Hiro’s Diary (あしあと)

『TEAM DU BON TEMPS』に所属。 チーム名の意味は、フランス語で『楽しい時間』なんですよ。☆ミ

グランフォンド福井2009 その①

2009年06月14日 | ロードバイク





(※写真:マサヒさん提供)
これは、ゴールでの記念撮影です。
疲れましたが、皆さんまだまだ元気いっぱいの笑顔でした。



グランフォンド福井2009が開催されました。
待ちに待ったグランフォンド、今日は晴れの良い1日となりましたね。
福井県のグランフォンドはサイクリストにとってはお祭りみたいなものです。
ず~っと心配していたお天気も晴れて、最高の日でした。
やはり、バルバの方が言われるとおり、一度も雨に降られたことのないイベントです。

さて朝3時に起きて、4時にマサヒさんと自宅より出発です。
高速を使い、今庄365スキー場へは5時頃に到着しました。

受付を済ませ、ウェアに背番号をつけます。
そんなことしているうちに、ブログで知り合った人や、以前ライドで走った人が声をかけて頂きました。
ざ~っと、こんな人達が…
まずは、福井で知り合った人たちでは、タクヂさんぴろぴろさん
県外の人では、ぴろぴろさんのブログに訪れる牛乳太郎さん・前回一緒にライドする予定だったOさん。
昨年、一緒にライドした、itazoさんHATAYASANさん・Tさん・マッチャン・マサヒさん
昨年のグランフォンドでは、一人で出場して、とても寂しかった思いが…。
でも、今年は沢山の知り合いが出来て、みんなと走れてホントに楽しかったです。

そして、もう一つ嬉しいことは、私がよく覗かせて頂くキルワニさん(ブログ:家事のスキマにロードバイク!)に会えた事です。
蚋(ブヨ)に噛まれ、再度虫除けスプレーを掛けに行った時、SAKATANIのチームウェアが目に入ります。
見るとそこにはキルワニさんが…。
ご挨拶をして、しばしお話が出来ました。
とても主婦をしているようにも見えず、話しぶりからは気品のある様子でした。
キルワニさんって、自転車ブログではスター的存在なのでしょうね。
ちゃんと、ブラック/レッドのピナレロと覚えていて下さって、とても嬉しかったです。(写真、撮るの忘れた…)





さて、出発の時間も押し迫り、そろそろかな~と思いきや、なんと車の渋滞で出場者が遅れています。
出発時間が少々遅れます。
そして、少し後ろから…

『パーン!』

待っている間、大会の花火でも上がったかのような音でした。
実は、パンクです。
まだ、走ってもいないのにパンクとは…
多分、タイヤの空気圧が高かったのでしょうか?
お日様が顔を出したことで、タイヤの空気が膨らみパンクしたみたいです。
怖いですね~。
走っている途中でなくて幸いですね。


さて、いよいよ出発となりゲートに並びます。
注意事項を聞いて、早速出発!
365スキー場の坂道を降りますが、込み合っていて抜くのは少々危ないのでやめました。
365スキー場の入り口からはけるサイクリストは、上り坂からの追い抜きが始まります。
昨年のGF70kmと何か違う。
栃ノ木峠では、ビックリしたことに牛乳太郎さんのパワーは凄いものでした。
その跡に続いて、マッチャンやitazoさんがグングン上っていきます。
どうして皆さん、こんなに上り坂が強いのでしょうか?
(早い上り方しってる人、教えて~~~)

しょっぱなから、ブレーキパットが剥がれ落ちているやら、ペダルがもげている自転車があったりと凄まじい状態を語っております。
しかし、パンクが多いですね~。

そして、何とか坂を上り、椿坂峠の下り坂での速度は中途半端ではありません。
追い風もあるせいか、ゆるい坂でもスピードを見れば46~52km/hで走っているではありませんか。
こんなスピードで巡行したことがないから、自分でも驚きです。
マッチャンになんとか追いつき、大浦の第1補給所につきます。



(※写真:タクヂさん提供)


一番早くスタートしたタクヂさんが待っていてくれました。
補給所には、おにぎり・チョコレート・アンパン・オレンジ・バナナ・練り羊羹…
いや~、すごいですね。
やはり、自分で持ってきた補給食はいらなかったです。
ポケットが重くなるだけでしたね。
スタート地点から大浦まで45km、Ave.30km/h。
この距離を走って、自分では納得のAveでした。

