チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

茄子を食べる

2005-07-31 22:14:56 | 覚えておきたい考え
 3日間のワークショップの帰りに新大阪駅で弁当を買った。炊合せと焼き物が中心のさっぱり目の¥1,000の幕の内弁当。
なかなかおいしい弁当で食が進み、一つの料理を残してあっという間になくなった。残ったのは炊合わせの小切茄子。

 茄子はどうも苦手だ。ほとんど食べたことがないから味がいやというよりは食わず嫌い。紫色という色と形が昆虫のようだし、それに虫といえば茄子は小学生のころ家で飼っていた鈴虫の餌だった。

 小切茄子だから控えめだけれど茄子は茄子。その紫色の肌と形は茄子であることを主張している。
私は茄子の残った弁当箱のふたを閉め、ナイロン袋に放りこんだ。

 いつもの私ならここで弁当のドラマは終了。弁当箱はゴミ箱に行ってThe End.

 でも今日はそれができなかった。弁当を中途半端で終えること、茄子から逃げる自分が嫌だった。
「俺だけ仲間はずれで、一人でゴミ箱行きかよ」と弁当箱を閉める瞬間に茄子も訴えていたように感じた。

 ほんの少し後に私はもう一度弁当箱を開き茄子をつかんで口の中に放り込んだ。茄子は私の口からのどにそして胃に、後味を残しながら、それでいて爽やかに通っていった。

 「茄子ぐらいのことでおおげさ」かもしれない。確かにそうだ。でもこれはただの茄子の話ではなく、私の行動の一つの象徴。
自分がこれまで慣れ親しんできたこと、そのこととの決別。茄子を残すという習慣だけでなく、これからいろんな習慣を変えていくという決意の象徴。

 こんな私になれたのは3日間のワークショップのおかげだと思う。
みゆきさん、いろりさん、ふたちゃん、Mr Joy そしてワークショップの受講生の皆さん、自分を変えることに取り組む勇気とエネルギーをくれて有難う。

問題は問題ではない

2005-07-30 23:46:24 | 気づき
 目の前にある問題や課題で頭の中がいっぱいになり、それ以外のことには考えや意識が向かないということがある。

 今回参加しているワークショップでは、問題や課題のことを『主題』という言葉でそしてその主題の捉え方、どのように捉えているかを『視点』という言葉で表現している。

 すこし複雑な話だが、「目の前にある問題や課題で頭の中がいっぱいになっている状態」は、問題や課題という『主題』にとらわれているのではなく、『視点』にとらわれているような気がしている。

 例えば、「体重が増えている」ということが問題(=『主題』)で、このことに悩んでいるとする。
一方で、ここでとらわれているのは「体重が増えている」という問題ではなく、「体重が増えていることをわかっていながら、食事制限をしたり、運動をしたりということにとりくまない意志の弱い自分」という捉えかた(=『視点』)だと私は考えている。

 この『視点』でいる時には、とても嫌な気分になるのだが、この視点からなかなか抜け出すことができない。

 でも、ここであえて『視点』を変えてみることに取り組んでみる。

 例えば、次のような『視点』に切り替えてみる。
「世の中には体重が増えていることを問題として考えていながらも、体重を落とせる人はそんなに多くない。自分もその典型的な一人。もし、自分がそんな人でもとりくめるような楽しいダイエット方法を作ることができたら、大きなビジネスチャンスになるかもしれない」

 このように『視点』を切り替えると「体重が増えている」ということは問題ではなくならないだろうか。

 ほとんど思いつきのような考えだが、人は問題や課題(=『主題』)ではなく、自分自身のその捉えかた(=『視点』)にすごく影響を受けている気がする。

 『視点』を変えれば気分も変わり、問題や課題への取り組みも変わる気がしている。

レベル3の傾聴

2005-07-29 09:02:21 | 身近な出来事
 今日から3日間、以前私が参加したコーチングワークショップにボランティアのアシスタントして参加している。ワークショップがよい環境で行われるような物理的な運営支援や、参加者の学びが大きくなるようなコミュニケーションの間接・直接の支援を行っている。

