チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

たまたま出会った人との旅

2006-02-07 16:51:16 | 身近な出来事
 夕暮れ時のサンフランシスコ湾を見ようと思い、バスに乗って出かることにしました。

 とにかく海の方向にいければどこでもよいので、バス停にとまっていたバスに飛び乗り、地図をみながらバスがどこに向かっているのかを確認しました。
運よくバスはフィッシャーマンズワーフのはずれの静かな入り江につきました。

 バスを降りて海岸べりにたっていると声をかけてくる人がいました。「お金をくれ」やなんだかんだで声をかけてくる人にたくさん会っているので、またそれかと思っていると、旅行者っぽい人が「写真を撮って欲しい」とのことでした。

 そして写真を撮った後わかれたのですが、なぜか歩く方向が同じで、お互い同じようなところに立ち止まって写真をとるので、自然と一緒に話しながら歩くことになりました。

 彼は(残念ながら?男性です)アルゼンチンから休暇を使ってサンフランシスコに来て、今週一週間語学学校で英語を習っている人でした。年齢も私と近く、聖職者でカソリック系の大学で先生をしているとのこと。

 聖職者、大学の先生とくればそれだけで安全な感じですよね。それに加えて私も一人で彼も一人、お互いにこれからあとの予定もないことがわかり、では一緒に散歩をしようということになりました。

 自分自身のこと、自分の国のことなどいろいろお互いのことについて話しながら散歩をしたあと、お腹も空いてきたので一緒にシーフードレストランに入りました。

 ビールを飲みながら大きなプレートのシーフードを食べ、レストランのショーを見てまたいろいろなことを話しながら時間が過ぎました。

 最後は一緒にケーブルカーに乗って夜のサンフランシスコを楽しみました。

 全く予想もしなかった人と出会い、予想もしなかった時間を過ごしたことはとても不思議な気もしますが、後から考えるとサンフランシスコではそれがあまり不思議でないような気がします。

 大学を卒業する年の2月にサンフランシスコから始まってアメリカ国内を5週間旅行したことがあります。その時もサンフランシスコは、空港で出会った日本人と一緒に旅をしました。
 昨日は同じワークショップを受けるノルウェー人の仲間と観光をしましたが、それはたまたま偶然でくわしたもので、今日も初めて会うアルゼンチン人と旅をしました。

 サンフランシスコは私にとってたまたまであった人と一緒に旅をする町のようです。

充実した朝

2006-02-07 16:10:19 | 身近な出来事
 サンフランシスコについて2日目です。

 今朝は5時に起きて日本から持ってきた仕事に取り組んだあと、6時に朝食を食べ、7時からホテルの近くのスポーツジムに行きました。

 今回泊まっているホテルは朝食付きですが、食事はお決まりのパターンでパン、シリアル、ドリンク、チーズ、ヨーグルトなどの簡単なものをセルフサービスでとります。ただ少し変わっていたのがワッフルを焼く機械が置いてあり、その横には紙コップに入ったワッフルのもとがありました。
自分で焼いて食べてくださいということで、焼き方もかかれていました。

 「あったかいワッフル、いいじゃん」と思い、でも朝から英語を読むのは面倒くさかつたので、絵だけを見て「えい、なんとなかるや!」とワッフル型のフライパンにもとをぶちまけました。

 絵を見ると、もう片方のワッフル型のふたをした後、2枚のフライパンをあわせて回転させるようなのですが、何度やっても回転しません。そのうちピーピー警告音のようなものがなり始め、さらに慌ててしまいどうにもこうにも回転しません。
 やむを得ずフライパン型を開くと、ワッフルは型の両側にへばりついていました。

 このまま放置するわけにはいきそうにないので、フォークを使ってへばりついたワッフルもどきというかワッフルのくずをそぎはじめました。
 こんな時に限って人が来て「どうしたんだ?」と聞かれるのは経験的に知っているので、ワッフルのくずをそぎ落としながらなんと答えるかを考えました。

 「あなたは料理が上手だ!と小さなころから母親に言われてきたが、上手ですよね?」と聞いてみようといつもになくよいアイデアが浮かんだが、なぜか今日は人がきません。

 少し安心し、少し残念に思いながら食事を始めるとそこにホテルの人がやってきました。彼は私の皿の上のワッフルのくずを見て、「おいしそうな何かだね。でももし普通のワッフルを焼こうと思ったら、焼く前にフライパンにバターを塗るといいよ」と言って去っていきました。
私もユーモアで切り返したかったのですが「サンキュー」以外は言葉が出ませんでした。相手が一枚上手でした。でも失敗を責められたわけでもなく、ばかにされたわけでもなく、逆に楽しい気持ちになれました。ちょっとしたしたもののいいかたで相手の受け止め方がかわることを実感しました。

