チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

感動

2004-08-31 23:48:41 | Weblog
 「昨日の夜はいっぱい泣けたよね。」

 ヨッシーとエバタさんが話をしていた。テレビ番組の「オリンピック総集編」や「あいのり」に感動的な場面があって涙がとまらなかったそうだ。
 大学院の指導教授は感動の研究をしていた。どんな場面で人は感動するのか、感動すると人はどうなるのか、感情面の変化をアンケート手法で調査するだけでなく、生理的な変化についても医科学的に明らかにされようとしていた。このためにディズニーランドの感動を生み出す仕組みや、プロジェクトXの感動をもたらすストーリーについても研究されていた。

 人は感動で動く

 感情面で人を動かすものには、怒りや恐れ喜びやいろいろなものがあるが、感動は人を動かす大きなパワーを持っていると私は思っている。少なくとも私自身は感動で動く時に強烈なパワーを持っている。怒りよりも柔軟性があって、前向きに動けるパワーが生まれる。
 組織の中では最近、自律性や主体性という言葉がよくつかわれている。一つの仕事に取組む時に、人から言われて「やらされる」気持ちで取組むのに対し、必要性を自分自身で認識し、自律的、主体的に取組めばその生産性は「やらされる」時に比べて2.52倍高いというレポートを見たことがある。

 人は感動を求めている

 組織で人を動かす原理に、自律性や主体性という言葉の次に感動をもってこれないかと思っている。人は仕事の中でも感動を求めていると思っている。組織で働く人たちが「今日の仕事は泣けたよね!」というようになれば、その組織はすごいパワーを発揮できるのではないかと思っている。想像するだけでもワクワクする。  

みんながにこにこ笑っている会社

2004-08-30 23:45:15 | Weblog
 今朝は会社ですれ違う人がみんなにこにこ笑っている。

 こんな会社ならば働いていてとても気持がよい。普段なら廊下をすれ違っても挨拶すらしない、しかめっ面で歩いている人が多いのと比べると大違いだ。
そして今朝みんながにこにこしているのにはわけがある。それは、皆が同じ情報を共有し、その情報を喜んでいることだ。皆が喜べるような情報というのはそんなにあるものではないが、今朝はそれがあった。
いつも会社がこんな雰囲気であればよいと思った。

 ただこの状況は長くは続かない。明日になれば、台風の通過とともに、またこれまでと同じような雰囲気になりそうな気がする。(今朝は台風の通過にともない、午前中で強制退社になると決まったからだ)

 皆がにこにこ笑えるような情報というのは、そんなに頻繁にはない。私自身のことだけとらえても、にこにこ笑えるような情報には頻繁にはでくわさない。
でも、これも考え方、気の持ち方かもしれない。日々直面するいろいろな情報、困難な状況、楽しくない環境も考え方次第では、楽しいと思えるかもしれない。もう、そんなに若くはないが、若いうちの苦労は買ってでもしろというし、困難なことにも喜んで、気持ちを前向きにしていつもにこにこできるようにしたいものだ。

高校時代の友人

2004-08-29 23:27:15 | Weblog
 高校時代の友人と10年振りに会った。この10年間に友人に色々な環境変化があったことは、話を聞いてわかったが、私にとって彼は10年前にあった時、いや20年前の高校時代と変わらない。会った瞬間から昨日まで会っていたような気がした。同じテニス部に所属し嬉しいことや、楽しいことを共にし、多くの時間を一緒に過ごした。クラブ活動では苦しいこともあったのかもしれないが、それがほとんど記憶にない。

 友人は少し疲れていた。でも、自分の夢を実現するために頑張っていた。友人が経験している苦労や努力は、私のそれとは比べようのないもので、私自身が甘いことを感じた。私自身が友人のように自分の夢を実現するために頑張れるのか少し自身が無くなった。

