チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

一人のトレーニング

2006-08-18 14:45:42 | カラダを鍛える
日本で1年間続けてきた体を鍛えることをドイツでも続けたいと思い、ドイツに来て早々にフィットネスクラブに入会しました。とても大きなフィットネスジムで、見たこともないようなトレーニングマシーンがズラ~ッと並んでいます。入会したころはそんなマシーンをみるだけで嬉しくなって、次から次に試したくなって、少し使っては次のマシーンにうつり、まるでネズミのようにちょこまかちょこまか動き回っていました。
「へ~、こんな動きができるのか」と関心しきりで、体を鍛えているというよりはマシーンで遊んでいるような感じです。

そんな期間が過ぎると、今度は体をしっかり鍛えようという気持ちにだんだんなってきました。ジムのトレーナーにプログラムを作ってもらい今はそれをとにかく2ヶ月間続けようと決めてやっています。ドイツに来る前の連日の送別会で蓄えた体重を落し、脂肪に変わりつつある筋肉を再び筋肉に戻し、さらに大きな体になるためにトレーニングをしていますが、なかなか効果があらわれません。

理由はいくつかあると思っていますが、まず確実にたりていないのが栄養。ドイツに来てしばらくはホテル暮らしだったことや、アパートに移ってからもキッチンはあっても料理をする気になれなくて、ファーストフードやインスタント系の食品を食べたり、パンをかじって過ごすような時もありました。日本にいたころはとにかく体にいいものをバランスよく食べていたことに比べると大きな差があります。また、プロテイン系の栄養補助もドイツでは行っていません。

こんな栄養と同じくらい影響を与えているのがトレーニング強度だと思います。広島のジムはとても小さなジムでしたが、このことが幸いして、ジムの先生によくトレーニングをサポートしてもらいました。私の限界がどこにあるのかを見極めて、ウエイトを動かすサポートをしたり、逆に邪魔をしたりして私にかかる負荷を適切にコントロールしてくれていました。このため短いトレーニング時間であったとしても筋肉がしっかりと限界レベルまで使われている感覚を味わえていました。
私の筋肉の限界なのか、それとも弱さの虫なのかを見極めて、弱さの虫は決して見逃してはくれませんでした。また、広島にあるジムのマシーンの多くは先生が自分で工夫して設計したり、作ったりしたもので、新しいマシーンにはない素晴らしい特性を持っていました。

今のジムには広島の先生のような人はいません。だから自分で自分を追い込むしかないのですが、そんな時には広島の先生がトレーニングをサポートしてくれた時のことを思い出しながらやっています。

マシーンの前で準備をしていると先生がやってくる、「限界まで挑戦するしかないな」と気持ちを切り替えて一呼吸しれチャレンジする。今は一人でこの時と同じような気持ちを作り出してやっています。

久しぶりのジム

2006-04-02 23:43:25 | カラダを鍛える
 1週間前の日曜日からどうも風邪気味で体調が悪く、トレーニングに行っていませんでした。

 トレーニングは続けていると、とても気楽にでかけられるのですが、1週間休むと次にいくことがとても難しくなります。久しぶりに行くと、それまでのような重さは上げられなくなりますし、とにかくとても疲れます。根性も弱ってしまっているので、すぐに逃げたくなります。

 今日もそんな気分でした。

 でも、この気分の状態でいるのもつらいものです。体調が少しでもよくなればこの気分から抜け出すためにもトレーニングをしたくなります。

 弱虫がもっと弱虫にならないように、トレーニングをしたくなります。

 トレーニングを始めたのは昨年の5月からですが、これまで何度も弱気の虫にかられながらも挫折せずに続けてきて本当によかったと思っています。

 今年の目標である大会への出場はまだまだ程遠いですが、それでもトレーニングをしている人の体型にはなってきました。

 今後のいろいろな予定のために、トレーニングを続けることには逆風が吹きますが、少しの時間を見つけてでも体を鍛え続けようと思っています。

チャンピオンの強さと優しさ

2005-10-29 14:32:38 | カラダを鍛える
 先週末にひいた風邪からようやく抜け出し体調が回復してくると、カラダを鍛えたいという気持が高まってくる。ジムの開く10時に行って久しぶりに90分間トレーニングをした。

 病み上がりなのであまり無理をせずペースを抑え気味に行こうかと思ったが、体がとても軽い感じで調子がいいので、友人に教えてもらったトレーニング前にコーヒーを飲んでカフェインで興奮させてトレーニングの密度を高めた。

