チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

心から語る

2005-08-17 11:23:02 | 覚えておきたい考え
 リーダーシップ研修に参加して学んだことで私自身が強く意識しているのが、自分自身のタイプを表現することと、心から語ること。

 もちろん、いつもいつも自分自身を表現し、心から語ることをするわけではないが、それが必要だと思う時には、それをしようと思い、実践している自分がいる。

 心から語ることについて、今回の研修に参加することを勧めてくれたみゆきさんやさとみさんが「リーダーシップ研修では、最初はべらべらと長い話をしていた人達が、次第に言葉の数が少なくなり、一方で短い言葉で十分に伝わるような話をするようになった」といっていたのが私の頭にいつも残っていた。
 
 この言葉は私自身をたいへん勇気づけてくれ、実際研修に参加している間、私自身の思いを十分に英語で表現できなくても、心から表現しようといつも心がけていた。そしてそれはメンバーにも伝わっていたようだった。

 また、実際今回の研修の最後には、皆言葉数が少なくなり、心から話すことをしていた。

 リーダーのエラインやキャロラインの言葉はとても影響力があった。私の心の中にストレートに入ってきて、私の心をビンビンと響かせる。でも、言葉の一つ一つを私はあまり覚えていないのも興味深い。

 「言葉の内容そのものは20%、後の80%は言葉の内容以外のもので人に伝わっていく」という話もよく聞く。また、「心に愛がなければ、どんなに素晴らしいことをいっても相手の心に響かない」という言葉もある。

 言葉は上手く言おうとするよりも、心から語ることが大切であることを続けていくし、このことを私の周りの人にも伝えていきたい。

日本に戻ってきた

2005-08-16 23:54:39 | 身近な出来事
 飛行機は予定通り10時間のフライトの後、成田空港に17時に着いた。ここからの移動が結構たいへん。

 東京駅まで移動して、新幹線で広島に向かう。

 結局自宅についたのは日が変わる直前になった。アメリカから日本が10時間で、日本の中での移動が7時間。直前になって予約をしたので、日本での移動時間がとても長くなったのだが、逆にアメリカがとても近く感じられる。

 次回は今回よりも少しでも短い時間で、そして安く移動できるように、早速インターネットで航空券を予約した。
 一足早く自宅に着いた仲間からは早速メールが何通か届いている。これに返事をした後に今晩は眠る。

心はとても落ち着いている。

2つのリアルワールド

2005-08-15 10:41:20 | リーダーシップ
 リーダーシップ研修を受けていた昨日までと今日、どちらも同じ一日のようで全く違う一日。

 リーダーシップ研修という場は、日常環境とは異なるとても安全な環境が作られ、そこに参加している人達がその環境において、自分自身をめい一杯表現できる場となっている。
 「研修は究極のエンターテイメント」という言葉を思い出したが、まさしく研修の場では実体験をすることが難しい状況を次々にアーティフィシャルに再現し、そこから学びを得ることを手法として用いている。

 では昨日までの世界はアーティフィシャルだったのか?

 私はそうは思わない。他の研修参加者も同じように思っていると想像する。アーティフィシャルな環境に最初は若干の違和感を感じていた人もいたようだが、研修が進むにつれ、皆与えられた環境をリアルに捉えていた。私自身もそうだった。

 ただ、日常体験ではあまり得られないような環境が次々起きるので、感情面が大いに揺さぶられ、日常よりも感情的な部分が表面に多く表れてくる。

 昨日セバストポールからサンフランシスコに戻ったあと、同じホテルに泊まった5人で中華料理を食べに行った。いつも泣いてばかりいたケレンサ、感情面の揺さぶりと冷静に考えようとする思考のはざまで大きく揺らいでいたデーブ、最後の最後は感情がおさえられなくなったフランク、自分自身を発見しきらめきを取り戻したカリ、ほんの数時間前と同じようで皆それぞれ違っている。