 食事の後にいったスポーツジムはものすごく大きなジムでした。30m×20mの2フロアで、見たことがないようなマシンがずらりと並んでいました。嬉しくなって片っ端からマシンにのっかって2時間トレーニングをしました。

 広島でいつも通っているジムも好きですが、このマシンの種類の多さはまた別のおもしろさがありました。おまけに早朝だというのに、トレーニングをしている人が多くいて、そこからも刺激を受けました。中国系の女性が多くいました。

 サンフランシスコには大きなチャイナタウンもあるし、町をあるいていても中国系の人が非常に目立ちます。
中国系の女性は化粧が日本人と少し違う気がするのに加えて、目や顔の表情が日本人と違うように私は思います。

 日本人はどちらかというとおっとりとした印象なのに対して、中国人はクールな感じがじます。典型的な日本人の表情をした私は、私がもっていいないそういうクールさに少し憧れのようなものがあります。

 そんなことも考えながら、でも真剣にトレーニングをするとくたくたではありながら、とても充実した時間が過ごせました。終わった時間が9時、まだまだ今日一日いろんなことができます。

サンフランシスコに着きました

2006-02-06 15:32:59 | 身近な出来事
 ワークショップまでの間宿泊しているホテルのインターネットが使えたので、予定外でBLOGの更新です。


 サンフランシスコに着きました。成田から8時間半です。機内食の夕食を食べ、映画を1本見て少し眠ったら、朝食がサービスされてその1時間半後にサンフランシスコに着いていました。

 自宅を8時半に出て、広島駅からリムジンバスで空港に行き、羽田まで飛んで、羽田から成田にリムジンバスで移動して、サンフランシスコ行きのフライトが飛び立ったのが17時。広島を発って成田で乗り継ぐまでと、乗り継いでからサンフランシスコに着くまでが同じ8時間半なんですね。すごく近い気がしませんか?

 サンフランシスコ空港の入国審査では、前回あわや強制送還かとビビッテしまうようなことがありましたが、今回は淡白そうな人を選んで大成功でした。

 空港の外に出ると外は快晴でした。最高気温も20度近くあったようで、春真っ盛りという感じですね。そういえば桜の花が咲いていました。冬物の服で買いたい物がありましたが、一部の店でクリアランスセールをやっているものの、多くの店が春夏ものに切り替わっていました。

 サンフランシスコに来た時には必ず立ち寄るpatagoniaやAbercrombieも春夏物に切り替わっていて、「想定外」という感じです。

 今日はとにかくよく歩きました。知り合いに街を歩きながら案内してもらい、ポケットピカチューの万歩計は22000歩近くになっています。

 知り合いは一緒にワークショップを受けている人ですが、不思議な出会いでした。フィッシャーマンズワーフの近くからケーブルカーに乗ろうとしていたら、私を呼ぶ声がするので、振り向くとその人が立っていました。

 不思議なのは、お互い近くにいたことはいたようなのですが、その人いわく「どこかで聞いたような声がしたので、あっと思ってやってきた」とのこと。
 でも、私は一人だったので、何も話していませんでいた。独り言もしていなかったと思います。

 さらに興味深いのは、私が「家族と話をしているように感じた」ということです。実はまさにその時サンフランシスコに家族を連れてきたら喜ぶだろうなと考えていました。

 こんなことがあるんですね。不思議ですね。

 ノルウェー人のその人は以前サンフランシスコに住んでいたことがあり、フィッシャーマンズワーフ周辺の面白いところに連れて行ってくれました。

 日本とサンフランシスコは17時間時差があります。『日の出づる国』日本が時間が早いので、日本の時間から17時間を引くとサンフランシスコの時間です。今、日本は6日月曜日の午後3時半ですが、ここサンフランシスコは日曜日の夜の10時半です。

 明日はいろいろとやりたいことがあるので、今日は今から寝ます。

 では、おやすみなさい。

出発前に1月にあったこと

2006-02-05 15:58:08 | 身近な出来事
 今日は対話調で書きます。 

 1月は忙しい月でした。忙しさにかまけBlogを書かないでいると、なかなか書けなくなり1ヶ月ぶりの更新です。

 1月にどんなことがあったのか私自身の記録と記憶のためにも少しだけ書きます。
どうも最近もの忘れが激しく、何かの名前やいつごろといったことを話そうとすると、「ほら、あれあれよ、あのころの・・・」と超能力者でもないとわからないようなことを話していますので、今かかないと2度とかけない気がしますので。

