チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

誰だろう

2004-10-31 21:29:16 | Weblog
 調子がいい時には、いいことが続く。

 誘われて参加したトラウトフィッシング大会で参加者中最高の成績を収めた。
最高といっても釣果ではなく、フィッシング大会のフィナーレに行う景品獲得ジャンケン大会のことだ。3,000円の参加費用を払って半日遊ばせてもらって、30,000円+αの景品を獲得した。
+αの最も価値のあるものが、写真にあるバンダナ。

 写っているモデルが有名らしく、ヤフーオークションではかなりの高値で取引されているそうだ。でも、どうも最近物覚えが悪くて名前を聞いた数秒後には頭のなかに名前はなかった。聞いたことのない名前だった。

 この人は誰だろう?

 名前を忘れることは、今回だけのことではない。最近よくあることだ。でも私は人と話をする際に、名前をできるだけ使いたいと思っている。名前を呼びかけることは、その人の存在価値をしっかりと意識していることだと思っている。だから、名前を忘れるととても話しづらくなる。

 「名前 それは 燃える命、 一つの地球に ひとりづつひとつ」

 わかる人にはとても懐かしい、ゴダイゴの「ビューティフルネーム」の歌詞だ。名前の中でも、特に姓名の名の部分は、その人のイメージとすごく合っていることが多い気がする。人格形成がされる幼少期には、家の中でも外でもほとんどいつも名で呼ばれることが関係するのだろうか。

名前を忘れない方法を人に聞いたり。調べてみよう。


思いは通じる

2004-10-30 22:23:32 | Weblog
 日暮れ後の灯りの少ない港近くを走っていると、突然別世界が広がっていた。

 真っ暗な岸壁に、ライトアップされた帆船が停泊していた。思わず車を止めて見に行った。船体には「日本丸」の文字があった。独立行政法人航海訓練所所属の練習帆船「日本丸」だ。帆を広げたその美しい姿は「太平洋の白鳥」と呼ばれているらしい。あいにく帆は出ていなかったが、巨大なマストや、そこにかかる多数のロープ、そして船体そのものも形も素晴らしく雰囲気のある船だ。思わず、「乗りたいな」「乗りたいな」と何度も一人で騒いでいた。

 写真ではこれまでも何度も見たことがあるし、それこそ実家のトイレにこの船と同型の「海王丸」のポスターが張ってあるのを先日見たばかりだった。海王丸は台風23号の影響で事故を起こしたことが記憶にあり、トイレのポスターを見た時に、「この船をもうみることもないのかな、見たかったな」と思ったばかりだった。

 思いは通じる。

 たまたま通りかかった港で日本丸を見る前にも、連絡が欲しいなと思っていた人から連絡があった。そして、日本丸を見た後に立寄った酒屋では、欲しかった「佐藤」の白と黒が手に入った。思いは通じるといつも思っているが、こんなに思いが通じる日も珍しい。ここ最近忘れていた、自分へのご褒美を一度にもらったのかもしれない。

幸福な音

2004-10-29 23:57:09 | Weblog
 今週あったことを湯船につかりながら考えていた時に、遠くのほうからけたたましいサイレンの音が聞こえてきた。ピーポーピーポー、ウ~~~ウ~~~、パトカーや救急車や消防車が何台も走っていった。火事か大きな交通事故でもあったのだろう。その瞬間に、頭の中に光景が浮かんできた。テレビで見た新潟の地震の映像や阪神大震災の映像、ニュースでよく見る交通事故の映像、バクダッドで人々が逃げ回る映像も浮かんできた。サイレンの音から想像されたこれらの光景は全て不幸な光景だ。

 不幸を想像させる音、不幸な音というものがあると感じた。

 人の泣き声、わめき声、怒っている声、犬がけたたましく鳴く声、ものが壊れる音、他にもいろいろ不幸な音がある。

 幸福な音もあるはずだ。

 人の笑い声や喜んでいる声、子供達が楽しそうに遊んでいる声、仲のいいカップルの会話は幸福な音だと思う。岸辺に打ち寄せる波の音、静かな高原に響く鳥の鳴き声、幼稚園や小学校で流れているさまざまな音や声、他にも幸福な音、幸福を感じる音がいろいろある。 