 皆何かがふっきれたようなとてもよい表情をしていた。
 「さっきまでとは違う世界に返ってきたね、別のリアルワールドだね。」という話をした。

 一日たっても私の中にははっきりと昨日までのリアルワールドが残っている。そして今日からの別のリアルワールドを生きてゆく新たな勇気も沸いている。

 今日は日本に向けて出発する。14:00発のノースウエスト航空、新たな出発点に立つ気持ち。リアルワールドからリアルワールドへの旅。

リーダーシップ研修最終日~また戻ってくる

2005-08-14 18:02:09 | リーダーシップ
 最終日もいつもと同じように5時におきて、シャワーを浴び食事をして、皆のためにコーヒーを作った。

 私を含めた20人のメンバーとは次第に強いつながりができていった。格好のいいところだけでなく、格好の悪いところもさらけ出し、強さも弱さもみせながら関わって来たメンバー。最初に感じていた距離感はいつしかなくなり、一人一人がとてもかけがえなのない人に感じている。

 研修の最終日ということもあってか少し感傷的になっている部分もあるかもしれない。

 でもそれだけでもない。この研修を通じて、私はメンバー一人一人の成長を見てきた。最初はどこかとっきにくさを感じていた人も、それが次第に消えていき、素晴らしさが見えてくる。一人一人皆違う、その人のリーダーとしての側面を感じられるようになってきた。

 また私にとっての始めての経験は女性よりも男性とのつながりに強い価値を見出せたこと。声が大きく典型的なカウボーイアメリカンというタイプのジェイやアメリカの頑固オヤジという感じのエルモ、どこか神経質なところが気に入らなかったフランス人のパトリース、「この人達とは全く合わない」と思っていたのだが、彼らと離れるのは本当に辛かった。

 最後の最後に一人づつ、言葉は話さず体にも触らず、目と目を合わせて感情を伝える場面があったが、目を見ていると涙を抑えられないのが、この3人だった。そしてこの感情は3人にも十分に伝わっていることがとてもよくわかった。

 リーダーのキャロラインも私に強烈な印象を与えてくれた。その言動一つ一つに私は影響を受けた。
私もこのようなリーダーになりたいと強く思うが、今の私がどうすれば、このようなリーダーになれるのかは想像がつかない。

 ただ、リーダーシップ研修はまだ終わっていない。私はまだあと3回ここに戻ってくる。少しでもキャロラインに近づくためには、今日からが私のチャレンジだと強く思っている。

リーダーシップ研修5日目~リーダーの背中

2005-08-13 17:36:39 | リーダーシップ
 リーダーとは何かが少しづつわかってきたような気がしている。私はこれまでたくさんのリーダーに会っていると思うが、リーダーというものを例えば社長だとか役員だとかというタイトルで見ていたような気がしている。

 でもリーダーはタイトルではない。リーダーかどうかは内面できまる。たとえ社長でも役員でも内面がリーダーでなければリーダーではない。
タイトルが何にもなくても内面がリーダーならばその人まぎれもなくリーダーだと思う。

 昨晩の夕食の時、横に座ったマリアがロープコースを手伝ってくれたトムを指差して「あの人は本当のリーダーだ。私はこれまでにあんなリーダーを見たことがない」と話してくれた。
トムはロープコースを通じてリーダーシップについて学ぶ機会を提供することや、コンサルタントを職業としている。
私は最初はぴんとこなかったが、トムをじっとみていてだんだん「トムは素晴らしいリーダーだ」ということが感じられてきた。

 もちろん内面を見ることができたのではない、内面から出てくるものが、その目や表情から伝わってきた気がした。
同様のことが、トムだけではなく、今回のトレーニングのリーダーを務めているエレインやキャロラインからも強く感じられるようになった。2人とも女性だが、この2人がかもし出しているリーダーのパワーを強烈に感じるようになった。

