1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

カンニングはしていません!。

2011-03-04 12:22:26 | 雑談の記録
ネット利用による入試カンニングで偽計業務妨害の容疑で逮捕された19歳の予備校生が、「つかまってほっとした」と漏らしたのは、彼の本心だったと思う。

この件が、ニュースで流れ始めた当初、ツイッターでこんなつぶやきを見つけた。

ハッキリ記憶してないけど・・・
「・・・・問題は、数学の問題を解くことではなく、課題に対してどんな方法で解決していくかその判断力が実社会では求められている云々。・・・だから、どんな手段を使ってもいいというような入試があってもいいのではないか・・・・」

入試問題の数学なんて実社会において、これほど役に立たないものはないと言う人は多い。

・・・しかし・・・、

「数学」についてボクの考えをまとめておこうと思う。

数学や算数には決まり事がたくさんある。
そして、その決まり事が「数学」という秩序を作っていて、その秩序が、様々な事象(自然現象や社会現象)を説明してくれる。数学を学ぶあるいは理解するということは、様々な事象を理解、説明することに繋がる、だから、大事なのだと・・・・。

こんな話は、つまんないですね。

ボクは受験生(予備校生)のとき、一応難関理系大学を目指していたから、それなりに勉強をしていた。その中で役に立ったのは「大学への数学」の増刊号の「難関大学の入試問題」を集めた問題集だった。その問題集を夏までに終わらせようと思って頑張った。
そして、それはやり通した。

難関校の問題はハッキシ言って難しかった。
おまけに、その問題集は難題ばかりが載せてあるし・・・。

あるとき、気が付いた。
「・・・・数学は、秩序から成り立っているよな、つまり、小さな規則やルールによって数学の世界は成り立っている・・・・、そしてそれらが文字や数字で表現されている・・・・、ウ~ん、ウ~ん・・・・、つまり数学ができるようになるってことは、その細かいルールや規則を守るってことだな、きっと・・・・・、そうするとだな・・・、数学の問題というのは、ルール違反や規則違反では解くことができない・・・・、だからどんな難しい問題であっても、その問題を解くカギになるのはルール・・・、数多あるルールからどれを適用してその問題解決にあたるか、そして解答の途中もちゃんとルールに沿って解いているか、それが問われているんだ・・・・・、なんだか、数学の試験ってオモシロイな・・・」

そのとき、ある先生がこんなことを言っていたのを思い出した。
「大学教授になったつもりで考えなさい、大学ではどんな人物が求められているか、それを考えなさい、あなたという人間が問われているんです」


ボクらが生きている実社会にいろんな問題があることはみんな承知。
その問題を解決するにあたって、どんな方法を使ってもいいというのは、はたして「正解」だろうか。
そうではないと思う。

数学や算数の勉強によって培われる力というのは、数学の問題を解くだけのものでもなく、様々な事象を理解、説明するものでもない。
これ以上説明する必要はないでしょう。




さて、本日、技術士第二次試験の合格発表がありました。

無事、合格。

みなさま、ありがとうございました。
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