 コーチングワークショップのアシスタントをするのは今回が初めて。でも、研修の運営・支援は5年前から本業としてやっているので、運営支援、コミュニケーション支援は抵抗なくスムースに行うことができたと思っている。

 支援をしているときは問題ないが、ワークショップをオブザーブしている時間は少し頭の切り替えがいる。研修の内容や構成、研修講師の教え方やプレゼン能力を評価しながら研修を見るという機会が多いため、ともすればそういう視点ワークショップで行われていることを見たり、聞いたりしてしまう。

 私が今回実現したいのは、私自身の感受性を高めることと、話を聞く能力を高めること。
だから私の意識が他のところに向いてしまったときには頭をぶるぶるさせて、その意識を振り払うように取り組んだ。
 
 コーチングの専門用語で、人の話を聞く『傾聴』には3つのレベルがある。
 レベル1とは自分自身の声を聞くこと。それは言葉として音で表現されたものだけではなく、音になっていないものの頭の中でおきている声も含めて聞くこと。
 レベル2とは相手の声を聞くこと。それは話をしている相手が出している声をしっかりと聞くこと。
 レベル3とは相手の声になっていない声や、相手の内側で起こっているさまざまなエネルギーの変化や、さらには話を聞いている相手だけでなくその場全体の雰囲気を聴き取る/感じ取ること。

 
 今日一日終えてみて、このレベル3の傾聴はまだできていないものの、この3日間取り組めば、必ず少しはできてきそうなそんな感触は得ることができた。

 20名を超える人達との新たな出会いもあり、とてもワクワクしている。

B型にむいた通勤方法

2005-07-26 23:04:48 | 身近な出来事
 梅雨が明けてから自転車で通勤することが多くなった。

 自転車で走る距離は片道4km、時間にして15分。自宅を出てオフィス近くの駐輪場に自転車で向かい、そこに停めた後にオフィスまで徒歩、トータル約20分の運動。

 「体脂肪を落とすためには最低20分以上の連続した有酸素運動が必要」とよく言われるものをギリギリ満たしている。

 自転車通勤の目的の一つは体脂肪を落とすことなので、ギリギリであっても20分を満たしているかどうかがとても大切だ。でも、体脂肪を落としたいのなら、少し遠回りをして運動時間を延ばすことも考えられるが、これがなかなかできない。

 まず、今の季節は暑さが問題。正確には暑い中で運動を続けると、たとえ運動時間が5分伸びるだけでも、この5分で汗を余計にかくことになる。「あぁいい汗かいた~」といえるのならよいが、通勤時の汗は不快そのもの。着替えを持っていっても全身着替えるわけにはいかないので、一日中朝の汗で不快な気持になる。

 20分でも汗をかくにはかくが、少しでもかきにくくする工夫をしている。
朝シャワーを浴びた後に、”ギャツビーアイスデオドラントボディーペーパー”で体を拭き、さらに最近流行のクールデオドラントスプレーを体にふきつけ、仕上げに家を出る直前までエアコンの風にあたり体を冷たくしてから出発する。

 ここまでするか?あほちゃうかと自分でも思うが、自転車通勤はなかなかやめられない。体脂肪を落とすという目的をかなえるとともに、それより本当はもっと大切なのが、”自分が時間の主人公”になれること。

 家をでる出発時間を自分で決められ、いつでも好きな時間に出発し、早くオフィスに着きたければ自転車をおもいきりこいで早くすることができる。時間を調整することができる。

 マイペースな血液型B型の私には自転車通勤が向いている。

寄り道して鰻や

2005-07-24 16:45:50 | 身近な出来事
 最近週末毎に必ず『東急ハンズ』に出かける。筆箱を買おう、靴の中敷を買おうとか目的を持っていくのだが、何気なく店のものを見ていると「これ以前欲しかったやつだ!」、「これがあったら便利だな」と予定していなかったものまでついつい買ってしまう。
小さな東急ハンズのバッグからスタートし、東急ハンズを出るころには大きなバッグに変わっている。
 「いい買い物ができた!」という思いと。「また、やってしまった。ひょっとして買い物症候群?」とか、そんな思いが交錯する。