 今日は朝からこれまでの研修の学びを振り返るプログラムがあり、夕食はパーティーだった。この研修の期間中始めてアルコールが飲める日。

 でも、ただアルコールを飲むだけではない。ここでもリーダーシップのトレーニングがあった。リーダーはアルコールを飲む場面でスピーチをする機会や乾杯をする機会が多いので、その時にどうすればよいかを教わった。この研修の中で始めてHow to的な内容であったが、興味深かった。

 この場で、リーダーの1人キャロラインが、同じリーダーのエレインに対して乾杯を行うスピーチをした。「自分自身が参加者としてエレインから学んだ時から、エレインはリーダーとは何かを背中で教えてくれていた」という内容がスピーチだった。

 このスピーチを聞いたそのすぐ後に、エレインの背中を見て私はぞくぞくとするものを感じた。ここにいる人はまぎれもなくリーダー、私はそのリーダーの背中を見ていることを強く感じた。

リーダーシップ研修4日目~ロープコース

2005-08-12 17:15:56 | リーダーシップ
 ここに着てから毎日しているのと同じように朝を過ごすところから始まった。

 3日を終えて、英語には少しづつ慣れてきた。特に短いフレーズで、スピードに慣れずに聞き取れなかった音もずいぶんと聞き取れるようになってきた。
ただ、単語はききとれても、フレーズ全体の音はとれてもそれが何を意味しているのかがわからないことがよくある。全ての単語はわかっているのに、その組み合わせが何を意味するのかがわからないということがまだ頻繁にある。

 自分の思いもまだ半分も伝えられないし、ましてやここでおきるさまざま状況、怒りや悲しみや混乱や、においてチームのメンバーにかける気の利いた言葉は一切でてこない。

 また、言葉の問題だけでなく文化や習慣の違いも、言葉を理解したり、話しかけたりすることを難しくしている部分もある。
昨日までは時として孤独を感じることも多かった。何か打ち溶け合えないものも感じていた。本当にここにきたことは正しい判断だったのだろうかと半分後悔するような気持も感じていた。

 でも、この気持は今日大きく変わった。

 今日は一日森の中で研修があった。10人のチームに、トレーナーのステーシーとリーダーのキャサリン、アシスタントのサンドラがついて1日森の中で過ごした。

 森の中では、木の端に立ちメンバーが手を組んで待っているところへ背中から倒れていくことや、木に登り10メートル位のところから飛び降りることや、さらに高い木に登り、そこにつるされた5メートル位の狭いはしごを渡り、最後はブランコで降りてくることをした。

 私自身は正直なところ恐怖心はほとんど感じることはなかったが、多くの人にとってこの経験は恐怖の体験。恐怖心で動けなくなる人も多い、そしてその後には恐怖を克服し、感動したり、涙を流す。
全ての挑戦は基本的に自分との戦い、自分の恐怖との戦いだが、命綱を他のメンバーが支えたり、準備を手伝ったりと、ここではチーム全員で挑戦するような仕組みがなされている。

 私自身が挑戦をする場面でも、命綱を持ってもらったり、声援をしてもらったりとチームメンバーから支援してもらっているのはまぎれもない事実だが、最初のうちは私自身がそれをあまり強く意識していなかった。皆と一緒にいながら一人でいる、どこか一人で挑戦しているような感覚もあった。

 でも私の感情は徐々に変わっていった。恐怖心を感じるようになったのではなく、楽しめることを感じるようになった。
一人でもできる挑戦かもしれないが、チームメンバーが応援し、支援してくれると、自分ひとりの挑戦ではなくなる。皆で挑戦しているような気持になれる。とても暖かいものを感じた。

 この気持は、私自身が応援、支援をしている時にさらに強く感じるようになっていった。大声で応援し、声だけでなく体中でそれを表現する。命綱だって一人ででも支える気持になっていた。

 そして恐怖を克服し、喜んだり泣いたりしている人には、肩をよせたり、抱きしめたり私自身の体を使って気持を表現していた。

 一日が終わった後、今朝の私はもういなかった。言葉の壁はあるけれど、少なくとも感情の壁はそこにはもうなかった。始めて皆と一緒にいることを実感し、そのことを心から喜べた。