 幸福を感じさせる音を持った人がいる。

 声のトーンやリズム、抑揚や大小やスピード、他にも音の要素があるのかもしれないが、その人の声を聞いていると幸福な気持ちになれる人がいる。
声だけではないかもしれない、他にもその人は様々な幸福な音を出しているようにも思えてきた。

幸福な音に浸っていると元気が出てくる。こんな幸福な音は持った人になりたいと思う。

吐き出す

2004-10-28 23:16:12 | Weblog
 仕事の成果は、気持ちや感情に影響されやすい。

 仕事で成果を出すためには、よく考えられたプロセスが大切だと思う。そしてよく考えるという行為は、その時の気持ちや感情といったものにすごく影響されやすいと思う。

 私の場合、気持ちがよい、心地よいと感じているときや、前向きな感情の状態にあるときに考えたプロセスはとてもよく考えられ、成果に結びつきやすいプロセスとなっていることが多い。
よく考えられたプロセスができると、あとはそれを確実に実行していけば自然と成果に結びついていくという感じがする。

 気持ちよい、心地よい状態になるためには吐き出すことが効果があった。

 趣味や好きなことをやって心の中にあるストレスを吐き出すことも効果があるかもしれないが、仕事そのものを吐き出すことも、気持ちのよい心地よい状態になるためには効果がある。これは仕事を放り投げるということではなく、あの仕事もやらないといけない、この仕事もやらないといけないと思っている、その仕事そのものを目に見えにくいとことから、目に見えるところに吐き出すことだ。

 メールの中や机の上、引き出しのなかにある気になる仕事を、全て目に見えるところに吐き出してみたら、気持ちのよい、心地よい状態になれた。仕事は一つも片付いていないのに、何をどうすればよいのか、最善のプロセスをよく考えられる状態になっていた。

今いる場所

2004-10-27 23:28:04 | Weblog
 「今いる場所を最善だと思う。」

 ワークショップリーダーのひろしさんが教えてくれた言葉だ。今自分がいる場所を頭で考えるだけでなく心や体で深く感じることがとても大切で、そのためには今自分がいる場所が最善な場所だと思うことが必要になる。
今いる場所がどういう場所かということを、自分以外の人の意見や考えにたよらず、とにかく自分自身で味わってみることが大切だと教えてくれた。

 道に迷ったときに、仮に地図をもっていても、自分のいる場所がわからないと目的地にたどり着けない。だから道に迷ったら、自分のいる場所がどこなのかを自分自身でじっくりと考えてみることが必要になる。空間的な位置に迷っている場合でなく、自分自身の存在意義やあり方についての場合は、考えるだけでなく、感じることが必要になるのだろう。

 「自分のいる場所を深く味わった後に、その場所にいることに何か違和感を感じたら、別の場所に立つ、そしてその場所をふたたびじっくりと感じてみる」 

 ひろしさんが教えてくれたもう一つのことだ。でも、このことを私は充分に理解できていない。視点を変えることを学ぶワークショップだったので、目標や目的は視点を変える前と、変えた後とで変化はさせず、その目標や目的を見る視点を変えることをいっていると思うのだが、私はよく理解できていない。

 「いくつかの視点を感じてみて、自分が一番エネルギーが高まる視点から見るようにする」

 これが、最後にひろしさんが教えてくれた言葉だ。でも私にはまだよくわからない。謎だらけだ。

ふたが開いた!

2004-10-26 23:45:57 | Weblog
 コミュニケーション力を高めるワークショップに参加するようになってから、人のエネルギーの状態に関心を持つようになった。

 エネルギーが高い状態にある人は、どこか輝いて見えるような気がする。男性、女性に関わらずこの変化はあるが、特に女性の場合に変化の度合いが大きいように感じる。
表情がとても魅力的になり、そこに引き付けられるのに加え、なにげない言葉にも何か心地よくて魅力的なものがある。一緒にいると、そのエネルギーが伝わってくるだけでなく、私自身のエネルギーも高まっていくような気がする。

 そんな女性に今日あって、とても嬉しく思った。

 もともと魅力的な女性なのに、これまでしばらくの間、その魅力にふたがされていたような印象を持っていた。それが、ほんの何日かで急に変わってしまった。ふたが「パカッ!」と開いて、これまで隠していた宝物が現れたような感じだ。何がそうさせたのか、是非聞いてみたいと思っている。