 自転車で行くことが多いから、帰りの自転車はサドルに大きな東急ハンズの手提げカバンをぶら下げておっちら、おっちら帰る。

 そんな状態でも必ずどこかに寄り道をするのが好きだ。
今日の寄り道は臭いにつられて入った鰻屋さん。先日もいった柳橋の『こだに』。

 11時30分開店のところを店の前を通りかかったのが11時20分。「鰻早く食べたいな~」という顔をして立っていると、すぐ店の中に入れてくれた。
 
 定番のうな重¥1,500を食べた。

 これが本当においしい。炭火で丁寧に焼かれホクホクになった鰻に、適度な甘さと粘りがあるタレが多すぎずもなく少なすぎずもなくかかっている。上を注文すればご飯が見えないくらいの鰻が入っているが、普通の量でも悪くない。鰻をじっくり味わって食べた。

 「鰻の稚魚がとれなくなってきており、将来は鰻が食べられなくなるかも」、というニュースを先日新聞で見た。それも多少影響があるのか、「土用の丑の日を前にして、鰻の価格は過去最高レベルに向かって鰻のぼり」とか。
 
 「こんな美味しいもの食べられるうちに食べておかないと損やな」、と思い帰りにお土産用を一つ買って帰った。

呉の名物

2005-07-23 23:31:52 | 身近な出来事
 呉市にある『大和ミュージアム』に行った。ここの目玉はその名前の通り戦艦大和。全長26メートル、実物の十分の一のサイズで忠実に大和を復元している。

 『戦艦大和復元プロジェクト』戸高一成、角川書店 を事前に読んでいったのでこの船がよくあるプラスチックの模型ではなく、鉄でできた実際に水の上に浮かびモーターをつければ進む船であること、戦艦大和を作った呉市の誇りとして、細かいところまで徹底的に作りこんだ船であることを知っていた。

 さらに、ミュージアムでも説明を聞きながら船を見たので、理解は一層深まった。「造るのは模型ではない、十分の一の大和だ」というもの造りにかけた思いや、そもそも戦艦大和という船そのものが、どのような船であったのかということも良くわかった。

 このミュージアムには、十分の一の戦艦大和の他にも、大和に関わるさまざまな資料、造船で栄えた呉市の歴史などが写真や映像などで見ることができる。
建物の外にもさまざまな展示物もあるが、ミュージアム4階のテラスから見える景色も興味深い。

 海に面した場所にあるため、海を隔てて大和を建造した造船所も見えるし、港を行きかう客船やフェリー、さらには海上保安庁や海上自衛隊の基地があることから、さまざまな特殊な船もみることができる。

 大和ミュージアムを堪能した後は、呉市内の飲み屋に5人で出かけた。呉では規模は小さいながらも屋台が有名なため、これを目当てに行くが、開店時間までまだ間があり、仕方なく予定変更。
地元の人にたずねていった店が、『田舎洋食いせ屋』。

 呉名物の『海軍の肉じゃが』が食べれるということで、いせ屋に行ったのだが、この店は肉じゃがよりも、「日本全国どこを探しても、ここでしか食べられない洋食版かつ丼」が有名らしい。
特製デミグラスソースのかかったかつ丼、イメージはかつ皿は確かに美味しかった。

 「屋台で飲むぞ!」という計画は実現できなかったものの、それ以上に得した気分。飲み屋とは一味違う場所で、いつもと違う会話も弾んだ。

平井さん

2005-07-22 22:40:14 | 覚えておきたい考え
 3ヶ月ぶりの赤提灯会。場所はいつもの『いざわ』さん。今回も初代ロードスター主査の平井さん、新型ロードスター主査の貴島さんの話が聞きたくて、いろいろな人が集まってきた。

 平井さんの話はとても面白い。ロードスターを実現するための恐らく苦労話のはずなのだが、平井さんが話すと苦労話もとても楽しいチャレンジの話に聞こえる。考え方もとても柔軟で、遊び心にあふれている。
よく芸術作品には、作者の人格が表現されるというが、ロードスターという車はまさにこの平井さんの人格が表現された車のように思える。平井さんは決して自慢をしないが、平井さんがいなければ決して実現することのなかった、平井さんでなければ全く別の車になっていた、それがロードスターだと思う。