 土曜日のこの時間はジムも空いていて、使いたいマシンをすぐに使えるのがいい。そして、この時間帯にジムに来る人はトレーニングに気合が入っている人が多いのもいい。ジムにいる世界チャンピオンも必ずこの時間帯にやってくる。

 チャンピオンのトレーニング時間も私と同じ90分間。私なりには今日は休憩時間を少なくとり密度を高めたつもりだが、チャンピオンのトレーニングとは全く比較にならない。

 チャンピオンは90分間ほとんど休んでいる時間がない。

 私の場合は、1度胸のトレーニングをしたら少し休憩、2度目の胸のトレーニングをして少し休憩、そして3度目の胸のトレーニングをして少し休憩してから次は背中のトレーニングに移る。

 チャンピオンの場合は、1度胸のトレーニングをしたら、そのまま休憩をせずに足のトレーニング、2度目の胸のトレーニングをしてそのまま再び足のトレーニング、3度目の胸をトレーニングをして再度そのまま足のトレーニングをする。それが終わればすぐに次のトレーニング。

 ボディービルディングのトレーニングは、トレーニングごとに体の特定部位の筋肉を鍛えるため、ある筋肉が疲労しても他の筋肉はそうではないことから、このようなトレーニングは実際は可能なのだが、普通の人は精神的にそこまで追い込めない。

 チャンピオンには自分をそこまで追い込む強さがあるが、チャンピオンがすごいのはその強さだけではない。

 チャンピオンの笑顔は素晴らしい。もともといい男系ではあるが、チャンピオンの笑顔は優しくて人を引き込む、周りの空気を変える感じがする。

 自分を追い込む強さがあるから、逆に優しさも際立ってくるのかもしれない。

 チャンピオンの強さと優しさ、見習えるものなら見習いたい。

ボディービルディング大会に出る?

2005-10-08 23:18:45 | カラダを鍛える
 ジムの壁の一角に今年の8月に行われた西日本ボディービルディング大会の時の写真がたくさん貼られている。

 これまでは興味がなくじっくりと見たことがなかったのだが、今日は写真一枚一枚をじっくり見ていた。

 みんなとてもいい体をしている。直前まで体を鍛えると同時に相当ハードな減量をして大会にでると聞いていたが、脂肪のない体にきれいな筋肉が浮き出ている。

 「大会に出られるんですか?」という声に我に返ると、大柄の人がたっていた。

私: 「こんな大会に出られたらいいと思いますが、恥ずかしい思いをしたくないので、出ることはかんがえていません」

相手:「出場しようと思うこと、それを決めることが大切ですよ。そうすれば大会に向けて自然と体を作ることを意識的にやるようになる」
「この写真の人は昨年世界チャンピオンにもなりましたけど、この人も最初はそんなにすごい体ではなかった。毎年大会に出るたびに、それに向けて体を作っていくことを繰り返しているうちに、いい体になって世界チャンピオンにもなれたんですよ。」

 首の後ろの僧帽筋もすごく発達していて、まさにボディビルダーの体型をしているその人は、一方でとても優しい眼をしていた。
 最初は半分冗談半分本気で、忘年会に筋肉芸でもやろうかと思って始めたボディビルディング。大会に出るなんてなんて考えもしなかったが、柔らかな語りを聞いているうちに、少しその気になってきた。

 その後のトレーニングはかなり気合が入った。

弱さの虫を見逃さない

2005-09-21 22:43:56 | カラダを鍛える
 「昨日も今日も夜遅くまで働いたから体が疲れている。疲れているときは休もう」と私の中の弱さの虫が叫ぶ。

 「昨日は休んだんだから今日は行ったほうがいいんじゃないか?そうでないと次いくのがもっと面倒くさくなるぞ!30分だけでも行くだけ行ったら?」と私の中の別の何かが声をかけてくる。名前は、とりあえずやったら虫かな。

 結局今日は、とりあえずやったら虫の声が大きく、トレーニングに行った。

 でも、背中を鍛えるマシーンを少しやっただけで気分はもう弱っている。「あ~疲れた、疲れたゆっくり適当にやろうよ」弱さのむしが叫んでいる。あと2回くらい引いたら休もうと思った。