確実になにかが違う

2004-10-25 21:59:58 | Weblog
 「しあわせは いつも じぶんの こころがきめる」

 相田みつをさんのことばだ。とてもいい言葉だと思う。でもこの言葉を“ゴシック体”のフォントで見るのと、相田みつをさんの独特な書体で書かれたもので見るのとでは、そこから受ける印象がずいぶん違う。相田みつをさんの書体で書かれたものは、文字がまるで生き物のように体に向かってくる感じがする。

 「人が本気で取組めば神が味方をする」

 先週末に参加したワークショップのリーダーが紹介してくれた言葉だ。人の可能性を信じてやまないリーダーの口から出たこの言葉にはたいへんなパワーがあった。このリーダーの言葉のパワーを、私は頭ではなく体で感じたような気がしている。

 同じ内容でも、フォントが違うと受ける印象が異なってくる。同じ言葉でも、それを誰が口にしたのかで、言葉の持つパワーが変わってくる。こんなことは当たり前のことかもしれないが、確実になにかが違う。

今日あらためて自分自身の未熟さとともにこの違いを感じていた。

笑顔で負けない

2004-10-24 23:55:27 | Weblog
 3日間のワークショップが終わった後に撮った1枚の写真。ワークショップのリーダー2人と撮った写真。私が2人のリーダーの間に入って3人で肩を組んで撮った写真だ。

 そこには2人のリーダーの素敵な笑顔の間に微妙な表情の私が写っていた。私がモデルとしたい2人に挟まれて、嬉しい気持ちと、「よしやるぞ!」という決意のような気持ちとで、私は精一杯笑顔を作ったつもりだったのだが、2人のリーダーの笑顔は輝いていて、私の笑顔は全くさえない。
3日間のワークショップで確かに私は疲れていた、それでも2人のリーダーは比べれば、私の疲れは比べられないはずだ。人を安心させる人をひきつけてやまない2人のリーダーの笑顔と、私のさえない笑顔。これは紛れもない現実だ。
 
 でも、決して落ち込んではいない。

 この現実をしっかりと受け止めて、次の機会に写真を撮るときには、きっと2人のリーダーの笑顔に負けない笑顔になっていたいと思う。2人のリーダーをモデルにして、自分自身を成長させたいという想いを強く持った。

受け止めるつもりが受け止められる

2004-10-23 22:30:41 | Weblog
 コミュニケーションスキルを高めるワークショップ2日目が終わり、夜は久しぶりに中学時代の友人と会った。前回6月にあった時に友人は悩んでいたが、充分に話も聞けずに別れてしまったことが気になっていた。
今回も友人は仕事のことで戦っていた。疲れとその一方で結果がでないことへのいらだちやあきらめとで元気がなかった。

 私は、ワークショップで学んだことを生かして、たっぷり話を聞かせてもらおうと思った。そして、友人が気づいていない視点があれば、それを一緒になって考えたいと思った。でも結果は上手くはいかなかった。途中から私は友人に気づきをもってもらうというよりも、友人の考えを変えようとしていた。大切な友人だから、彼の置かれている状況を少しでも変えたいという気持ちが強くなりすぎて、私が気づいたことを押し売りしていた。

 おいつめるように問いを出す私のことに友人は少しだけ不満を言った。私自身の、友人の役に立ちたいと思う気持ちに偽りはなかったが、あまりにこの気持ちが強いと、結果として友人はますます不快なところへおいやられてしまったようだった。
少しだけ不満を言った友人は、それ以外何も私に文句らしいことを言わなかった。あとは全てを受け止めてくれた。友人を受け止めるつもりだった私が、逆に友人から受け止められてしまっていた。

変化が見える

2004-10-22 22:13:02 | Weblog
 コミュニケーションをもっと上手になりたいと思って6月から参加しているワークショップが今日から始まった。
3日間のワークショップの初日は、これから3日間をともにする仲間との出会いがあり、毎回とても楽しみにしている。6月からずっと一緒にワークショップを受けている仲間もいれば、今回初めて出会う仲間もいる。
ワークショップを受けに来ている目的は、それぞれ多少の違いはあるものの、コミュニケーショんの技術を高めたいという強い気持ちは多くの人に共通している。そして皆、とても前向きで熱心だ。
このワークショップに参加すると、ワークショップのリーダー(講師)から、そしてこの仲間からたくさんの刺激を受け、多くの気づきを得られる。