 平井さんと始めて出会ったのは15年前の2月のこと。初代ロードスターのヨーロッパの試乗会で3週間行動をともにした。スペインアンダルシア地方のヘレスで行われたこのイベントは、これまでのビジネストリップの中でも最も楽しいイベントだ。

 荒涼とした土地にオアシスのように広がるヘレスの町、シェリー酒の産地でもあるが、他にもフラメンコや闘牛もこのアンダルシア地方がオリジナルらしい。毎晩のようにシェリー酒を飲みフラメンコを見た。バルセロナやマドリッドで見るのとは違う、素朴な感じの、でもとても力強いフラメンコだった。

 日中は山頂に白い家が連なるアンダルシア地方の山岳道路をオープンにしたロードスターで走り回った。アンダルシアの風、太陽、香りを思う存分感じた。

 遊んでいたのではなく全てが仕事...といえば仕事。でもこんな楽しい仕事はない。唯一大変な仕事が平井さんの通訳。ジャーナリストの質問に大汗をかきながら対応した。
通訳として十分な仕事を果たせたとは思えないが、ジャーナリストは満足な様子だった。ロードスターという車が世に出てきたことを喜び、それを実現した平井さんに敬意を持っていた。

 素晴らしい車、そしてそれを実現した平井さんという素晴らしい人物に出会えたことは、私にとってもたいへんな喜びだった。
そして平井さんとのつきあいはそれ以降も続き、今の私にとってたいへんな財産になっている。

 でも平井さんには借りだらけ。 

 私が満足のいく通訳をできなかった時にも、平井さんは私を責めるようなことは一度もなかった。少し落ち込む私に「気にするな。大丈夫よ。」と声をかけてくれた。
赤提灯会のこと、水琴窟プロジェクトも私のアレンジが悪く、いつも平井さんに心配をかけているが、そのことについても一度も叱られたことはない。

 辛抱強く待っててくれている。

 でもいつまでも甘えてはいられない。もうそういう時期だと感じている。甘えるのはよそう。

弱さと強さ

2005-07-21 23:03:58 | カラダを鍛える
 先週末の3連休に鍛え始めた筋肉のうち、太ももの内側の筋肉が張りがひどかったものがようやくとれたため、今日からトレーニングを再開。

 「もう1日筋肉の張りがとれるのを待とうかな」と弱気な私が話していたが、「まあ、30分だけ行ってみようよ」ともう一人の気楽な私も話しだし、「じゃあ行こうか!」とトレーニングに行くことになった。

 筋肉を鍛えるための重要な3要素は”運動、休養、栄養”。運動はウエイトトレーニングをしていて「あ、もう限界」と思った時から最低3回は挑戦することが大切なようだ。
そのことで筋肉の細い繊維が切れ、休養と栄養により同じ強度では切れない太い繊維に変わっていき、筋肉が大きくなっていく。

 ジムでそんな筋肉の大きな体の人をみていると、私もやるからには目に見えるような変化を得たいとかなり強く思うようになってきた。

 でも、体を鍛えることは簡単なではないことも少しはわかってきた。

 ジムに最初に行った日に「楽しみながら体を鍛えます」と私が先生に言ったところ、先生からは「本当に体を鍛えようと思ったら、ジムでトレーニングしている時は苦しいことばかりですよ」と言われた。

 そのことがわかってきた。

 自分自身の限界レベルに近づいて、「あと3回だけウエイトを引こう」と思っている時は、ウエイトがとてもとても重たい。
力を振り絞って、ウエイトを動かす。その時は涙がでそうになる。声にもならない声もでてくる。自分の弱さを思い知る。

 それでも、その弱さに負けたくないという気持ちも同時に生まれてきて、なんとか最後までやりきる。

 そしてやりきった時の気持は「やった!」という満足感ではない。
安堵の気持は多少はある。
でも一番強く感じるのは自分自身の弱さ。自分自身の弱さをすごく感じる。そして弱さを十分に感じた後は、「負けないぞ!」という強い気持がわいてくる。