 でも、チャレンジを続けることはやめないつもりだ。前髪だけのチャンスがやってきた時に、それがチャンスだとわかり、しっかりとつかめるように。

社長

2004-08-28 23:57:57 | Weblog
 私は社長に弱い。

 勤務先の社長と直接話をする機会はほとんどないが、異業種交流会などで、中小企業の社長とお会いする機会がよくある。名刺交換の際、名刺に社長という文字がある人に私は弱い。これは企業規模とは関係がない。従業員は数人かなと思う規模の会社であっても、社長という肩書きが付いていると一目置いてしまう。逆に、大会社の課長や部長といったタイトルにはあまり感じるものがない。

 この理由は二つあるように思う。一つ目の理由は、自分自身で事業をおこしたいと思っていること。二つ目の理由は社長がどういうものか経験したことがないので、社長という役割への好奇心と畏怖の念があることだ。この二つは同じことをいっているようで、私にとっては違いがある。私が社長に弱いのは二つ目の理由によるところが大きいかもしれない。
 
 また、社長であっても特に創業社長/オーナー社長に弱いようだ。私は欧州駐在をしていたころにヨーロッパ各国にある販売店の複数の創業社長/オーナー社長、サラリーマン社長と一緒に仕事をしていた。創業社長/オーナー社長との仕事は、彼らの要求が厳しく、たいへん苦労した。しかし、彼らから学ぶものはたいへん大きく、彼らに会って話をすることが好きだった。彼らの持っている会社への愛情や経営の本気度といったものは、サラリーマン社長とはずいぶんと違っていた。

 社長と副社長の差は、副社長と新入社員の差よりも大きい

 これは信越化学工業の金川社長がいわれたことばで、この言葉が私の頭の中にいつもある。金川社長は創業社長/オーナー社長ではなくサラリーマン社長だが、信越化学工業を現在のような会社にしたのは金川社長の功績によるもので、実質的な創業社長/オーナー社長といえると思う。会社へのたいへん強い愛情を持ち、本気の経営をしていたと思う。

異業種交流会等と通じて創業社長/オーナー社長と知り合う機会もあり、また友人や知人、親類にも創業社長/オーナー社長は何人もいるのだが、彼らから学ぶ努力をあまりしていないことに、今あらためて気づいた。彼らからもっと貪欲に社長というものについて学ぼう、社長に弱いのではなく、逆に強くなろうと思った。

勉強会

2004-08-27 23:51:02 | Weblog
 フレスタの内海さんが主催する勉強会に参加してきた。「美味しい食事」の後に、ゲストスピーカーの「ためになる話」を聞き、質問や討論などを行う会だ。毎回多彩なゲストスピーカーが来るが、今回は衆議院議員の岸田文雄氏がゲストで、テーマは「人づくり、国づくり」だった。

 私は「人づくり」には興味があるが、「国づりに」には興味がないので、今回は欠席しようかと思ったが、代議士の話を小さなテーブルを囲んで聞く機会もあまりないだろうと思い、また、岸田氏は評判のイケメン代議士なので、ミーハー気分も手伝って出席することにした。

 岸田氏は元文部科学副大臣ということもあり「人づくり」の話が中心で、「人づくり」によって「国づくり」が進められるといった話だった。20人たらずの参加者だったため、岸田氏はざっくばらんに自然体で話されていたように思うが、話の中に「日本」、「わが国」といった言葉が自然に出ていた。

 私も毎日「日本」について考えている

でも、私の場合はアテネオリンピックのことなので、岸田氏とはまるっきりレベルが違う。衆議院議員という立場が、「日本」という視点を育てたのかもしれないが、こんな視点を持つといろいろなことが、私とは違ったようにみえるのかなと思った。
ふと、20年以上も代議士を勤めた宗男議員もこんな視点をもっているのだろうかと気になった。

 ドイツやベルギーに住んでいた頃は、私も自分自身が日本人であることを意識し、ドイツやベルギーとの比較で「日本」について考えることが日常のようにあった。でも、帰国して数年が経つとどっぷりと日本につかって、日本というものを意識したり考えたりしなくなっている。