 参加者はもともとコミュニケーション能力にすぐれた人が多いが、このワークショップを通じて皆確実に変わっていく。
3日間の初日と、3日目とでもすごく変化を感じるが、1回目のワークショップから一緒に参加している仲間は、1回目とは皆すごく変化している。興味深いのは、出会った初日に前回会ったときから変化していることを感じること。
皆、きっと研修が終わった後も努力しているんだろうと思う。

私もみんなについていかないと。

爽やかな風

2004-10-21 22:30:52 | Weblog
 今日は出会いに恵まれた一日だった。

 憂鬱な気分で臨んだマネジメントとのミーティングは、予想に反しとても気持ちの良いミーティングとなった。厳しいリクエストも少しあったが、余りある支援の約束にとても勇気づけられた。爽やかなマネジメントと通訳さんの笑顔にも癒された。ミーティングのテーブルには、まるで爽やかでとても気持ちの良い風が吹いていたような感覚があった。

 ミーティングのあとは久しぶりの地方事務所への出張にでかけた。

 駅から不便なこの事務所に行くのは少し面倒な気持ちもあったが、出発前に事務所に電話をすると、「女性を迎えにいかせます」といってくれた。
ウキウキしながら駅につくと、そこには受付姿の素敵な女性のお出迎え。盛り上がる気持ちを抑えオヤジ丸出しにならないように精一杯努力しながら、楽しい会話で事務所までのあっという間のドライブ。素朴で気持ちの優しい女性に癒された。車のなかにも爽やかで気持ちの良い風が吹いていた。
事務所についた時にはしっかりとお土産を手渡し、好感度アップ。オヤジはこういうところはしっかり抑える。

 事務所ではベテラン男性とミーティング。私の無理なお願いを、どうやったらそれができるか、自分のやるべき仕事として前向きにとらえいろいろなアイデアを準備されていた。地方の事務所のいろいろな仕事の話しも聞かせてくれた。地方の事務所はそれでなくても一人で何役もこなさないといけないのでとても忙しい。それでも文句一つ言わずに私をしっかりと受け入れてくれた。ベテラン男性独特の暖かな癒しだ。

 仕事を終えて事務所をでると、そこには秋の夕方の爽やかな風が吹いていた。

平井さんのことば

2004-10-20 23:56:30 | Weblog
 「欲をかかない。隙間を埋める。」

 多くの人を動かす必要がある一方で、必ずしも協力的な人ばかりではない、そういったプロジェクトを成立させるために重要なこと。ロードスターを世に送り出した平井さんは、会うたびにこの話を聞かせてくれる。この言葉は私の頭の中にいつもあって、いろいろな場面で思い出している。

 将来の楽しい野望を抱く仲間との飲みで、アミノバイタルアドバイザーが生活倉庫の堀之内社長の成功秘話を話してくれた。堀之内社長の起業/ビジネスの成長についての話だが、この中にも「欲をかかない。隙間を埋める。」ということにつながる話があった。「欲をかかない。隙間を埋める。」という考え方は、いろいろなところで成功をつかむために重要なキーワードのような気がしてきた。

 私は欲張りだ。欲張りなところが私の良いところだとも思っているが、欲張りが時々じゃまをする。欲をかかないと積極的になれないような気がする一方で、欲をかきすぎると着実な目標が立てられない気もしている。
 「欲をかくな」という平井さんだが、平井さんを見ていると、欲張りではないとは思えない。だから、究極は欲をかくところとかかないところのバランスが重要なんだと今は思う。

自分が変える

2004-10-19 22:56:13 | Weblog
 「あたえられることを待つのではなく、自分から貪欲に求めていくことが大切」

 仕事の幅を拡げ、能力を高めようとする時に大切なことだと、いろいろな本によく書かれている。自分自身の調子がいい時には、このことをよく判っていて積極的に自分から動いていける。そして調子のいい時には、結果も上手くついてくるので、良いサイクルが回りつづける。ちょっと位へこたれることがあってもへっちゃらで、逆に「よし、やってやる!」と勇気が沸いてくる。