 すると、「はい、胸はって、ウエイトを緩める時はゆっくり!」という声がする。先生がサポートに入っていた。
「はい、まだまだ、もっと胸はって」「はい、もっと」「はい、もっと胸張って」

 背中を鍛えるマシーンだけではない、胸を鍛えるマシーン、上腕三頭筋を鍛えるマシーン、全てのマシーンで先生がサポートに入ってくれる。

 先生は限界を見極めて、それより手前で休むことを許してくれない。
 結局いつもより回数は多くなった。

 弱さの虫を先生は見逃さない。でもこれはきっと人が育つために超えなければならないもの。人を育てる人が見逃してはいけないもののように思う。

 トレーニングが終わると先生は必ず言う。「ボディービルダーみたいですね。すごいですね。」本当にそのようにおもっているのかどうかは知らないが、精一杯努力した後にこんな言葉をかけてもらうととても嬉しい。 

弱さと強さ

2005-07-21 23:03:58 | カラダを鍛える
 先週末の3連休に鍛え始めた筋肉のうち、太ももの内側の筋肉が張りがひどかったものがようやくとれたため、今日からトレーニングを再開。

 「もう1日筋肉の張りがとれるのを待とうかな」と弱気な私が話していたが、「まあ、30分だけ行ってみようよ」ともう一人の気楽な私も話しだし、「じゃあ行こうか!」とトレーニングに行くことになった。

 筋肉を鍛えるための重要な3要素は”運動、休養、栄養”。運動はウエイトトレーニングをしていて「あ、もう限界」と思った時から最低3回は挑戦することが大切なようだ。
そのことで筋肉の細い繊維が切れ、休養と栄養により同じ強度では切れない太い繊維に変わっていき、筋肉が大きくなっていく。

 ジムでそんな筋肉の大きな体の人をみていると、私もやるからには目に見えるような変化を得たいとかなり強く思うようになってきた。

 でも、体を鍛えることは簡単なではないことも少しはわかってきた。

 ジムに最初に行った日に「楽しみながら体を鍛えます」と私が先生に言ったところ、先生からは「本当に体を鍛えようと思ったら、ジムでトレーニングしている時は苦しいことばかりですよ」と言われた。

 そのことがわかってきた。

 自分自身の限界レベルに近づいて、「あと3回だけウエイトを引こう」と思っている時は、ウエイトがとてもとても重たい。
力を振り絞って、ウエイトを動かす。その時は涙がでそうになる。声にもならない声もでてくる。自分の弱さを思い知る。

 それでも、その弱さに負けたくないという気持ちも同時に生まれてきて、なんとか最後までやりきる。

 そしてやりきった時の気持は「やった!」という満足感ではない。
安堵の気持は多少はある。
でも一番強く感じるのは自分自身の弱さ。自分自身の弱さをすごく感じる。そして弱さを十分に感じた後は、「負けないぞ!」という強い気持がわいてくる。

 弱さと強さ、正反対だけどとても近い場所にある気がしている。

大きな体になる

2005-06-30 23:06:43 | カラダを鍛える
 5月から始めたトレーニングは、平均的に3日に1回のペースで続けている。トレーニングにより切れた筋肉繊維が回復し、より太い繊維になるのに48時間かかるというので、効率的なトレーニングは2日に1回程度がいいという話も聞いたことはあるが、仕事でくたくたになっていたり、時間がとれなかったりで、なかなかそう上手くははいかない。
もうすぐトレーニングを始めて2ヶ月になる、2ヶ月続いたということは予想外の嬉しい喜びだ。

 2週間前からサプリメントを飲むようにしたせいか、特に重点的に鍛えている胸の筋肉が確実に発達していることが感じられるようになってきた。

 毎朝ココア味のプロテインを牛乳に溶かして飲んだ後、トレーニングの2時間程度前、トレーニングが終わって眠る前にも飲む。

 トレーニングの直前にはVAAMパウダーを活性水に溶かして飲み、運動中クエン酸の入った水を飲む。そしてトレーニング直後にアミノ酸が多くはいったスポーツドリンクを飲む。

 このメニューは、友人のアミノバイタル専門家に教えてもらったものだが、効果が出ているようだし、もう1月続けてみようと思っている。いい体になるためにはタンパク質をたっぷりとり、炭水化物や脂質を控えたほうが良いと聞いたので、これも実践している。

