させていただきます。
お申込み FAX 03-5413-7410 e-mail onessense@celery.ocn.ne.jp

すき間をみつけ、すき間を埋める

2006-03-17 23:07:08 | 覚えておきたい考え
 アメリカのリーダーシップワークショップで学んだリーダーの役割の一つに「empty space(すき間、何もない空間)を見つけて、そこを埋める」というものがあります。

 ここでいう「すき間」とは、例えば仕事のすき間です。自分自身が関わる仕事を俯瞰し、仕事を着実に進めるため、確実な成果を出すため、チームとして学習する/成長するために必要なことは何かなどを考え、それを阻害したり、その実現をはかるために、どこかにすき間はないかと見渡して、見つけたすき間を埋めることです。

 この場合、仕事のプロセス、役割的な視点でのすき間もありますが、それと同時にグループダイナミックス的な視点でのすき間もあります。ワークショップでは「人と人が集まるSpace(場、空間)のすき間」について、グループダイナミックス的な視点から感じ、それを埋めることについて学びました。

 また、すき間は人の中にもできます。それぞれの人の中の感情や意志、考えなどにできるすき間、そのようなすき間を見つけて適切な働きかけをすることがリーダーの役割です。この場合は個人に対するアプローチですので、コーチング的なアプローチでその人自身が答えをみつけられるように支援していくことになります。

 私はどちらかというとすき間をみつけるのは得意なほうだと思います。そしてすき間を埋めることもわりと得意なほうだと思います。

 ただ、私には精神的なむらや弱さがあって、「すき間を見つける、埋める」ということを常に行うということができていません。

 ぼっとしてすき間を見つけられません。抽象的な表現ですが、「こっちにおいでよ、ここが空いているよ」とすき間をみせてもらってはじめてすき間に気が付き、招待されてそのすき間に入り、すき間を埋めているいうことがあります。

 こんなことが、私らしいといえばとても私らしいのですが、でもリーダーとしては不十分だと思っています。リーダーは自らすき間を見つけ埋めていく人だと思っています。