リーダーシップ研修3日目

2005-08-11 23:38:20 | リーダーシップ
 夜早く眠ること、そして日本に電話をしたいということもあって朝は早く目覚める。5時にはおきて電話をして、シャワーを浴びて、台所に置いてある果物やパンで早めの朝食をとる。
私よりも早く起きる人はいないので、起きたついでに皆が飲む朝のフレッシュコーヒーを作りポットに入れておくことを昨日からしている。

 朝食は7時からで、多くの人はこの時間ぎりぎりまで眠っている。
 
 私は朝食まで含めて一足早く済ませているので、朝の時間はたっぷりある。自分自身を振り返り、気づいたことをノートに記した後は、8時の体操まで少しの時間近くの森の中を散歩する。

 森では野生動物に出会う。雉の群れ、ウサギ、リスの大きなような動物、何かの野生動物に出会う。

 「今日は何があるのだろう」という正直なところ不安な気持ちも、大木に覆われた森を一人で静かに歩いていると少し安らぐ気がする。

 朝の体操の後、今日の研修が始まった。昨日のタイプ分けの続きだった。

 タイプ分けとは、チャーム(可愛い、愛嬌のある)、セックス(性的なアピールのある)、ビューティー(美しい)、ユーモア(おもしろい)、デンジャー(危険な)、エキセントリック(激しい)、インテリジェンス(賢い)という6つのタイプのどのイメージがあるかを、さまざま質問に受け答えする態度などを自分以外のメンバーが見て、その人のタイプを投票により決めるもの。

 さらにそのタイプ分けの後に、各々のタイプごとに設定した言葉の中から、さらにその人の強みを発揮している言葉を投票により決める。

 これらを通じて、その人のタイプ分けとそのタイプにおける強みを明らかにする。

 私は、Beauty(美しい)というタイプとなり、charm(愛嬌のある) magical(魔術的な)、 plyaful(遊び心のある)が私の強みとなった。
この結果について最初はピンとこなかったが、時間がたつにつれなかなか自分にあっている気もしてきた。

 今回のメンバーは、とても多様性に飛んでいるために、多面的に見た結果として今回の結果になったこともとても興味深い。

 今回のメンバーは20人の内、10人がアメリカ人、残りの10人がアメリカ人以外(カナダ人、イギリス人、ノルウェー人、スウェーデン人、デンマーク人、フランス人、日本人)。
10人が男で10人が女性。年齢は一番若い人が25歳、最高は60歳で35歳~45歳のレンジに多くの人が入っている。
職業はさまざまな業種の会社員/会社経営者、コンサルタント、トレーナー、コーチなど。
コーチの資格を持っている人が7名、資格は持っていないがトレーニングを受けた人が11名いる。

 午後からは今日も外にでて、迷路のゲームをした。私は最後まで迷路から出ることができず、その一方でこの結果には何の不満もなかったし、一方で学びもなかった。でもこれはゲーム直後の話で、この後さまざまな思いが私の中にこみ挙げてきた。

 夕食後の夜は、昨日に引き続き自分自身のストーリーを話す会があった。 

リーダーシップ研修2日目~とにかく疲れた

2005-08-10 23:01:54 | リーダーシップ
 今回参加している研修はリーダーシップの研修。ワールドクラスのリーダーを育成することを目的としている。

 私自身リーダーシップについては大学院で研究をしたり、仕事でも深く関わっていること、また今年の2月から別のリーダーシップの研修に参加し継続的なフォローアップ研修も受けていることからリーダーシップには親しみがあり多少の知識もある。
でも本当のところリーダーシップについてはよくわかっていない気がしていた。