 最近は味が付いていないか、油をよく切ったツナ缶詰を1日2缶は食べる。そしてご飯を控えるとともに大好きなチョコレートもほとんど食べていない。

 すべては良い体のために。飽きっぽい性格なので、やる気があるときに徹底的にやっておくことが重要だと自分自身でよくわかっている。

いいカラダ

2005-06-12 23:57:42 | カラダを鍛える
 筋力トレーニング&ダイエットを始めて約一月がたった。筋力トレーニングには最低週3回通うつもりが、週3回は難しい。平均週2回程度というところ。でも継続した成果が少し見られるようになってきた。

 体の変化としては、体重がスタート時点から比べて1.5kg減少した。そして風呂に入る前に鏡の前に立ち、ボディービルダーがよくやるようなポーズをとりながら胸の辺りをさわってみると、筋肉が少し盛り上がってきたことも感じる。

 一方で、鏡で筋肉の盛り上がりを確認しようとすると、鏡から距離が離れた場所では確認ができず、近づき過ぎると鏡にうつらない。

 3ヶ月くらい継続すると次第に変化が目に見てくるらしいので、1ヶ月過ぎた今、3ヶ月を目標に継続する気持ちになっている。

 おかしなもので、最初は違和感を持ちながら見ていたジムのボディービルダーの写真も「カッコいいなぁ~」と感じながら見るようになってきた。時々見かける世界チャンピオンの体もおもわずちらちら見てしまう。

 あぶない世界に突入か!という思いもよぎるが、今のところは大丈夫そう。最近ジムで見つけたナイスボディーのお姉さんの写真のほうがもっと気になるからだ。

 こういった写真はトレーニングマシンを使っているときの目線の先にだいたい張ってある。
マシンを使っていて「もうだめだ~」と諦めそうになったときに、この写真を見て「あと2回やるぞ!」と気合を入れなおす。

 筋肉トレーニングにはこの「もうだめだ~」と思った後のトレーニングがたいへん効果があるらしい。

 トレーニング2ヶ月目に当たっては少し栄養面にも気を使い、目に見える変化、いいカラダを手に入れたい。こんな気持ちになるとは、一ヶ月前には想像できなかった。 

体をきたえるぞ

2005-05-14 23:56:03 | カラダを鍛える
 なまった体を引き締めようと食事制限と自宅でのトレーニングを始めたが、今回はどうも上手くいく自信がもてない。
そこで以前から気になっていたスポーツクラブ通いを真剣に考えた。

 上手い具合に土曜日の新聞折り込みちらしには、スポーツクラブの広告がいくつもある。

 トレーニングマシンの台数が地域ナンバーワン、広いサウナ付き、プールは25mサイズ、テニスコート付き、トレーニングしながら街が一望できるなどなど、スポーツクラブそれぞれの特徴が楽しそうな写真とともにちらしには書かれている。

 こういった写真に登場しているのは、すごくキャピキャピな女性だったりかっこいい男だったり、ここに通えばこんな人に会えるのかという、そんな楽しみもいだかせる。

 いろいろ悩んだあげく、やっぱり家から一番近いところがいいと思い、近くのジムに通うことにした。
徒歩1分以内のこのジムは、夜は10時まで空いているので、気楽な気持ちでいけそうなのがいい。

 ただ、スポーツクラブのような華やかさは外見からはなく、たとえるのなら体育会系闘魂ジムの雰囲気がある。
ジムの前の道は頻繁に通る道で、ガラス越しに見えるジムの中には筋肉もりもりの兄さん達がいて、時にシャウトしていた。

 少し近寄りがたい雰囲気を感じていた。

 でも、とにかくやってみることが大事と思い、トレーニングをする格好でお金を握り締めてジムに向かった。

 初めてジムの中に入りまじまじと中を見回すと、壁には筋肉もりもりの兄さん達の写真、筋肉を解説する図、壁一面に置かれたサプリメント、ルームランナーのようなマシンは一台もなくバーベルや鉄のリング、そして硬派なマシンが所狭しと並べられている。

 キャピキャピのお姉さんの代わりに、壁には筋肉もりもりの女性の写真があった。
 「トレーニングは戦い」みたいなことも書かれている。
 
 私の太ももよりもさらに太い腕をもったお兄さんがトレーニングをしていた。
 ボディービルディングジムというものがあることを初めて知った。
 
 後には引けないし、ナンパな気持ちはとりあえず忘れて、1ヶ月続けてみよう。