 1月にあったことはこんな感じです。


1. 友人のJayが来日しユーモアワークショップを開催しました

 1月7日にボストンから友人のJayがやってきました。関西国際空港で彼を出迎えて一緒に京都を旅行しました。Jayの来日の目的は、私とユーモアワークショップを開くことで、このワークショップを1月9日に開きました。インプロやプレゼンテーション、リーダーシップスキルトレーニングなどの要素を盛り込んだJayと私のオリジナルのプログラムで、素敵な参加者や素晴らしい通訳さんに恵まれて、皆で作り上げる良いワークショップが開けました。
 Jayには我が家に泊まってもらい日本の生活を味わってもらいました。明るくてユーモアがあってそして優しいJayは家族の人気者で、私が一緒にいれないときも、誰かがJayと一緒に楽しんでいました。
 『世界ウルルン滞在記』のように楽しい日々はあっという間に過ぎ、帰国する日がやってきて、彼はいなくなってしまいました。数日間でしたが、彼が与えてくれたものはとても大きくて、彼がいなくなった後は心に少し穴が開いたようでした。


2. 車を買いました

 思いもかけず車を買ってしまいました。ほとんど衝動買いです。7年乗っている車は小さいけれど我が家の事情にはとてもよくフィットした車でした。故障もしないし買い換える理由が見当たらない、あえて言えば見栄みたいなところでは、少し不満がありました。小さいし、やっぱり7年前の車だし。ほかの人の車と比べると少し引け目を感じることもありました。
 でも、買い換えるとなると車には下取りの値段がつかないし、一番いやだったのは愛車が廃車になることでした。そんなこともあって買い替えには二の足を踏んでいましたが、車を使ってくれる人が現れたのをきっかけに、店頭即決みたいな感じの購入です。
 新しい車はマツダのプレマシーという車で、色は黒、大きなタイヤにアルミホイールをつけました。車は違いますが、イメージ的にはトヨタボクシーのCMの反町隆史的に乗りたいと思いこの車にしました。
 マツダの2.3Lエンジンはよく走ります。購入時につけたHDDナビはナビゲーション機能だけでなく、ミュージックキャプチャーというCDを入れると自動でハードディスクに音楽を取り込むすぐれた機能がついています。それも最大8倍速なので、あっという間に録音ができます。

でも、忙しくてなかな車に乗れません。購入して3週間ほど過ぎましたが走行距離はまだ100km行っていません。


3. イベント型研修を大々的にやりました

 毎年この時期恒例のお仕事です。1回約350人2日間の研修を3回やりました。昨年までは私がリーダーとして運営していましたが、今年は私と一緒にこのイベントを3年間実施してきたチームのメンバーにリーダーをまかせました。企画、開発から始まり運営に至るまで新しいリーダーの活躍はとても素晴らしかったです。私がやれば私なりの形はできますが、その形よりも新しいリーダーが作り出したものほうがはるかに素晴らしいものになりました。彼はリーダーとして素晴らしい仕事をしました。私は彼を誇りに思います。
 リーダーを支えた人々の力もすごかったです。10月からチームに新しく加わった4人のメンバーは本当に一生懸命に努力をしてくれました。それぞれの意図とは違うところで、突然メンバーとして参加することになり、十分な導入もないまま業務に突入してもらいました。フラフラになりながら、それでも最後の最後まで自分たちができることを精一杯やってくれました。人から言われたからやるのではなく、自分がやるべきことが何かをしっかりと考えて自発的に取り組んでくれました。
 グループをまとめる私にとって、イベントが成功したことは嬉しいことですが、それよりも今回のイベントに関わったチームのメンバーが自発的に、前向きに仕事に取り組み、それを通じて成長していく姿を見ることはそれ以上の喜びでした。
 

4. トーストマスターズクラブのメンバーになりました。インプロにも参加しました。

 2回ほどオブザーバーとして参加していたトーストマスターズクラブのメンバーになりました。これもひとつの機会として今年の目標である英語力の向上に取り組みます。また、私が参加している OPM TC(オーピーエム トーストクラブ)の代表を務めるJimさんはとても興味深い人で、この方からも英語以外に学びを得られそうな気がしています。
 今回のインプロは参加者が4人と少なかったですが、良い学びが得られました。インプロは今後も定期的に参加するつもりです。チャボさんという人が主催し、伽羅さんという人が先生をしていますが、彼らから学ぶものは大きいです。


5. 18年間使っていた自転車が盗まれ新しい自転車を買いました


 他にもいろいろあるのですが、これ以上書く時間がなくなりました。
じつは今、成田空港の第二ターミナルにあるYahoo CafeでこのBLOGを書いています。

 17時の飛行機でサンフランシスコに行ってきます。リーダーシップワークショップの3回目に参加するためです。今回もいろいろな学びを得てきます。仕事では私が休むことで多くの人に迷惑をかけます、家族にも迷惑をかけます、でももう動き出したものは止めるわけにはいきません。

納得するまでやりますよ!それでは行ってきます。