ところで、今回は写真を撮っている暇がありません。
余裕がないです。
こりゃ、いつものライドとは大違い。
(皆さんからの提供写真を使わせて頂いております。)



(※写真:タクヂさん提供)


トイレ休憩も済ませ、皆さん揃って再出発です。
大浦から海津大崎を通ります。
何度も通った、海津大崎は何度来ても素晴らしいですね。
熊川宿までの道のり途中、脹脛あたりに『ピク、ピク』といや~な痙攣が走る。
やはり最初の飛ばしすぎで、足がビックリしてるんやろな~。
まだまだ先があるのでここで無理はしたくなく、少しばかりスローダウンしました。
なんとか、熊川宿補給所へ到着です。
ここでも、沢山の補給食が…。
あんまり食べ過ぎると後が大変なので、おにぎり・クリームパン・バナナ・ゼリー(3個)・ミニドーナツ。
うん?
食べ過ぎやないですか?
補給食、食べてる間に救急車が通っていきます。
ぴろぴろさんとも話しておりましたが、無理せず気をつけて無事完走しましょと約束。

さて、ここより縄文ロマンパーク補給所を目指します。
熊川宿から走り出して、間がなかったと思いますが、タクヂさんがディレーラー不調で止まりました。
先に行ってくれということで、先に走ります。
まあ、タクヂさんならすぐ追いつくでしょと、この場を去ります。

縄文ロマンパークまでは、向かい風で中々厳しい道のりでした。
ぴろぴろさんと巡行していましたが、信号に引っかかりまたまた置いてけぼりでした。
ぴろぴろさんの背中が小さく見えます。(お~~い!〝心の叫び〟)
途中、NAGOYAと入ったチームジャージの方々が私の前にでました。
よっしゃ、この方達に付いていこうと後ろに付かせてもらいます。
やはり、こういうチームの後ろは楽ですね~。
皆さんをドンドン抜いていきます。
これなら、ぴろぴろさんにすぐに追いつくでしょと、ひたすらクルクル回します。

ところが、途中坂がありました。
やはり、この方々の坂の上がり方は、違いますね~。
何とか追いつこうと、頑張って見ましたがチギレます。
後はマイペースで走るのみ。





縄文ロマンパークに着きました。
ところが、入り口付近にタクヂさんがおりました。
えぇ~、いつ抜かれたんだろ~。
よくよく聞けば、リアディレーラーのワイヤーが切れて変速不能になり、ワゴン車でここまで運ばれて来たとのことです。
77km走ったとのことで、丁度中間地点です。
今までにロングライドの練習も少ないながらも、何度か練習をして、このGF福井を楽しみにしてきました。
お天気も晴れて、絶好調のはずなのに…。
ワイヤーの部品が届くことを願って、休憩です。




※ここには、こんな自転車パーキングがあります。
ぴろぴろさんの、とっても綺麗なフレーム、ビレゴリ号です。


ここでは、冷やしうどん・オレンジ・バナナ…
ホント食べてばっかりです。
補給水をボトルに入れますが、ここの水が美味しくない。
どこか、コンビニで補給水を買うことをぴろぴろさんと話します。

ここで、リタイヤする羽目になるタクヂさんが可哀相です。
何とか完走してもらいたい気持ちでいっぱいです。
何とか、ワイヤーを届けてもらって修理してもらいたいですね。
そして、タクヂさんの復活を願って、縄文ロマンパークをでます。


ここから、水晶浜補給所へと進みます。
縄文ロマンパークを出て、すぐにファミリーマートを発見!
ぴろぴろさん達を誘って、スポーツドリンクを購入します。
やはり、只の水だけでは元気がでません。
そして、アイスクリームをつまみ食い。
いや~、生き返ります。


途中、足が攣って休んでいるローディがところどころおります。
ほ~ら、言わんこっちゃない。
そんなに力んで走るから、足も攣りますわ。
と思いつつ、実は私も脹脛が『ヒク、ヒク』悲鳴をあげています。
ここは、慎重に、慎重に…。




(※写真:ぴろぴろさん提供)


水晶浜補給所に着きます。
とっても、綺麗なところで素敵なところですが、頭の中は完走出来るだろうかという気持ちでいっぱいです。
一応、おにぎり・バナナとオレンジを頂きます。
そして、ぴろぴろさんと最後の金ヶ崎補給所へと向かいます。

