1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

誇り高き選挙バカ×39

2013-01-02 00:10:44 | 雑談の記録
こうして、投票前日の夜は電話とショートメール作戦で朝方近くまで最後のミッションに明け暮れたのですが、電話作戦中に一本の電話が入っていたのでした。
電話の主は今回始めて選挙ボランティアに携わったT口君でした。T口君は、今夏、済済黌野球部が甲子園への切符を手にするまでの県予選の殆んどを観戦、応援をしていました。そして、昨秋の大会から始まった済済黌野球部の試合をFB上で実況中継し続けた通称ヤーテツチャンネル(同級生でエースだったY下君の名前に因んだネーミングで名付け親はT本君)の帯同メンバーの一人であり、甲子園バスツアー企画のほか、その後の記念反省会の立役者でした。今回の選挙では、時間の許す限り事務所でボランティア作業をする一方、外の活動ではスーパーカブにまたがり一人で驚異的な成果を挙げたうえ、合い言葉は「よろしく!メカドック!」の元気一番の同級生でした。

電話の内容は感情のトラブルとも言うべき問題でした。T口君は今回の選挙戦におけるいろんなことを率直に話してくれました。ボクもその話に大変共鳴したのでした。自分も以前PTAや息子の野球チームの運営に深く関わっていた頃に経験していたことに加え、それはどこの職場においても起こり得ることだからでした。
「、、、悪いけど、一番頑張ってるニシ君が、馬鹿に見えてくるとよ、、、」
電話のやり取りとは言え、T口君の感情の昂ぶりはボクの心に深く食い込んでくるのでした。
「、、、その気持ちは、キハラに直接言うべきことのような気がする、、、」
確かではないですが、そのように答えたように記憶しています。
実際のところ、今回の選挙でも大小長短はあるもののいろんな人から感情的になった言葉や愚痴を聞かされいました。それは、我々が感情の生き物である以上仕方のないことなのですが、それこそがボランティアに携わる我々の「苦労」にほかならないと思うのです。
選挙ボランティアであるので、中には利害にまみれながら作業に精を出す人がいるのは当然でそれを否定するつもりは毛頭ありませんが、同級生の我々は、キハラを本物の政治家にすることを目的に集まった集団です。そして、求められるものは「当選」という至極困難で簡単なものなのです。
当然、その過程においては出来るだけ「苦労」は排除すべきことなのですが、前述したように我々人間はいつも損得感情によって支配されているために、その「苦労」というものは排除しようにも排除できないシロモノのように思うのです。そして、そのことは、候補者が一番知っておかなければならないことと思うのです。
T口君の話しからボクはそのようなことを学び、そして、その時に決心したのでした。その時点でT口君には約束できませんでしたが、とにかく、それが自分の最後の役目ではないのかと思ったのでした。

話はかわりますが、この選挙シリーズを連載している最中に、個人的な意見あるいは指摘を受けたことを記録しておきます。その中にボクの考えと全く同じことを綴ってくれた同級生がいました。本人から許諾は得ていますが紹介はY君とだけに留め、一部抜粋で紹介したいと思います。

「国のため、日本の子供達の未来のため、一国民としての義務として、木原を応援する」ということも言われてますが、同窓生の皆が従事しているそれぞれの職業に日本という国のためになっていないものなんて一つもないと思います。平日に充実した仕事をするために土日は図書館にこもって勉強している人たちもいます。皆にとっては自分の仕事こそが、この国における自分の持ち場であり、自分にとっての選挙活動への参加であり、もし戦争にでもなれば自分にとっての戦いであるということになるのではないでしょうか。
西君が、西君たちがこれからも木原の選挙活動への協力を呼びかけて行くのは大いに結構だと思います。ただ私が言いたいのは、ともすれば上記のような「応援したくてもできない人たち」の都合を理解し、忘れないように注意してもらいたいということです。
選挙活動というものは大体が加熱しがちで感情的にもなりがちです。私もごく若い時にいろいろなトラブルを目にしてきました。いろいろと思い出すうちに以上のようなことを言いたくなりました。

T口君、Y君、本当にありがとう。二人の勇気は一生忘れないから!

今日はこのくらいにしておきます。明日にはこのシリーズも終わると思います。

続く、、、
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