 ゆで蛙ならぬ、ゆでオヤジ寸前かもしれない

こうならないように、岸田氏のように視点を高く視野を広く持って、そして「日本」についても考えてみようと思った。

カジュアルフライデー

2004-08-26 23:59:10 | Weblog
 「最近登山部員がふえたよね~」

 女の子達が話しているのは、勤務先のカジュアルフライデーの男性社員のファッションのこと。以前はゴルフ部員が主流だったが、最近は登山部員(写真のイメージ)の方が多いそうだ。この傾向は私の勤務先だけでなく、他社でもおきているようで。ゴルフ部員の次に登山部員が現れるのが、カジュアルフライデーの男性ファッションの進化形態のようだ。
そして登山部員はゴルフ部員よりも少しだけ高い評価を得ている。

 私も少し前までは登山部員だった。

でも、最近は少し頑張って業界系(広告代理店社員のファッションのイメージ)やリゾート系(リゾート地でのファッション)をやっている。ただ、時々頑張り過ぎてダンサー系になったりもする。こんな時には同僚のエバタさんから「今晩はサルサですか?」とさりげなく指摘される。
道のりは遠いが目標はイタリア系だ。イタリア系という言葉があるのかどうかはしらないが、繊細さと大胆さ、上品さと遊び心、そして色気、これらのミックスや微妙なバランスがとれたファッションをイメージしている。
その手前でまずアイロンをあてていないシャツをきれいに着こなしたいとか、とても大事なこととして値段は高くなく、それでいてセンスが良いものを選べるようになりたいと思っている。
 
 おしゃれを頑張っている女性が近くを通るとじ~っと見てしまう。

おしゃれを頑張っている女性はファッションだけでなく、顔の表情がいいように思う。その表情を見るのが好きで、じ~っと見てしまう。そういう表情を見ると、なんとなく楽しい気持ちになり、「よしやるぞ!」という気持ちになれることが多いからだ。

おやじがおしゃれを頑張っても、周りにあまり影響はないかもしれないが、自分自身の気持ちには影響を与えられると思っている。
おしゃれなおやじへの道のりは相当遠いが、スタイリストのユカさんやPSの佐藤さんにしっかり教えてもらおう。

おやじ

2004-08-25 11:55:00 | Weblog
 40も近くなれば立派なおやじだろう。

 半年くらい前までは「おやじ!」と呼ぶ声を聞いたとしても、気にもならず、私のことだとは決して思っていなった。でも、最近は「おやじ!」と呼ぶ声を聞くと「自分のことかな?」と、気にするようになった。
急に年をとったわけでもないが、私のなかに「自分はもうおやじだ」という自覚が最近芽生えてきたように思う。これは決して悪いことではない。「自分はおやじだ!」という自覚を持った上で、どうやってカッコいいおやじになるかを考えるようになってきたように思う。

 カッコいいおやじにもいろいろなタイプがある。

 これはすごくカッコいいなと思うおやじは、強さと優しさのバランスがいい。でも私がこんなオヤジになるにはまだどれだけ時間がかかるかわからない。
私は若いころから「責任」という言葉に対して特別な感情を持っている。責任感が強いと周囲からよく言われていた。だからまず「肩に力の入っていない責任感の強いおやじ」になろうと思う。
人の話をよく聞いて人をたいせつにし周囲を楽しくして、柔軟に考え行動し、責任を果たしていけるようオヤジにまずなりたい。

 会社の仲間とCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)というテーマについて今晩は勉強したが、企業にも今責任が大変強く求められている。
この責任の果たし方の一つとして、Fairtradeという活動について寛ちゃんが教えてくれた。

ウォーターボーイズ

2004-08-24 23:35:48 | Weblog
 最近少し飲むことを楽しめるようになった気がする。

 地元企業が持ちまわりで開催している交流会で飲んだ後に、少し歩きたくなり家に向かって歩いているとばったり友人と出会った。友人は最近近所に引越してきたが、なかなか会う機会がなく、会いたいと思っていた。たまたま昨日の夜も、写真を整理していて、その友人と15年前に撮った写真が何枚も出てきて余計に気になっていた。
「今晩会えたことはかなり必然」だと思い、家に早く帰りたいと思っていた友人を無理やり飲みに誘った。
 
