先週末の土曜日に行ったKURS(kumamoto University Rikujyo School)について記録しとこうと思う。
KURS、和名は「熊本大学陸上競技教室」である。
手元に入会案内の冊子があるので、そこから抜粋して簡単に説明しようと思う。
KURSは、H14年度より熊本市陸上競技協会より委託を受けてスタート。運営はNPO法人スポーツ福祉くまもと(陸上競技事業部)と熊本大学陸上競技部が協力して行っていて、楽しみながら陸上競技に親しむことを目的としている。特に、昨今の子供たちの体力低下の危惧から、KURSでは運動の基礎である「走る」「跳ぶ」「投げる」などの陸上競技の特性を活かした、現在の子供たちの発達段階に応じた運動プログラムを提供していきたい、と、そういうことらしく、さらに、様々な運動を楽しく体験していくことで、陸上競技のみならずいろいろなスポーツに対応できる、と考えているそうだ
そして、見開きページの下には「運動神経はつくられる!?」と題した興味深いコメントが載っている。そのコメントについては、めんどくさいから書き写さないけど、KURSってのはだいたいそんな団体なのである。
ボクはKURSなんていう存在は、つい最近まで知らなかった。
近所に地域の体育協会に所属していて、子供たちに長距離ランを(ボランティア)教えているUMNさんていう人がいるんだけど、以前、UMNさんに走るフォームをちゃんと身につけるにはどうしたらいいか相談していたのだ。そしたら、こないだの日曜参観日に、UMNさんの奥さんがKURSのチラシをくれたって、そういうことなのだ。
そのチラシには、熊本の西隅っこにあるアクアドームの多目的広場で子供向けの陸上クラブを立ち上げるんだけど、ついては無料体験をするんで来てみませんかってことが書いてあった。
開始時刻は午前10時。
多目的広場に着いたのは、その15分前。
多目的広場にそれらしい雰囲気は皆無だった。
10分前、上は黄色のTシャツ、下は紺のジャージの20代後半くらいの男性が近づいてきて「体験の方ですか?」って聞いてきた。「そうですが」って答えると、「時間になりましたら、あちらのほうに」って、その日焼け顔の男性はナニもないアチラを指差して淡々と言うのだった。
時間近くになったので、アチラに行った。だだっぴろい芝生の広場の片隅に、普段着のボクが一人、Tシャツにジャージ姿の男性が三人、女性が一人、学校の体操服姿のリョー坊が一人だった。
ナント!リョー坊以外は全てコーチ!。
「体験は一人だけみたいですね」と、日焼け男性は言うと「じゃぁ、開校式を始めます」と10時ちょうどだった。
内心、こりゃ閉校式じゃねぇかっ!?ってツッコミ入れたボクは、無礼千万とは思いながらも笑いがこみ上げてきたのでその場を離れることにした。
厳かな雰囲気の開校式のあと、ジョギング1キロ、大また走り、投げたらヒューって音がするロケットみたいなモノ投げ、50m走、メトロノームみたいな音に合わせてのラダーを使ったヘンテコ走り、障害物リレー等々、四人のコーチに囲まれて2時間みっちりのトレーニングを受けた。休憩は4回、スポーツドリンクによる水分補給量は700~800mlくらいだった。
見てて一番面白そうだったのが、ラダートレーニングだった。
多目的広場の外周を裸足の子供たちと走っていた少林寺拳法の年配の師匠が足を止めて、そのラダートレーニングの様子を興味深そうに眺めていた。しばらくして、「あれ、ウチでもやろう、あれだったらハシゴでできるだろう、ハシゴで・・な・・・」「センセー、ハシゴどこにあるんですかぁ~」「どっかあるだろ~、ハシゴくらい・・な・・」そう言って一団は走り去って行った。
ま、とにかく、そんなこんなの体験が終了し、コーチは「また来週ねぇ」なぁんてのんきなことを言ってリョー坊と別れたのだった。
リョー坊と入れ替わるようにして、コーチに接近。
「あのぉ~、かくがくしかじか・・・・、来週はちょっと、そのぉ、来られるか、お約束できません。」
コーチの顔がみるみるザンネン顔になっていった。
ボクはザンネン顔に弱いんだけどなぁ~。
