以前に、糸を先染めをしてから、織物をしたいという記事を私のブログに載せていました。
http://blog.goo.ne.jp/hiraipotter/d/20061028
先染めした糸を枠に巻き付けて、いつでもできるようにしていたのですが、今回は今までの無地ではなくチェックに挑戦ということで、躊躇してしまって、なかなか進みませんでした。
経糸を張れれば後は簡単という気でいましたので、経糸張りを学校の外部講師の織物の先生に教えてもらいました。糸をどうやって替えるのか?どこで結んだらよいのか?教えてもらいました。糸と糸を結ぶ結び方にもコツがあるみたいです。
独力でしていたら、やっぱりまちがっていましたね。
チェックになるように、金属の棒付近で、糸を切り替えていきます。
完成したとき、切る部分なので、結び方は荒っぽくても大丈夫です。
テーブルセンターなので、長さは60センチくらいの物ですが、最初と終わりに切り取られる部分も考えて1メートルで張っていきました。
そして、整経がやっぱり大変です。ぱっちんと経糸を棒に固定するまでは丁寧にしないとという感じです。
私は、これが、一番苦手です。
横糸は、お試しソフトを使ってプリントアウトした出来上がり予想図を見て、切り替えていきました。
ちょっと、センターからずれてしまって、その分、糸の張りが均一ではなく、端がうまくそろいませんでしたが、やっと出来上がりました。
藍色は藍、赤色はインド茜、黄色は鬱金で染めています。
はっきりした色合いにしたかったので、こんな作品になりました。ちょっと、はっきりしすぎて、ぎすぎすした感じですが試作品としては、満足しています。
前回、チェック柄のテーブルセンターに初めて取り組んだことを日記に書きましたが、まだまだ、糸が余っていますので、違う色合いも見たかったこともあって、チェック柄のテーブルセンター第二弾を作りました。
前回は、藍染の藍色が中心でしたが、今回は草木染(インド茜)のピンク色が中心になりました。
糸の減り具合からのバランスでいうと、第三弾は草木染(鬱金)の黄色が中心となりますが、たとえば、毛糸で織れば、マフラーにも応用できます。毛糸を買ってきてチェックのマフラーにチャレンジしてもよいかなと思っています。
はずかしいですが、事前研究の具体物作りということで、男のマフラーにチャレンジしようかなと思っています。
今回の整経(経糸をセット)は、自分一人でできたので、これで、なんとか、やっていけそうです。
最終的には、日本的な渋い色も作っていきたいです。
例えば丹波布みたいな、藍の藍色、水色(染め時間を変えて色の調節)と刈安の黄色と茶色(媒染剤を替えて色の調節)、そして何もしていない生成の色のチェックにチャレンジしていきます。