 調子が悪い時には、頭の中に「どうせ...」「どうせ...」という言葉がある。

 こんな考えで仕事をしている時には、やっていることが後ろ向きで結果もなかなかでない。そして後ろ向きな姿勢は相手にすぐ伝わる。だから信頼感もさがり余計に楽しい仕事は廻ってこなくなる。悪いサイクルが回り続ける。

 最後は自分の考え方次第。自分を変えられるのはやっぱり自分しかいない。

 どこかで気持ちをふっきって、面白くないと思う仕事をどうやったら面白くできるか考えて、そしてとにかくやってみる。その仕事が出来上がったときに、仮に誰もほめてくれなくても自分だけはしっかりと自分自身ほめて、また次の仕事に取組む。
そんな姿勢を見せていると次第に周りが変わってくる。そして良いサイクルに入っていく。

単純な話だけれど、つい忘れがちなので、忘れないように書いてみた。

 

プロバンスの朝市

2004-10-18 21:14:32 | Weblog
 ピーターメイルの『南仏プロバンスの12ヶ月』を読んでプロバンス地方を旅行したのは8年前の夏だった。

 南仏の夏は最高だ。真っ青な空に澄んだ空気、明るい陽射しに照らされる石造りの建物。そして丘陵地帯に広がる林や畑の緑。ベルギーから1200kmをドライブしていく価値が十分にあった。本で読んで頭の中に描いていた印象以上の素晴らしいものがそこにはあった。
 南仏への旅行を思い出したきっかけは、昨日見た朝市だ。ヨーロッパのいろいろな町の朝市にいったが、そこで見た朝市の中でもっともカラフルな朝市が南仏プロバンスにあるエクサンプロバンスの朝市だった。

 町の広場一杯を埋め尽くす朝市の露天、そこにはオレンジや黄色や緑や赤や、いろんな色をしたピーマンやパプリカ、それ以外にもいろんな種類の野菜や果物があった。とにかく色の印象が強烈だった。
 ここの野菜なら、味もとっても良いのだろうが、野菜は直ぐには食べられないので、夏の季節にたくさん市場に出ているメロンを買って食べた。お目当てはカヴァイヨンのメロン。ピーターメイルの本にも紹介されていた外見はそれほど美しくはないが、中は夕張メロンのような濃いオレンジ色をしている。夕張メロンのような繊細な味わいはないが、濃い甘味のするメロンだった。
 旅から戻っても、ベルギーではいつもカヴァイヨンのメロンを買って食べた。ベルギーの朝市でも買うことができた。このメロンを食べると、楽しかった旅行の思い出がよみがえって来た。
さすがに広島の朝市にはカヴァイヨンのメロンはなかった。

 広島の朝市も、広島に旅行で来た人があとあとまで印象に残るような商品がそろうようになればよいと思った。私がエクサンプロバンスの朝市で体験したように。

朝市ができた

2004-10-17 20:50:59 | Weblog
 前を走っていたおばあちゃんの自転車の荷台からたまねぎがころがり落ちた。

 たまねぎをおばあちゃんに渡すと、その荷台には溢れんばかりの野菜がのっていた。そして、その場所の周りを見てみると、朝市がたっていた。 
野菜の屋台が6件ほどと、無農薬パン屋が1件の小さな朝市だったが、小さな賑わいができていた。一件の野菜屋には、空箱がかなりの量でつまれていたので、さきほどのおばあちゃんのようにたくさん人が買い物にきたのだろう。

 ヨーロッパの大都市、特にラテン系の地域ではどこでも有名な朝市がある。

 広島にも朝市が欲しいと思っていた。日曜日の朝早くおきて少しの時間、ふらっとでかけられるところが欲しかった。ベルギーに住んでいた頃は、毎週日曜に朝市に行くことが日課になっていた。野菜、パン、魚、肉、卵、チーズ、花、日曜雑貨、家具等ベルギーの朝市には、さまざまな商品がならび、すごく賑わっていた。8時くらいにでかけて、朝市で買い物をした後に、朝市で買ったパンとチーズを持って近くの公園で朝食をとることもあった。

 今日見た朝市はとても小さなものだが、大きくなって欲しいという期待をもった。また、大きくなる可能性はあると思う。今はまだ小さな朝市に何らかの形でからむと、おもしろいかもしれないと思った。