誰を信じればイイの？

練習が終わりに差し掛かったころ、SGAオヤジの一声で、グランド周辺の片付けが始まった。
片付けのメインは、今冬も大活躍した数本の焚き火用ドラム缶。

「コレ片付けると春が来たってかんじがするよな～」
SGAオヤジは苦笑いでそう言った。
みんなが笑った。
季節感をこんなことで感じてしまっている自分たちが可笑しかった。

さて、話しは唐突に変わるけど、読者諸君はズルブラニセパイをご存知だろうか。
女性に知らないとは言わせない(怒)！。

今日はホント久しぶりに自分の買い物に出掛けた。
いわゆる大型ショッピングセンターってやつに行ったんだけど、紳士服コーナーのとなりは女性の下着売り場で、フトそちらに目を向けると、カミさんとムスメのホースケが可愛らしいブラジャーを物色中。
カミさんと目が合うと「コッチコイ」のサイン。
カミさんに近寄ると「サワッテミロ」のサイン。
従順なボクは、ソレを熱烈？に触ってみた。
具体的に言えば、カップの下の部分を親指と人差し指で挟むように・・・。
フニフニ？フワフワ？とっても柔らかいイイ感触だった。
・・ふ～ん・・なるほどネ、外から触っても生パイみたいな手触りを・・・、違ッ！、・・・・これって嵩上げじゃぁっ！、・・・あッ！これも、・・・これも、・・・これも、・・・・こ、これもぉ？、・・・・これもかぁ～！、・・・・これって詐欺じゃん、ズルッ！。
驚嘆してるボクを見て、そんなことも知らんかったのかという表情のカミさん。
それでもボクは言わずにいれなかった。告げぐち口調だったかもしれない。
「ズルブラ、ズルブラだけん、これっ！」
カミさんは諭すように言った。
「女性はみんな悩んどるとよ」


エッ！？カミさんはどうかって？
悩める一人のはず・・・・です。