 弱さと強さ、正反対だけどとても近い場所にある気がしている。

同伴出勤

2005-07-20 23:49:26 | 身近な出来事
 今晩食事をした店は広島の夜の歓楽街流川にある『ダイニングバー・マンハッタン

 「なんでクラブやスタンドばかりが立ち並ぶ場所にこんな店があるんだろう?」と8年ほど前に始めていったときには不思議に思った。
当時は料理メニューには和、洋、中かなりの種類があったが、店で作っているのではなく、他の店から運んできているような感じがしていた。
それでも料理の味は美味しく、そして何より気に入っていたのはワインの種類の豊富さ。美味しい料理とお酒を、少しゴージャスな雰囲気で楽しむことができた。
当時の料金は飲むお酒とその量によっても変わったが一人¥8,000~¥10,000位。高くはないが安くはない。

 4年ぶりくらいにやってきたマンハッタンは、雰囲気や装飾は以前と変わりないように思ったが、照明が少し明るくなり、何よりメニューがずいぶんと変わっていた。恐らく洋食のシェフを入れて、店で調理をしている様子だった。店の人に尋ねたわけではないが、そんな感じがした。

 おまけに、メニューからお好みで選ぶ料理3品にドリンク飲み放題で¥5,000というお得なメニューもできていた。

 その効果か? 店のテーブルはほぼ客で埋まっていた。

 ただ客をよく見ると、中年男性と若い女性の組み合わせが目立つ。注文している料理もテーブルサイドにおかれたワインクーラーの雰囲気からして飲み放題のお得コースではない。

 どうやら同伴出勤前の食事の場所として使われている様子。軽く食事をとりながら値段の高いワインを飲んでいる。

 同伴出勤を経験したことない私にとってはとにかく興味津々。どんな話をしているんだろう?店に一緒に出勤する時にはどんな顔をして店に入るんだろう?店に入って最初の一言はなんていうんだろう?

 同伴出勤にあこがれているわけではないが、経験したことがないだけに興味がつきない。

使命

2005-07-19 22:54:33 | 覚えておきたい考え
 「人生の長さは誰かに決められていて自分では変えられないような気がする。でも長さは変えられなくても、その幅は変えようと思ったら誰もが変えることができる。幅を広げることに取り組むと人との出会いがある。そしてチャンスがやってくる。」
「昨日が今日を何も保証しないのと同じように、今日は明日を何も保証しない。自信を持って可能性を信じて夢をもつ。そして”元気に”、今やるべきと思ったことは今やることが大切」
今日参加した講演で支縁塾の大谷由里子(大谷由里子公式ホームページ)さんが話されていた。

 大谷さん自身がこれまで取り組んできたこと、今やっていること、また大谷さんの周りで夢を追いかけて取り組んでいるたくさんの人についても話を聞かせてくれた。
そして講演の1時間半の間中ほとんど笑い顔を絶やすことなく話し続けられた。
その力強さと元気に次第にとりこまれるとともに、大谷さんから元気をわけてもらった気がする。

 「『使命』を考えることは大切。『使命』とは命の使いかたのこと。自分の命=人生を何につかうことをということをしっかり感じ、考えることが大切。」とも大谷さんは話された。  
 
 私自身にかけているものが何か、それは本気さや勇気かなと考えていたのは2日前のこと。何の本気さや勇気ということについてまだ確信はないが、自分自身の『使命』についての本気さや勇気かもしれないと少し思った。少なくともどこかでつながっているような気がする。

約束を守る

2005-07-18 22:00:59 | ビジネスアイデア
 3連休の最終日、この連休中にやろうと決めていたことは3日目の午後までに一つだけ残して全てやり終えた。

 残ったことは、3日間ともトレーニングにでかけ、これまで試したことのないマシンを3つ試すこと。
祝日のジムの営業時間は18時までだが、16時になっても、16時半になってもなかなかジムに向かう気がしない。昨日、一昨日とジムに通い筋肉はそこそこ疲労している。一昨日試した新しいマシンの影響で足の内側は筋肉痛になっており歩くのが少しつらい。