KURS、和名は「熊本大学陸上競技教室」である。
手元に入会案内の冊子があるので、そこから抜粋して簡単に説明しようと思う。
KURSは、H14年度より熊本市陸上競技協会より委託を受けてスタート。運営はNPO法人スポーツ福祉くまもと(陸上競技事業部)と熊本大学陸上競技部が協力して行っていて、楽しみながら陸上競技に親しむことを目的としている。特に、昨今の子供たちの体力低下の危惧から、KURSでは運動の基礎である「走る」「跳ぶ」「投げる」などの陸上競技の特性を活かした、現在の子供たちの発達段階に応じた運動プログラムを提供していきたい、と、そういうことらしく、さらに、様々な運動を楽しく体験していくことで、陸上競技のみならずいろいろなスポーツに対応できる、と考えているそうだ
そして、見開きページの下には「運動神経はつくられる!?」と題した興味深いコメントが載っている。そのコメントについては、めんどくさいから書き写さないけど、KURSってのはだいたいそんな団体なのである。
ボクはKURSなんていう存在は、つい最近まで知らなかった。
近所に地域の体育協会に所属していて、子供たちに長距離ランを(ボランティア)教えているUMNさんていう人がいるんだけど、以前、UMNさんに走るフォームをちゃんと身につけるにはどうしたらいいか相談していたのだ。そしたら、こないだの日曜参観日に、UMNさんの奥さんがKURSのチラシをくれたって、そういうことなのだ。
そのチラシには、熊本の西隅っこにあるアクアドームの多目的広場で子供向けの陸上クラブを立ち上げるんだけど、ついては無料体験をするんで来てみませんかってことが書いてあった。
開始時刻は午前10時。
多目的広場に着いたのは、その15分前。
多目的広場にそれらしい雰囲気は皆無だった。
10分前、上は黄色のTシャツ、下は紺のジャージの20代後半くらいの男性が近づいてきて「体験の方ですか?」って聞いてきた。「そうですが」って答えると、「時間になりましたら、あちらのほうに」って、その日焼け顔の男性はナニもないアチラを指差して淡々と言うのだった。
時間近くになったので、アチラに行った。だだっぴろい芝生の広場の片隅に、普段着のボクが一人、Tシャツにジャージ姿の男性が三人、女性が一人、学校の体操服姿のリョー坊が一人だった。
ナント!リョー坊以外は全てコーチ!。
「体験は一人だけみたいですね」と、日焼け男性は言うと「じゃぁ、開校式を始めます」と10時ちょうどだった。
内心、こりゃ閉校式じゃねぇかっ!?ってツッコミ入れたボクは、無礼千万とは思いながらも笑いがこみ上げてきたのでその場を離れることにした。
厳かな雰囲気の開校式のあと、ジョギング1キロ、大また走り、投げたらヒューって音がするロケットみたいなモノ投げ、50m走、メトロノームみたいな音に合わせてのラダーを使ったヘンテコ走り、障害物リレー等々、四人のコーチに囲まれて2時間みっちりのトレーニングを受けた。休憩は4回、スポーツドリンクによる水分補給量は700~800mlくらいだった。
見てて一番面白そうだったのが、ラダートレーニングだった。
多目的広場の外周を裸足の子供たちと走っていた少林寺拳法の年配の師匠が足を止めて、そのラダートレーニングの様子を興味深そうに眺めていた。しばらくして、「あれ、ウチでもやろう、あれだったらハシゴでできるだろう、ハシゴで・・な・・・」「センセー、ハシゴどこにあるんですかぁ~」「どっかあるだろ~、ハシゴくらい・・な・・」そう言って一団は走り去って行った。
ま、とにかく、そんなこんなの体験が終了し、コーチは「また来週ねぇ」なぁんてのんきなことを言ってリョー坊と別れたのだった。
リョー坊と入れ替わるようにして、コーチに接近。
「あのぉ~、かくがくしかじか・・・・、来週はちょっと、そのぉ、来られるか、お約束できません。」
コーチの顔がみるみるザンネン顔になっていった。
ボクはザンネン顔に弱いんだけどなぁ~。
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