 最初は軽く引っ掛けて帰るつもりだったが、飲みだすと昔話に花が咲いて飲みがとまらない。2人とも「もう一杯だけ!」が続いて、芋焼酎のロックのグラスがどんどん空いていく。

 「メニューにある芋焼酎を全部飲んじゃおうか!」

 勢いはあったが、明日は休めない仕事があるので、後ろ髪をひかれながらも次回にお預けにした。
 2,3年前ならばつぶれて寝てしまっているかもしれないと思うが、今日のお酒はとてもおいしく感じたので、ちっとも無理はしていない。店の雰囲気やサービス、お酒そのものも美味しかったが、なにより友人との話で飲む事を楽しめた。
 
 昨晩出て来た写真の中に、私と今晩飲んだ友人、そしてもう一人の友人の3人で浜辺で撮った写真があった。この写真を私は「ウォーターボーイズ」と呼んでいる。今晩いないウォーターボーイズの3人目の友人は、会社を3年前に退職し東京で事業をしている。彼はチャレンジを選んだ。

 「その気になれば俺だっていつでもやってやるよ」

 そう思っていた私は、友人のチャレンジを特別なことだとは思っていなかった。
 でも、現実には生意気なことだけ言って一歩踏み出せない自分がいる。

ウィンドサーフィン

2004-08-23 22:35:43 | Weblog
 ウィンドサーフィンを急にやりたくなった。
 思い立ったらなにかすぐに行動しないと気がすまない性質なので、情報収集から始めることにした。昼休みに会社の近くの本屋に行き、ウインドサーフィンの雑誌を探したが見当たらない。仕方なく、広島駅前の大書店に仕事帰りに立寄った。マリンスポーツの雑誌が昼間の本屋とは比べようもないくらいたくさんあった。
 でも、ウィンドサーフインの本は一冊もなかった。あるのはサーフィンの本ばかり。そういえば、サーフィンをやっているとか、最近はじめたという人は私の周りに何人もいるが、ウィンドサーフィンをやっているという人はいない。ウィンドサーフィンはもういまどきのスポーツではないのだとわかった。

 ウィンドサーフインは以前やったことがある。その時もウィンドサーフィンが突然やりたくなって道具を一通り揃えた。喜んで海に持っていくが、組み立て方がわからない。ウィンドサーフィンはそれまで一度もやったことがなかったからだ。
 散々手間取った末、なんとか組み立てて海にでた。でも、ボードの上にはほとんど立つことができなかった。立った瞬間に反対側の海に落ちる。海からの帰り道「道具を揃えなければよかった」と後悔し、落ち込んだ。
 でも、道具を揃えてしまったから、やるしかなかった。幸い、ウィンドサーフィンの初心者講習を見つけることができ、組み立て方と、乗り方を教わった。
それから後は、冬の一時期を除いて毎週のように海に行った。ウインドサーフィン仲間もでき、一緒に合宿に行ったり、レースに出たりした。 
 2度目に死にそうな思いをした後に、生活にも変化がありウィンドサーフインをやめたが、ウィンドサーフィンには楽しい思い出がたくさんある。
 
 風をめいいっぱい受けて、フィンだけを水中に残し水面を滑走する瞬間は、たまらなく気持ちがいい。
 今からウィンドサーフィンをはじめるのは、いろいろな困難が伴うが、まずはインターネットで見つけたショップに今週末に行ってみよう。

地図のない旅

2004-08-22 19:47:22 | Weblog
 景色のいい場所に行きたくなって海の近くの山をバイクで上った。山頂からは海と瀬戸内海の島々がきれいに見えた。すると突然島に行きたくなった。フェリー乗り場に走り、泊っていたフェリーに乗った。行き先はどこでもよくて、とにかくフェリーにのって島にいきたかった。広島港からは瀬戸内海の島のいろいろな港に船がでているが、たまたまのった船は能美島の三高港行きだった。海の上を吹く風がとても気持ちがよかった。
 35分ほどで三高港についたが、どこに行こうか決めていなかったので、港にあるおおきな地図をながめていると、「どこ行きたいんや?行き方教えたろか?」と港の兄さんさんが声をかけてくれた。「どこ行くのか決めてないんで地図見てます」と私がこたえると。お兄さんは笑いながら、「それやったら、教えられんな」と答えた。たわいもない会話だが、何か幸せな気分になった。