 こういう時はいろいろと言い訳を考える。筋肉痛の時にトレーニングに行くのはよくない。BLOGも更新していないからそれをやらないといけない。計画は3日間のトレーニングだったが、昨日、一昨日と気合を入れてやったから3日分はやっている。
たまには夕方にワインを飲みながらリラックスすることも大切だ。そういえば一昨日に空けた赤ワインのボトルを今日中に飲んでおかないと味が変わってしまう。

 「全てもっともらしい理由だが、すべていいわけじゃないか!」

 心の中でもう一人の自分が叫ぶ。それでももう一人の自分は言い訳を続ける。時間はどんどんたっていき17時になった。
結論としてはとにかく行くことになった。確かに筋肉痛もあったから、胸を中心に30分だけトレーニングに行った。やり残した3つ目のマシンもやり方をおぼえた。

 結局はやるかやらないかの結果だけ。自分自身との約束を守って気分はとてもすっきりした。

社長になる

2005-07-17 22:42:51 | ビジネスアイデア
 自分が社長になったつもりで読み進めた。

 板倉雄一郎社長失格-ぼくの会社がつぶれた理由』日経BP社1998年、友人が「おもしろいから」と貸してくれた本。

 ベンチャービジネスのスピード感、活気、一方で危うさ、それだけではないほかにもいろいろなことが、ビジネスの急成長から転落・倒産にいたるまでのさまざまな出来事そこでの意思決定とともに詳細に書かれている。

 時間を忘れて一気に読んでしまった。

 急成長の場面では、板倉さんが経験したことに憧れて、「ここまでやるか、すげえな」「こんな風に仕事ができればおもしろいな」と思って読んでいた部分もある。仕事だけでなく私生活の面でも、六本木の顔になり、白金台に住んでフェラーリーを乗り回すといった場面は、一度は経験するのも悪くはない。そんな部分にもあこがれる気持を持ちながら読んでいた。

 転落・倒産にいたる場面では、なんとか会社をもう一度成長軌道に乗せられないか、そのための資金を確保できないかと奔走する板倉さんを、少しだけ客観的に「この意思決定は適切だろうか」、「私だったらこうはしない」と、少し距離をおきながら一方で、なんとかならないか、なんとかしたいという強い気持を持って読んでいた。

 実際の世界は、この本で書かれている以上に、私が感じ取った以上に楽しい面も苦しい面も強烈だったろうと思う。

 自分が板倉さんの立場だったら会社はどうなっていただろうか?

 結論はもちろんやってみないとわからないのだが、なんとなく感じるのは成功も失敗も小さいような気がする。悲しいかな現実はそうだ。

 でも、自分自身の成長に向けてここ何年間かはかなり真剣に取り組んできた。自分自身でいっても説得力はあまりないが、ある面では確実に成長を遂げてきたと感じている。

 自分に足りないものは何だろう。成長のカーブがまだまだ低く成長レベルが低いのか、それとも。。。

 本気さ、勇気かな?

週末起業セミナー

2005-07-16 23:15:46 | ビジネスアイデア
 NPO法人が主催する『週末起業セミナー』に参加した。

 週末起業とは、「会社を辞めずに、お金をかけずに、インターネットを使って起業をする」ことらしい。以前このセミナーの主催者が書いた本を2冊読んだことがあったが、「インターネットを使って」部分があまり頭に入っていなかった。そうインターネットを活用することが重要なのだ。

 2時間で¥5,250を払って参加したため、この分の元は絶対取れるようにと真剣に話を聞いた。おもしろくためになった部分もいろいろとあるが、一番重要なポイントとしては、「無理をせずできるところからやってみる。あまり大きなことは最初から狙わない」ということだろうか。

 いろいろなノウハウを教えてもらえると期待していたが、ノウハウについては時間の制約やそれぞれ個々人の秘密を明らかにできないのか、それともノウハウ的なものとしてそんなにすごいものがないのか、あまり驚くようなものはなかった。
一方で事例として、週末起業のホームページをそのビジネスの特徴、成功要因とともに聞かせてもらったのはとても参考になった。「ほお~なるほど。こういうのがビジネスになるのか。こういう仕組みか。」と関心するものがいくつもあった。画期的なアイデアではなく、ほんのちょっとしたアイデアだが、それがきっちり形になっている。儲ける仕組みを作っている。