 リーダーシップとは何かを知る、いやそれよりも自分自身がリーダーになりたいと思っているからここに来た。

 2日目の研修は朝8時の体操から始まる。全員で外で輪になってストレッチ体操をした後、SHINTAIDO(神体道)を東西南北、天地、中央に対して行う。
神体道とは一種の感謝を捧げる身体の動きのようなもの。大きな息を吸って「アエイオウ」と声を出しながらきまった動きをする。

 その後午前中は部屋で車座に座り、自分自身について知るための議論をした。
 午後からはまず外にでて、ロープを使ったゲームのようなもをする。

 ここセバストポールの天気は午前中は太平洋から上がってくる水蒸気で作られた雲が低く垂れ込め、霧につつまれた状態になる。それが昼前に風に流されて、晴れ渡った晴天になる。

 午後のロープゲームはかんかん照り太陽のもとで行う。かんかん照りといっても湿度が低いので、からっとしてとても爽快。直射日光はそれなりにきついがとても快適。

 一方でロープゲームそのものは、混沌としている。そもそもリーダーシップの研修の中でのロープゲームなので、たんなるロープゲームではなく、そこでさまざまな心理的な側面が試されている。

 詳細は書かないが、とにかく混沌としている。全員で与えられた課題を解決するために取り組むのだが、『船頭多くして船山に登る』という状態。
とにかく皆が自分の意見を主張し、コンセンサスがとれない。
正直な印象として、日本人だけならばこのような混沌とした状態にはまずならないと思った。

 自分の意見を主張することに価値を見出す文化の中で、いかにコンセンサスをとるかはたいへんな労力とスキルがいることを痛感した。それとともに、そのような場で自分自身が何も役割を果たしていないことにも気づいた。
確かに言葉の問題はあるが、それ以上に混沌とした状態を解決しようという意思がなかったことに後になって気がついた。

 この日は、この後自分自身のタイプを知るゲームのようなものと、自分自身のストーリーを語ることをやって一日が終えた。

 昨日に引き続いてとても疲れた。 

研修初日~不安な一日

2005-08-09 23:38:12 | リーダーシップ
 ホテルのロビーで、研修施設に向かうバスを待っていたのは、コロラドから来たデーブ、テネシーから来たフランク、ノルウェーから来たカリ、スウェーデンから来たマリア。

 迎えのバスにちゃんと乗れるかが少し不安だったので、仲間ができたことは一安心だが、話をしていてだんだん不安な気持も生まれてくる。

 アメリカ人はともかく、そうでない人も英語はペラペラ。一方の私は英語を話すのは久しぶり、もともと上手くもないし、今は話したいことも言葉を選びながらでないと話せない。

 「ど、ど、どうしよう...」不安がよぎる。でも、もう来てしまったし仕方がない。

 迎えのバスがやってきた、バスにはコロラドから来たカレンサ、マサチューセッツから来たジェィとリー、ミネソタから来たサラ、オレゴンから来たステーシー、カナダから来たシェリーとフィリップ、フランスから来たパトリース、イギリスから来たマイク、ノルウェーから来たインゲ。

 お互いに既に打ち解けている様子で、しかも何人かは顔見知りのようで、我々を見つけると窓から顔を出して手を振っていた。

 どうもこういう雰囲気が私は苦手だ。この中に打ち解けられるだろうかという不安が大きくのしかかってくる。でも、もう来てしまったし仕方がない。

 バスの中で皆に握手をし挨拶した後は、少しの時差ぼけもあり、借りてきた猫のように、時に眠りながら静かに座っていた。

 2時間くらいたった後、バスは目的地のサンフランシスコ北のセバストポールに着いた。今日から6日間研修を受けるマザートゥリーハウスがあった。

 荷物を降ろして家に入ると、そこにはサンフランシスコから来たアン、南カリフォルニアから来たエルモ、ニューヨークから来たジャネット、ノルウェーから来たリンダ、デンマークから来たデニスが待っていた。そして今回の研修のリーダーである、エレインとキャロライン、アシスタントのサンドラとカスリーンもそこにはいた。