 思いつきで船にのってきたのだから、当然地図ももっていない、地図のない旅のはじまりだ。ただ、地図がなくても不安はなかった。ここは島なので海岸線を走り続ければ、かならずこの場所に帰ってこれるという考えがあった。右に行くことだけを決めて走り出した。
 走り出してからしばらくして、昔の記憶がよみがえってきた。そういえば5年前にこの場所で行われた「牡蠣花卉マラソン」という10kmのマラソン大会に出たことがあった。少しだけだがトレーニングをしていたので、前半はゆっくり走って後半にごぼう抜きをした。
 もう一つ思い出したことは、小学生のころに友達と2人で淡路島を自転車で一周しようと旅したことだ。この旅も思いつきの旅だった。親には内緒で2人でフェリーにのって淡路島に行った。この時は、4時間自転車で走って、とても一周などできないことに気がつき来た道を引き返した。そういえば、この時も地図はもっていなくて、「島だから海沿いに走ったら一周して帰ってこれる」と思っていた。
 
 小学生のころと変わらない考えをしている自分がおかしかった。
 
 海沿いの道は走っていてとても気持ちがよかった。山が海の近くまで迫っている場所も多くあり、海の空気と、山の空気の両方を感じることができた。
 とうぶん遠ざかっていたが、もう一度トレーニングをして、「牡蠣花卉マラソン」に出場しよう。そしてこの場所を今度は自分の足で走ろうと思った。

再会/出会い/親睦

2004-08-21 23:55:00 | Weblog
 友人は突然やってきた。
 
 中小企業診断士の学習を共に行い、現在は東京で経営コンサルタントとして独立している友人が仕事でやってきた。「ひと仕事終えて疲れている」と話していたが、2年ぶりに再会した友人はしっかりとしたいい表情をしていた。会社勤めをしながら、たいへんな努力をして経営コンサルタントとして独立し、今はさらにその時以上の努力をしているようだが、夢に向かってチャレンジしていることが、彼をいい表情にしていた。

 出会いは重ねてやってきた。

 京都からも突然友人がやってきた。彼もチャレンジしていた。前の日の夕方から飲み続け、徹夜明けに突然「広島に行こう」と決めてやってきた。そして広島でもさらに飲み続けた。
 でも彼のチャレンジは飲み続けることではない。彼は、会社勤めをやめてこの春から法科大学院で学んでいる。ひたすら勉強を続けた前期が終了し、夏期休暇中もたいへんな学習を続けている中の一時の休息として、今日の飲み続ける彼の姿がある。彼も会社勤めのころには見たことの無いようないい表情をしていた。
京都からの友人は新しい友人をつれてやってきた。新しいタイプのとても個性的な友人に出会えた。

 東京からの友人、京都からの友人、さらには私が広島でお世話になっている人たちが加わり、そして何よりこれらの友人と私をつなげてくれた広島の大切な友人で楽しい親睦会が始まった。

 再会はさらに続く

 元々今日は大学院の同窓会が予定されていた。突然の友人達との再会、親睦会をいったん抜けて大学院の同窓会に参加した。
 ここにも懐かしい顔がたくさんあった。そしてここにいる友人たちも皆チャレンジしていた。多くの人は仕事を続けながら大学院に通い、修了するというチャレンジを成功させ、今は次のチャレンジに向け準備をしていた。すでに博士課程に進んだもの、仕事を変わったものもいてチャレンジは続いていた。

 チャレンジを続ける友人達に会うことは、大変刺激になり、私自身がチャレンジを続ける励みになる。
そして、今日の私のチャレンジは、このような友人達と話をし、刺激を受けながら飲み続けることだ。 大学院の同窓会が終わった後は、再び京都の友人と飲み続けた。帰り際に友人がコンビニで缶チューハイを買ってくれた。再会を祝してこの日最後の乾杯をした。

