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迷歩録  でば

2020-03-27 11:00:00 | 日記
  胡瓜植え  雨水待って  喜びや  水は天から  栄養地から

     
                                   ひのひら  ろくべえ


      今日は雨の夜明けに始まり、降り続いている。風も強く、肌寒さもついてくる。そんな

     南九州だが、夏野菜は順調に育っている。桜は名所大隅湖三分咲きといった所である。

      桜の開花が南だから早いのかというとそうでもない。九州では一番最後の開花となる。

     さくらと言えば、桜鯛が有名である。この桜鯛を裁く道具が出刃包丁ということになる。

     骨の固いタイの身も、一刀両断に切り裂くことができる。魚の調理には必需品である。

      この出刃包丁が一本あれば、魚料理はやりやすい、それでも手入れよく切れ味がよく

     なければ、大怪我をしてしまう。

      道具も手入れと使い手次第ではないだろうか。人間もまた個人の能力とその能力を活

     用する側の問題がある。

      近年よく社会問題になるのが、能力を活用する側、雇用者の資質の問題ではないだ

     ろうか。弱者と呼ばれる人を低賃金で採用し、困り果てた時にはその人達を解雇する、

     そのような経営手法で経営されている企業、会社は、今回のコロナ騒動で窮地に追い込

     まれているのではないだろうか。日頃の労働者に対する対応いかんで、労働者と共に

     企業維持に協力を得られるか、得られないかは、日々の特に右肩上がりの時の態度、対

     応によるのではないだろうか。

      出刃包丁を使う時だけ道具の詮索をするのでなく、日頃から手入れをして切れ味を保

     っていることで、値打ちがあるのである。優秀な人材を保つ方法も経営手腕ではないだ

     ろうか。それが経営者ということではないかと思う。

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