 皆暖かい雰囲気で迎えてくれるが、それでも今朝から持っている私の不安は解消されない。でも、もう来てしまったし仕方がない。

 男女別々の5人部屋に入り自分のベットを決めて、荷物の整理をした後に、第一日目の研修がスタートした。

 研修施設を歩いてみて周り、いろいろな約束事を聞いた。その後なぜこの研修に参加したかを含めそれぞれの自己紹介を行った。途中昼食と夕食をはさみ研修は20時半まで続いた。

 とにかく全て英語。当たり前だが英語。正直なところところどころ全く話がわからない。単語もとらえられていないところがある。
今日最後の研修は、内容がシリアスだったこともあり、精神的にずぶんとつかれて、シャワーを浴びるとすぐに眠りについた。

サンフランシスコに着いた

2005-08-08 23:04:27 | リーダーシップ
 成田を8日17時に出発してサンフランシスコに8日10時についた。日本と西海岸の時差が夏時間で16時間あるため、日本の出発時間はサンフランシスコの1時となり差し引き9時間のフライト。

 長いといえば長いが、映画を3本見て、途中少し眠って、気がつけば朝食が出てサンフランシスコにあっけなくついた。

 入国審査のあとスーツケースを受け取り、税関を通って空港のゲートを出る。空港の近くに予約したホテルの迎えを空港の専用電話でお願いする。ここまでは全て飛行機の中で予習した通りに順調に進む。

 次は迎えのバスが来るのを空港の外で待つのだが、空港の外に出ると「寒い」。少し曇っていて風があったせいもあるが、半袖ではいられない。夏のサンフランシスコは涼しいと聞いていたが予想以上に涼しい。
長袖も何枚か持ってきたが、こちらで調達しないと足りそうにない。

 ホテルのバスもなかなか着てくれない。30分以上待って、もう一度電話をしてようやく迎えのバスが来た。それでもなんとかホテルには無事に着きチエックインを済ませて部屋でスーツケースを開けるとびっくり。

 布のスーツケースの中に水がしみこみ持ってきた服はほとんどがびしょびしょ。
 一瞬ショックの後、「濡れたのなら洗って乾かすしかない」と開き直り、ホテルのコインランドリーで洗濯をした。

 ホテルの部屋にはたまたまアイロンとアイロン台もあり、洗濯の後はアイロンもかけられた。「ついているときには、こんなもんだ!」と自分自身を励ました。

 研修は明日から始まるので今日一日はフリー。街にでかける時間が少し減ったがそれも問題ではない。洗濯の後は電車に乗ってサンフランシスコの町にでかけた。

 サンフランシスコに来るのは今回で2回目。前回は18年前の3月のこと。卒業旅行で1人でアメリカにやって来て最初に入った街がサンフランシスコ。当時はとにかく街中を歩きまわった。ゴールデンゲートブリッジも歩いて渡った。
街の中を歩いていると、18年前に歩いた記憶も少しづつ蘇ってきた。

 フィッシャーマンズワーフまで歩き、途中何店か事前にチエックしていた店にも入った。遅めの昼食をハンバーガーレストランで食べ、長袖が足りないものはPadagoniaで調達。一人だとあまり何もすることもないので、帰りにスーパーマーケットで食料を調達しホテルに帰った。

 明日は8:15に迎えのバスが来るので、ホテルのジムで少し筋トレの後、早めに眠った。
 

サンフランシスコに行ってきます

2005-08-08 07:05:09 | 身近な出来事
 いつも私のBLOGを見ていただいているみなさん有難うございます。

 7月30日の出会いをきっかけに今日から16日までどサンフランシスコに勉強に行ってきます。

 急に決めたので、手配がたいへんで先週はBLOGが書けませんでした。この1週間もインターネットにアクセスができない環境にいるため、書き溜めておいて、帰国後まとめてアップしたいと思います。

 少しでも成長し、パワーアップして帰ってきます!