寄り道

2004-08-20 23:36:16 | Weblog
 最近バイクで通勤することが多い。バスや電車での通勤はいろいろな人やものが目に入ってきて刺激があり楽しいのだが、特にバスは時間が思うようにならないため、朝早く出社したいときなどはバイクが便利なため、よく利用する。また、バイクなら帰宅の時間も気にしなくてすむところもバイク通勤する理由だ。
 私のバイク通勤の特徴として寄り道をしないことがある。小学生や中学生ではないのだから、寄り道をしようとだれにもしかられはしないが、なぜかこれまでは寄り道をすることがあまりなかった。これはバイク通勤の話だけでなく、車で旅行する時などもそうだ。出発点から目的地までをいかに効率よく短時間で走るかばかりを考えている。そしてこれはバイク通勤や車での旅行だけの話ではない。私は仕事や学習でも目的地/ゴールばかりが頭にあり、いかに早く目的地/ゴールに到着するかを考えている。 
 でも、このような私自身を変えたいと思っている。目的地/ゴールばかりを考えていると、目的地に到達できるまで楽しくないからだ。しかめっつらをして忍耐ばかりしているからだ。私にはそういうところがある。

 私の尊敬する先輩を見ていると、彼は仕事上の目的地/ゴールに向かうプロセスをとても楽しんでいるように思える。思わぬアクシデントや予想もしなかった状況に直面した時に、「困ったな」とかいいながも顔は喜んでいるように見える。
 そしてなぜか困難な状況を打開できてしまうことが多い。目的地/ゴールにいたるプロセスを楽しみながら、確実に目的地/ゴールに到達していく。

 だから私の今日のチャレンジはバイク通勤の帰宅時の寄り道だ。寄り道といってもほんの5kmほどの寄り道だが、海に向かって走ろうと決めた。夕焼けがきれいだったので、きっと海はきもちよいとおもったからだ。思い通り気持ちのよい海岸線を少しはしって、こんどは急に酒屋に行くことにした。以前は珍しい焼酎を手に入れられる酒屋だったが、ここ最近はあまり珍しいものが手に入らない。「でも、これは寄り道だからいいんだ」と思って立寄ってみた。
 そしたらびっくり、珍しい焼酎が店に並べてあった。わくわくしながら品選びをして、「佐藤げん露」「佐藤白」「天使の誘惑」の3本を手に入れた。

 帰宅して、さっそく父と「佐藤白」を飲んだ。父と飲むのも久しぶりだ。今日は寄り道をして、そのプロセスを楽しんで、そしてその結果がとてもよい一日だった。
寄り道をしてよかった。

近くて遠い国

2004-08-19 23:38:07 | Weblog
 2年くらい前からもっとも行きたい外国は中国だ。上海までは2時間のフライト、距離も1000kmくらいなので、北海道や沖縄に行くよりも近い。でも遠い国だ。連休前になるといつも旅行パンフレットを見て、頭の中で旅行を計画するのだが、いまだに実現しない。会社でも中国のことについて耳にしない日はないし、私の友人も最近上海に赴任した。
 「上海の経済事情」について中国復旦大学の先生による講演会に仕事帰りに参加してきたが、会場は大変な盛況だった。内容としては特に真新しいものはなかったが、中国のエネルギーを強く感じ、この目で中国を見たいという思いをさらに強くもった。
 突然ドイツの語学学校に通っていたころに中国人の友達がいたことを思い出した。そういえば彼女はドイツ語をマスターしてドイツ企業と中国との架け橋になるといっていた。彼女もチャレンジしていた。

