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トリマーを使って、くりぬき額をつくる。

2007年08月24日 | 藍染

一枚板を使ったくりぬき額を、以前に、春日工房さんに教えてもらって、作りました。

Dscf0001_12 そのときは、 のみとカンナと紙ヤスリだけで、面を取って磨いていきました。

その時のブログ記事です。

Dscf0016_6  その時の、裏側です。オレンジ色のベニヤを生徒に分かりやすいように貼りました。その時は、額縁に段差はつけずに、後ろから貼ったベニヤで段差をつけました。この方法も生徒にはしやすいかなと思いました。次回はトリマーを使って、額縁に溝を掘り、段差をつけて、後ろからふたをしたいと考えていました。

Dsc02238 さて、今度は、2学期の美術の授業で生徒にさせたいので、もう一度、事前研究で作ってみました。今回は、初めてトリマーを使って、溝を掘ったり、面取りをしました。額縁らしく、後ろに埋め込みの溝を入れておいて、後ろから作品を入れ、板でふたがしたかったからです。

Dsc02242 まずは、ドリルで穴を開けておいて、電動糸のこぎりでくりぬいていきました。

Dsc02244 内側の板も、また、ランプシェードの台に加工して使いたいと思っています。

Dsc02245ジュンテンドーで、マイナーなメーカーのトリマーを6000円で買いました。簡単にできるかなと思っていましたが、はじめは使い方が思ったより難しく、うまくいきませんでした。

私が 注意書や取扱説明書をしっかり読んでいなかったためにこんなになってしまいました。

Dsc02247 慣れてくると、うまく溝が掘れるようになりました。

Dsc02248 のみを使って、角を90度にしました。あとで、ふたがしやすいようにです。

また、ガラスか硬質プラスチックなどを入れたりするときに細工がしやすいようにです。

Dsc02251うしろから、板でふたができるようになりました。

はじめから、はがきサイズとか、何とかサイズに決めておけばよかったのですが、今回は木のサイズに合わせて適当にしました。

Dsc02254また、サンダーを使って、角をさらに丸みを出してみました。サンダーは学校にありましてそれを使わせてもらいました。
トリマーとサンダーでけっこうなめらかな線ができました。

Dsc02256  紙ヤスリで、磨いていきました。木目に沿って磨くこととだんだん細かい目の紙ヤスリにしていくことを心がけました。

今回は、生徒に、色々な電動器具を経験させてあげてみたい。そして、楽にできることを味合わせたいというのがあります。前回作っていて感じたのですが、のみとかカンナだけで、電動器具を使わない手の細工は、素朴で風合いが出て良い感じなのですが、時間がかかるのとちょっとむずかしいです。

Dsc02258 あとは、表面に塗装をしたいのですが、クリアの水性ニスを買ってきて、塗ってみました。
できれば、漆もまた練習で塗ってみたいです。何も塗らない、無垢の感じもよいですね。また、茶色とか色つきで木目の良さも出せるニスもよいです。

Dsc00148 藍染の作品をはさんでみました。

麻の生地に、型染めで、糊を置いて、瀬崎のふるるファームから見える冠島と沓島を染めてみました。

色つきの油性ニスも試してみたのですが、朴の木には、木目がきれいなので、やっぱり、クリアなニスの方がむいているかなと思いました。

Dsc00162 一枚板でくりぬき額を完成させたのですが、プラスチック板を切って、ガラス代わりに、前にはめこみ、作品を入れて、後ろからトンボを回してふたをしました。また、つるせるように、わっかの部品とひもを取り付けて、壁にぶら下げてみました。
2学期の教材研究の事前学習が完了です。


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