何とか最後の金ヶ崎補給所に着きましたが、周りから脹脛の痙攣の声がちらほらと聞こえます。
おぉ~、みんな同じ気持ちで走っているんだと共感します。
NAGOYAのチームの皆さんには、引っ張ってもらって、少々体力も回復してきている。
よっしゃ~、ここからごぼう抜きで最後を駆け上ったろと、やや興奮気味です。
とりあえず、補給食を頂きます。
あんぱん・バナナ・オレンジ・パイナップル・そして補給水。
パイナップルに入っていた氷を少し頂き、ボトルに詰めます。
これで、準備万端。

最後の難関です。
残り15kmのゴール目指して、坂の大バーゲンです。
しかし、いつもYAMADAさんと上る坂よりかなり多いですね。
でも、今までに上った坂の、練習の成果をこの最後の坂に託したく出発します。
ここで、最後の力を振り絞り、グイグイと上り始める。
こりゃ、いけるぞ~。
と思ったのもつかの間でした。
脹脛から太ももの内側の筋肉に『ピッ!』と痛みが走る。
足を回すが、内側の筋肉が引きつった感じが…。
大事にならない内に止まる。
ぴろぴろさんが、後ろから来てくださって、心配して頂きました。
肉離れしたわけでもないので、ぴろぴろさんには先に行ってもらいました。
私も、みんなと変わりないです。
自分のペースを守りきれなかった報いですね。
しばらく、ストレッチをして休むことにしました。
あせって、走ることのないように、十分な休憩を取ります。
ゴールまでもう後、数キロ。
なんとしても完走したいです。
気持ちを奮い立たせ、再び上り始めます。

一歩、一歩、少しずつ上るため、慎重に筋肉の配分を考えながら…
今庄365スキー場の入り口まで、じわりじわりと上ります。
途中で、足が攣ったのか、苦しそうな表情の方々に沢山出会います。
木の芽トンネルの入り口で、小休止。
力を蓄えて、坂を下り最後の激坂に挑みます。

坂道の反動をつけ、途中まではググーっと上ります。
スピードが落ちたところから、また一歩、一歩の上りです。
やっと、ここまで来たのです。
リタイヤはしたくない。
サイクル仲間の顔がうかびます。
もう少し、足を耐えてほしい。
もう、ゴールは目の前です。
そこへ、元職場に居りました、I田くんが声援を送ってくれます。
(この、I田くんはバルバワークスのメンバーです。)

I田くん 『頑張れ~!、頑張れ~!、もう少しだよ~!』

I田くん 『後ろ押すよ~!』

I田くん 『ガンバッテ~!』

ホントに、応援と後ろから押して頂いたときは、涙の出る思いでした。

hiro   『ありがと~~』

そして坂を上りきり、ゴールが見えたとき、タクヂさんの『hiroさ~ん!』の掛け声。
そして、ぴろぴろさん、itazoさん、マサヒさん、マッチャン、牛乳太郎さん、Oさんも…
みんな、ゴールで待っててくれたんです。
ホント、目がウルッときました。



(※写真:マサヒさん提供)


            
※ クリックしてくださいネ (画像が大きく見られます)


そして、みんなで記念撮影。
ホント、完走出来た喜びと、みんなの熱い気持ちがとても感動的でした。
皆さん、この場をお借りしまして

『みなさんのお陰です。!  ありがとうございました。!』


さて、お蕎麦やおにぎり・スパゲティ・ジュースにスポーツドリンクなどなどを券と交換して食べました。





そして、恒例のジャンケン大会です。
今年も沢山の賞品がありました。
ジャンケン大会の参加人数は、昨年より少ないのに中々当たりません。




マッチャンが、12,800円のタイツをゲット!!

今年も、今中大介氏のサイン入りヘルメットで、かなり残っておりましたが、残念ながらダメでした。
みんなも、そろそろと腰をあげて帰っていきました。


最後、マサヒさんとマッチャンとお別れして帰ります。

しかし、かなり疲れた。
来年に向けて、再度特訓ですね。

帰り道の途中、眠気が差して運転が危ういものですから、コンビニで一眠り。
2時間ほど車の中で寝ていました。

帰り道の途中で、バルバワークスのバスが目の前を走っていました。
こんな時間まで、後片付けをしていたのですね。

『バルバワークスの皆さん、本当にありがとうございました。』

家に帰って、風呂に入り、あとは爆睡でした。