チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

催眠術

2005-03-05 23:09:19 | Weblog
 日米それぞれで今もっとも評判の高い催眠術師が出演すテレビ番組を見た。カバちゃんや石田純一や川島なおみといった芸能人に催眠術をかけて、それら芸能人の行動を催眠術師の思うがままにしていた。カバちゃんはある合図でとるぜん立ち上がって"Oki Doki! Oki Doki!"と叫んだり、別の時には踊りだしたり、また別の時には、世界一のボディービルダーになったりする。

 石田純一はムカデを油で揚げたものを「世界で一番おいしいもの」と思い込んで食べていた。川島なおみはワイン通らしいが、青汁をシャンパンだと思い込んで飲んでいた。見るからに形や色でそんなわけはないとわかるはずのものを、全く理解できていなかった。

 名前は忘れたが欽ちゃんの弟子で、果物のドリアンが大嫌いな芸能人に、師匠の欽ちゃんの写真とドリアンとを入れ替えて意識させていた。欽ちゃんの写真を見せると、「この臭いがたまらなく気持ち悪いです。近くに持ってこないでください。気持ちが悪い!」と言わせていた。

 視覚や味覚や嗅覚を完全に操っていた。こんな催眠術が悪いことにつかわれれば、本当に恐ろしいが、かれらは催眠療法という医療行為に普段使っており、患者の健康のために使っているということだった。

 最後に彼らが話した言葉が印象的だった。「催眠術によってこれまで悩んでいた病気が治ったり、これまでできなかったことができるようになるのは、全ては、催眠術士の力ではなく、その人自身の力。その人自身が自分の力で克服したこと。催眠術師は、そのお手伝いを少しやったにすぎない。」

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