 よし、とにかく中国に行ってみよう。今週末には旅行会社に行ってパンフレットを集め、中国地図を部屋にはろう。上海に行った友人にもメールを出してみよう。

万歩計

2004-08-18 23:37:20 | Weblog
 1日1万歩歩くと健康にも、ダイエットにも良いということを聞き、ポケットピカチューの万歩計をつけるようになって一年以上がたつ。このポケットピカチューは、子供用にヤフオクで購入したものの、子供があきてつけなくなったもので、たまたま家にあった。「万歩計という、いかにも年寄りじみたひびきと、ポケットピカチューという子供らしいひびきが絶妙のバランスを保っている」と私自身はこのポケットピカチューがすぐに気に入った。
 万歩計の潮流は、ベルトにつけていても小さくて目立たないサイズや、ポケットの中にいれていても歩数が図れるというものなので、ポケットピカチューは明らかにこれらと一線を画したものだ。「私は(なにか)をつけています」と堂々と主張しているし、ベルトにつけているので、見る人には恐らく万歩計だろうと想像がつく。
 
 だから、ポケットピカチューは気にいったものの、これをつけるかどうかは正直なところ少し迷った。人の持ち物など、他人はあまり気にかけていないものだが、たまたま気づいた人には「いい年をしてポケットピカチューなんか持ってばかじゃない?」と思われるか「万歩計か、じじくせ~」と思われるのではないかと考えた。
 少しだけ考えて、私はポケットピカチューをつけることにした。私にはそんなところがある。決して目立ちたいとかいうのではなく、自分自身が少しためらうことにあえてチャレンジしてみたいという気持ちがあるからだ。そうすることで、自分自身の殻を少しでもやぶって、変わっていけるのではないかと思っている。ポケットピカチューをつけるだけのことだが、これも私の一つのチャレンジだ。

盆連休明けの出社

2004-08-17 23:25:53 | Weblog
 今日は盆連休明けの初日だ。10日間の連休明けの初日の出社は一種のチャレンジかもしれない。ただ、このチャレンジはサラリーマンとしての生活を続ける上では避けようがないチャレンジで、このために自分自身を奮い立たせるようなことはあまり必要がない。だから私のチャレンジは、長期休暇明けのリハビリモードの人が多い中で、いかに長期休暇明けを感じさせない働きをするかだ。結果として、今日一日このことに取組み、加えて仕事を終えた後に会社の友人達と「経営戦略論」の2時間の自主勉強会を行った。さらに勉強会の後は友人4人でのみにも行った。休み明けの初日としては有意義な一日がおくれたと感じている。
 
 一方で、このように呑気に感じている自分自身をすこし寂しく感じている。私は独立願望が強くて、それこそ会社勤めを始めた17年前から、「独立」という思いをいつも持っている。現在に至るまでの間新しいプロジェクトに携ったり、海外駐在をしたり等、大きな仕事上の変化が起きた時には、独立願望が影を潜めるものの、独立したいという気持ちはずっと持ち続けている。
 その一方で独立は目的ではなく、なによりも自分自身が満足すると共に、独立することで経済的にも社会的にも成功することが目的だと思うと、慎重になって一歩踏み出せない自分がいる。
 
 私自身が始めた会社に盆休み明けに出社するのであれば、今日とは違う思いをもったかもしれないと感じる。盆休みなんかとんでもない、働くのが楽しくて、休みもなしに働いているかもしれない。また、独立の意図に反して、生活を支えるために盆休みも関係なく働かざるをえないかもしれない。
 
 そういえば今年中に自分の会社を作ると決めていたことも思い出した。
 自分の会社を作って経済的に軌道にのれば、ドライブしてどきどきするようなイタリア車を購入したい。年甲斐もなくと思う面もある一方で、昨晩読んだソニー会長出井伸之氏「ONとOFF」の中で、出井氏がポルシェ911、BMW635、ジャガーXJ-Sなどの車を乗り継ぎ、次はブルーのフェラーリーに乗りたいと書かれているのを読んだ。年齢とか、見栄とかなどとは関係なく、これらの車が持つ独特の雰囲気に男は惹かれるのだと思う。
 盆休み明けに、仮に気分がすぐれない時があったとしても、きっと写真の赤のランボルギニーディアブロで出社すると、そんな気分は全て吹き飛んでしまうだろうと思う。