 また、これらのページに共通して言えるのは、作り手が楽しんでいるということだろうか。ホームページ作りを楽しんでいるというわけではなく、ビジネスを楽しんでいるということだが、これは週末起業の特徴かもしれない。

 そんな気楽さも大切かもしれないと思った。

今年初のビアガーデン

2005-07-15 23:44:22 | 身近な出来事
 今年初めてのビアガーデンはホテルの22階にあるスカイビアテラスで始まった。

 前から気になってこの店は、行きたいときになかなか予約がとれず、今回が初めて。それも本当は予約でいっぱいだったところを何とか頼み込んで入れてもらった。結果は大正解。街の夜景を見ながら、涼しい風を受けてビールが飲める。

 場所がいいだけでなく、今晩はメンバーもいい。楽しい飲みができる4人だ。

 ヒロノリは普段でも話がとても上手いが、飲むと面白くない話でも強引に面白い話に持っていく。話術だけでなくネタの作り方が上手い。ヒロノリネタには身近な人の話が多いが、その人の特徴を良くとらえて、その人らしさが漂うネタを作る。ヒロノリがいるだけでいつも笑いがたえない。

 コングはヒロノリのようなネタはないが、マッチョなボディと淡々とした語りで面白い存在感がある。ビアテラスから下の夜景を見ながら「今日は天気がいいな」と突拍子もないことをいったりもする。

 チャンちゃんもまた独特なしゃべりを持っている。初対面の人には人見知りするらしいが、ヒロノリにはすぐにうちとけた。ヒロノリの話に、甘え口調でするどいつっこみを返す。ダメだしも得意で、ヒロノリもたじたじ。

 どれくらい飲んだだろうか、ジョッキ4杯くらいまでは数えていたが、後は覚えていない。帰り道もどうやって帰ったのか覚えていない。

覚えていないといえば今日の飲みの目的もよく覚えていない。
  

ジムにいる犬

2005-07-12 23:09:30 | 気になること
 犬3匹、インコ1羽、南米の大きなねずみ1匹に最近子猫1匹が加わった。私が通っているボディービルディングジムのはなし。
狭いスペースに所狭しとおかれたトレーニングマシンの隅に、この動物達がいる。

 3匹の犬は人気者。トレーニングで疲れた体を休めがてら、入れ替わり立ち替わりボディービルダーが犬を触っている。3匹は少し大きな柴犬と、小ぶりな柴犬、そしてロングコートチワワ。 

 ロングコートチワワは白と茶色の毛の色だったものが、先週末からピンクと茶色に変わり、小学校の校庭でよく飼われているカラフルなインコのようになった。「ヒヒヒヒヒ~~」とインコのように鳴きそう。
小ぶりな柴犬は1ヶ月前から丸刈りになってとても涼しげになった。でも見方によっては修行から帰ってきたお坊さんか、「悪いことやって刑務所にいました」みたいな風にも見える。
大きな柴犬は見かけは普通の柴犬。でもこの犬も普通の犬ではない。近くを歩いているとよく足が重くなる。足元を見ると靴に噛み付いている。私の靴の少し長い紐が気になるらしく、予告もなく噛み付いてくる。

 個性的な犬達に共通しているのは、ボディービルダーの服を着ていること。この服を着ているとジムの雰囲気にピッタリあう。3匹のボディービルダーがまるでいるようだ。

 この犬達を見ているだけで、とてもいい気分転換になる。気分が癒される。

 オフィスで犬を飼っている会社があったり、またオフィスに犬を貸し出すビジネスについてテレビで見たことがある。オフィスやボディビルジムもそうだが、本来は犬がいる場所ではない。ただ、ボディビルジムの例では、犬がいることで間違いなくその空間がとても心地よい空間になる。

 人間の中での多様性/ダイバーシティの一歩先を行く状態だろうか。多様性/ダイバーシティって面白い。